• 原口優馬
  • 小林哲也
  • 儀間義博
  • 田中義一
  • 道菅真
  • 嶋田佑介
  • 尾西健太
  • 玉井慎一郎

JPBAシーズントライアル2024スプリングシリーズ

2024年5月21日に岡山県瀬戸内市のコーシンボウルで開催された「JPBAシーズントライアル2024 スプリングシリーズ」は、プロボウラーにとって重要な位置付けの大会です。44名がエントリーし、激戦の末、原口優馬選手が見事優勝を果たしました。本記事では、大会結果や注目ポイントを振り返ります。



大会の概要

「シーズントライアル」はプロボウラーにとって技術向上と実績作りの場であり、予選、準決勝、決勝という段階を経て勝者が決定されます。今回の大会形式は以下の通りです。

  • 予選:44名が8ゲームを投球し、上位22名が準決勝進出。
  • 準決勝:22名が4ゲームを投球。12ゲームの総得点で上位8名が決勝へ。
  • 決勝:シュートアウト方式で優勝者を決定。


結果のハイライト

1位から8位までの選手と得点・賞金は以下の通りです。

順位選手名所属ポイント賞金(円)
1位原口優馬(株)チョープロ7285,000
2位小林哲也イリスボウル6161,200
3位儀間義博ラウンドワン&WAVE5540,800
4位田中義一(株)広島パークレーン4937,400
5位道菅真広島パークレーン4334,000
6位嶋田佑介防府ゴールデンボウル4030,600
7位尾西健太神戸ボウリング倶楽部3627,200
8位玉井慎一郎スポーツガーデン(株)3323,800

注目ポイント

  1. 原口優馬選手の躍進
    原口選手は準決勝を7位で通過しながらも、決勝で力強い投球を見せ優勝を手にしました。特に決勝ラウンドでは安定したスコアを記録し、トップシードの小林哲也選手を破るという劇的な展開を演出しました。

  2. 安定感を見せた小林哲也選手
    小林選手は予選、準決勝ともに高いアベレージを維持し、総得点でトップに立つ活躍を見せましたが、決勝であと一歩届かず2位となりました。

  3. 戦略的なゲーム展開
    決勝のシュートアウト方式では、戦略が重要です。特にシュートアウト1stマッチで8位通過から勝ち上がった原口選手の戦いぶりは、試合運びの巧妙さが光りました。

  4. 特別なプレイの達成
    今回の大会では、玉井慎一郎選手が「7-10スプリットメイド」を達成し、注目を集めました。このプレイはJPBA公認第189号として記録され、技術の高さを示しました。



まとめ

JPBAシーズントライアル2024 スプリングシリーズは、選手の実力と戦略がぶつかり合う熱い大会となりました。特に原口優馬選手の粘り強いプレイと勝利は、多くの観客に感動を与えました。この大会の結果は今後のトーナメントに向けて大きな示唆を与えるものであり、次回の開催にも期待が高まります。