第19回MKチャリティカップ予選終了
男子は藤永北斗、女子は飯田菜々が首位通過 男女各32名が準決勝へ

予選10ゲームが終了、勝負はいよいよ最終日へ

2026年9月17日、18日の2日間、京都府京都市のMKボウル上賀茂で行われた「チャリティオープンボウリングトーナメント 第19回MKチャリティカップ」は、男女の予選10ゲームを終了した。

今大会は、男子がプロ90名とアマチュア35名の計125名、女子がプロ90名とアマチュア25名の計115名で争われる。予選はA・Bの2シフト制で10ゲームを投球し、男女それぞれ上位32名が準決勝へ進出する方式だ。

予選首位は、男子が藤永北斗、女子が飯田菜々

藤永は10ゲーム2,423ピン、アベレージ242.30という高水準のスコアをマーク。女子では飯田が2,207ピン、アベレージ220.70でトップに立ち、アマチュアの田口みちるがわずか5ピン差の2位につけた。

そして9月19日の最終日は、準決勝5ゲームからスタートする。

予選10ゲームのスコアはそのまま持ち越されるため、ここから重要になるのは単純な順位だけではない。トップとの差、8位との差、そして1ゲームごとのピン差が、決勝ラウンドロビン進出を大きく左右していく。

 

男子は藤永北斗が2,423ピンで首位、アベレージ242.30の圧巻スコア

藤永北斗が前後半ともに高水準、47ピン差でトップ通過

男子予選で最も安定した強さを見せたのが藤永北斗だった。

前半5ゲームは221、289、214、256、225で1,205ピン。後半も259、232、226、265、236とスコアを積み重ね、1,218ピンを加算した。

結果は、10ゲーム2,423ピン、アベレージ242.30。

前半のアベレージが241.00、後半が243.60と、2日間を通してほとんどペースを落としていない点も際立っている。単発のビッグゲームだけに頼るのではなく、10ゲームを通して240アベレージを維持した安定感が予選首位につながった。

2位は斎藤祐太。

3ゲーム目にはパーフェクトゲームとなる300を達成し、10ゲーム2,376ピン、アベレージ237.60を記録した。

3位には2,367ピンの永野すばる、4位には2,327ピンの甘糟翔太が続いている。甘糟は後半5ゲームで1,217ピン、アベレージ243.40と大きくスコアを伸ばし、上位へ浮上した。

藤永と2位斎藤との差は47ピン。

準決勝は5ゲーム。1ゲームあたりで考えれば約9ピン強の差であり、決して決定的なリードではない。

藤永がリードを守るのか。それとも後続が一気に差を詰めるのか。

準決勝序盤から注目されるポイントになりそうだ。

 

男子はアマチュア勢が上位を席巻

今回の男子予選では、アマチュア選手の健闘も非常に目立った。

最上位は紺谷涼太の5位。10ゲーム2,303ピン、アベレージ230.30を記録した。

さらに原理人が2,293ピンで7位、長谷川星凪が2,291ピンで8位。10位には奥田大祐、11位に中江文義、12位に五月女瑛太が入り、トップ12のうち実に6名をアマチュア選手が占めた。

プロとアマチュアが同じ舞台で競うMKチャリティカップならではの展開であり、準決勝でもアマチュア勢がどこまで上位に食い込めるかは大きな見どころになる。

特に紺谷は、予選終了時点で首位藤永と120ピン差。

決勝ラウンドロビン進出圏となる8位以内にすでに入っているだけに、準決勝でのさらなる上積みに期待がかかる。

 

前半首位の安里秀策は14位、10ゲームの難しさが表れた予選

予選前半5ゲームで男子首位に立っていたのが安里秀策だった。

246、267、262、237、215と高得点を並べ、前半は1,227ピン、アベレージ245.40

しかし、後半は1,027ピン、アベレージ205.40となり、最終的には2,254ピンで14位となった。

反対に、大きく順位を上げた選手もいる。

斉藤琢哉は前半1,072ピン、アベレージ214.40で50位だったものの、後半は244、258、245、279、192の1,218ピン、アベレージ243.60を記録。一気に総合9位まで浮上した。

こうした順位変動からも、今大会では前半の勢いだけでは勝ち残れないことが分かる。

時間の経過とともに変化するレーンへの対応、使用ボールの選択、立ち位置や狙うラインの調整など、変化を早く察知して対応できるかどうかが、10ゲームという長い予選では重要になった。

 

男子準決勝進出ボーダーは2,175ピン

男子32位で準決勝進出を決めたのは大久保雄矢。

スコアは2,175ピン、アベレージ217.50だった。

31位の松田力也が2,178ピン、29位山本勲と30位熊沢颯がともに2,180ピン。

一方、33位の遠藤誠は2,165ピンだったため、準決勝進出を分けた差はわずか10ピンだった。

10ゲームを投げた合計が、最後には10ピン差。

一度のオープンフレーム、一投のカウント差が結果を左右する、厳しい予選となった。

 

女子は飯田菜々がトップ、田口みちるが5ピン差で追走

首位から5位まで31ピン、女子はさらに混戦

女子予選トップは飯田菜々。

10ゲームで2,207ピン、アベレージ220.70を記録した。

前半5ゲームは1,128ピン、後半5ゲームは1,079ピン。突出した一発というよりも、ゲームを通して大きく崩れなかった安定感が首位につながった。

しかし、2位との差はわずか5ピン。

アマチュアの田口みちるが2,202ピン、アベレージ220.20で続いている。

田口は前半5ゲームで1,136ピン、アベレージ227.20を記録して首位。後半も1,066ピンにまとめ、わずかな差で2位につけた。

3位は石田万音の2,184ピン。

後半5ゲームでは1,122ピン、アベレージ224.40をマークし、上位へ順位を上げた。

4位にはアマチュアの渡辺希哩、5位には内田雪月がともに2,176ピンで並んでいる。

1位から5位まで、その差はわずか31ピン。

準決勝は5ゲームしかないだけに、女子の上位争いは一投ごとに順位が入れ替わる可能性がある。

 

金子萌夏が37位から6位へ、後半5ゲームで大幅ジャンプアップ

女子予選で最も目を引く巻き返しを見せた一人が金子萌夏だった。

前半5ゲームは1,011ピン、アベレージ202.20で37位。

しかし後半は263、256、222、184、234とまとめ、1,159ピン、アベレージ231.80を記録した。

10ゲーム合計は2,170ピン。

前半37位から、最終的には総合6位まで一気に順位を上げた。

松永裕美も前半35位から大きく順位を上げている。

前半は1,014ピンだったが、後半に248、215、213、259、191で1,126ピン。最終的には2,140ピンとなり、10位で準決勝進出を決めた。

この2人の動きからも分かるように、前半で出遅れても、後半の5ゲームで展開は大きく変わる。

準決勝でも同様に、数ゲームの連続ストライクが一気に順位を変える可能性がある。

 

寺下智香、姫路麗、宇山侑花ら実績組も上位へ

女子の上位には実績豊富なプロも顔を揃えた。

寺下智香が2,155ピンで7位、姫路麗が2,149ピンで8位、宇山侑花が2,143ピンで9位、松永裕美が2,140ピンで10位。

現時点で決勝ラウンドロビン進出ラインとなる8位は姫路麗の2,149ピン。

一方、9位の宇山との差はわずか6ピン、10位松永との差も9ピンしかない。

つまり女子は、準決勝開始時点ですでに8位前後が完全な混戦状態にある。

さらにアマチュア勢では田口みちるが2位、渡辺希哩が4位、大久保幸江が23位、澤野澪が26位に入り、4名が準決勝へ進出した。

プロ・アマの垣根を越えた争いは、最終日も続いていく。

 

女子32位は崎山穂花、わずか5ピン差で明暗

女子の準決勝進出最後の枠となった32位は崎山穂花。

10ゲーム2,025ピン、アベレージ202.50でボーダーラインを守った。

31位の三上彩奈が2,029ピン、30位の宮田澄子が2,031ピン。

対して33位の根本遥は2,020ピンだったため、準決勝進出を分けた差はわずか5ピンだった。

10ゲーム、120フレーム近い戦いを経て、その差が5ピン。

一本のスペア、一投のカウントが最終順位を左右するボウリングの厳しさが、そのまま数字に表れた結果となった。

 

準決勝は5ゲーム、32名から一気に8名へ

大会最終日の9月19日は、男女各32名による準決勝5ゲームが行われる。

予選10ゲームとの通算15ゲームトータルピンで順位を決定し、上位8名だけが決勝ラウンドロビンへ進出する。

決勝ラウンドロビンでは8名による総当たり7ゲームにポジションマッチ1ゲームを加えた計8ゲームを実施。準決勝までのトータルピンを持ち越し、ボーナスポイントを加えた順位で上位3名を決定する。

そして最後は、男女それぞれ3名によるTV決勝ステップラダーで優勝者が決まる。

予選を首位で終えても、まだ優勝への道のりは長い。

とりわけ準決勝は5ゲームしかない。

32名から8名へ、一気に24名が脱落する短期決戦だ。

序盤の1ゲームで出遅れるだけでも順位は大きく変わる。その一方で、250、260とビッグゲームを続ければ、一気に数十ピンを縮めることもできる。

男子は藤永北斗が47ピンのリードを生かせるか。

女子は飯田菜々、田口みちる、石田万音ら上位陣がわずかな差の中でどのような戦いを見せるのか。

予選での順位以上に「現在何ピン差なのか」が重要になる最終日となる。

 

藤永北斗と飯田菜々が首位通過、真の勝負はここから

第19回MKチャリティカップは予選10ゲームを終了し、男子は藤永北斗が2,423ピン、アベレージ242.30、女子は飯田菜々が2,207ピン、アベレージ220.70で首位通過を決めた。

男子ではトップ12のうち6名をアマチュア選手が占め、女子でも田口みちるが首位とわずか5ピン差の2位につけるなど、プロとアマチュアが入り乱れる激しい予選となった。

また、男子の準決勝ボーダーは2,175ピン、女子は2,025ピン。男子は33位との差10ピン、女子はわずか5ピンという、最後まで目の離せない戦いだった。

大会は9月17日から19日までMKボウル上賀茂で開催。男女とも賞金総額は520万円、優勝賞金は150万円で、9月19日に準決勝、決勝ラウンドロビン、TV決勝ステップラダーが行われる。

予選10ゲームは、あくまで第一関門。

ここからは32名が8名に絞られ、さらに3名だけがTV決勝へ進む。

首位でスタートする選手がそのまま逃げ切るのか。予選後半に調子を上げた選手が一気に上位へ浮上するのか。そしてアマチュア勢がどこまで優勝争いに食い込んでくるのか。

第19回MKチャリティカップは、いよいよ最も緊張感の高い最終日を迎える。

男子予選10G 上位32名

順位選手名所属10G合計AVG
1藤永 北斗N&KCo.,Ltd./サンブリッジ2,423242.30
2斎藤 祐太株式会社ボウルスター2,376237.60
3永野すばるフリー2,367236.70
4甘糟 翔太江の島ボウリングセンター2,327232.70
5紺谷 涼太MKボウル上賀茂2,303230.30
6畑 秀明フリー2,295229.50
7原 理人アソビックス2,293229.30
8長谷川星凪アソビックスかにえ2,291229.10
9斉藤 琢哉伊勢原ボウリングセンター2,290229.00
10奥田 大祐マグスミノエ2,273227.30
11中江 文義MKボウル上賀茂2,273227.30
12五月女瑛太浦和スプリングレーンズ2,263226.30
13藤井 信人ITカンファー(株)/HI-SP2,263226.30
14安里 秀策(株)コロナワールド2,254225.40
15立花 仁貴洛陽総合高等学校2,251225.10
16江川 司(株)GENDA GiGO Entertainment2,246224.60
17山口 直矢アルプラザボウル亀岡2,246224.60
18倉持 悠人大学ボウル2,236223.60
19川嵜 亮太MKボウル上賀茂2,235223.50
20太田 隆昌青山スポーツガーデン/サンブリッジ2,228222.80
21福原 尊(株)コロナワールド2,219221.90
22ブライアン・グリーンウッドSTEEL SPORTS2,212221.20
23日置 秀一フリー2,210221.00
24藤村 隆史(株)コロナワールド2,193219.30
25佐藤 貴啓ドリームスタジアム太田/(株)ボウルスター2,186218.60
26北原 泰輔(株)コロナワールド2,183218.30
27井口 遼太MOTIV Bowling Products2,182218.20
28羽ヶ﨑匠海(株)ボウルスター2,181218.10
29山本 勲ABS2,180218.00
30熊沢 颯高尾スターレーン2,180218.00
31松田 力也(株)グランドボウル/ABS2,178217.80
32大久保雄矢WAVE34/プロショップエム2,175217.50

女子予選10G 上位32名

順位選手名所属10G合計AVG
1飯田 菜々サンスクエアボウル2,207220.70
2田口みちる名古屋グランドボウル2,202220.20
3石田 万音アルゴセブン/HI-SP2,184218.40
4渡辺 希哩ステーションボウル新田辺2,176217.60
5内田 雪月フリー2,176217.60
6金子 萌夏相模原パークレーンズ2,170217.00
7寺下 智香神戸六甲ボウル/サンブリッジ2,155215.50
8姫路 麗フリー2,149214.90
9宇山 侑花桃園シティボウル/ABS2,143214.30
10松永 裕美ABS2,140214.00
11桑藤 美樹(株)スポルト/ABS2,125212.50
12濱﨑りりあ桜ヶ丘ボウリングセンター2,111211.10
13丹羽由香梨カニエJAPAN・アソビックス/HI-SP2,110211.00
14鶴井 亜南N&KCo.,Ltd./ABS2,105210.50
15坂倉にいなカニエJAPAN・アソビックス2,102210.20
16前土佐 澪Re工房KAWAZU2,093209.30
17横山 実美平和島スターボウル2,092209.20
18岩見 彩乃ITカンファー(株)/サンブリッジ2,091209.10
19坂野ニイナジョイナスボウル2,084208.40
20太 琳華(株)グランドボウル/(株)ボウルスター2,080208.00
21井﨑 寛菜勝田パークボウル/サンブリッジ2,076207.60
22安藤 瞳東名ボール2,062206.20
23大久保幸江エムボウル2,054205.40
24霜出 佳奈サンスクエアボウル/HI-SP2,053205.30
25久保田彩花相模原パークレーンズ2,048204.80
26澤野 澪ラウンドワン京都伏見店2,048204.80
27名和 秋(株)コロナワールド2,048204.80
28近藤 菜帆ALSOK愛知株式会社/HI-SP2,039203.90
29幸木百合菜相模原パークレーンズ2,033203.30
30宮田 澄子プロショップ・エム エムボウル2,031203.10
31三上 彩奈(株)Star Like/STAR LIKE BOWL2,029202.90
32崎山 穂花タチバナボウル2,025202.50

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