新作ボール7モデルが続々登場
EJタケット4年連続年間最優秀選手など最新ボウリングニュース

記事に入る前に、音声による要点解説をお聞きいただくと、内容が一段と理解しやすくなります。

要点音声解説

本要点音声解説は、「ZVL Bowling」掲載の動画内容をGemini Notebook を用いて生成したものです。

新製品、PBA、配信環境まで大きく動いたボウリング界

2026年9月、ボウリング界では新作ボールの発表、PBA年間最優秀選手の決定、新たな地域大会シリーズのスタート、さらにライブ配信環境の拡大と、注目すべきニュースが相次いでいる。

特にボール市場の動きは活発だ。

Hammer、Ebonite、Roto Grip、900 Globalなどから複数の新製品が発表され、今回取り上げられたニューモデルだけでも7モデルにのぼる。さらにMOTIV Forge Fuelも発売され、プレイヤーにとってはバッグの構成を見直す選択肢が一気に増えるタイミングとなった。

一方、PBAではEJタケットが2026年のPlayer of the Yearに正式決定。これで4年連続の受賞となり、近年のPBAを象徴する存在として改めてその強さを示した。

さらに、2027年のPBAツアーを目指す選手にとって重要な新ルートとなる「PBA Elite Series」もスタートしている。

そして競技そのものだけでなく、無料でライブボウリングを視聴できる機会が拡大していることも見逃せない変化だ。

今回は、新作ボールの特徴からPBAの最新動向、ライブ配信の変化まで、2026年後半のボウリング界で起きている重要な動きを詳しく整理していく。

 

新作ボール、PBA、配信環境に見る2026年後半の変化

Hammer「Zero Mercy Hybrid」登場 強いシャイニーボールという新たな選択肢

今回発表された新作の中でも、特に注目を集めているのがHammerの「Zero Mercy Hybrid」だ。

Zero MercyシリーズではすでにSolidとPearlが展開されているが、Hybridはその中間に位置するモデルとして登場する。

紹介されている内容を見ると、Zero Mercy HybridはSolidほど早い段階から強くレーンを捉えるタイプではなく、Pearlほど手前を長く走らせる方向にも振り切っていない。

SolidとPearlの中間に位置しながら、ややPearl寄りの動きを持つモデルと考えると分かりやすい。

最大の特徴は、光沢仕上げでありながら非常に強いカバーストックを採用していることだ。

内容では、現時点で市場に存在するシャイニー系ボールの中でも非常に強い部類に入るモデルとして紹介されている。

一般的に光沢仕上げのボールは、レーン手前の摩擦を抑えながらオイルゾーンを進み、ブレークポイント付近から強く反応する。

しかしZero Mercy Hybridの場合、そこにZero Mercyシリーズらしい強いカバー性能が組み合わされている。

そのため、単純な「走って切れるボール」ではなく、オイルへの対応力を持ちながら、レーン後半までエネルギーを残せる強いシャイニーボールという立ち位置になりそうだ。

特に相性が良いとされるのが、スピードドミナントタイプである。

球速が強いプレイヤーの場合、弱いボールでは十分にレーンを読まず、そのままピン方向へ抜けてしまうことがある。

Zero Mercy Hybridのような強いカバーであれば、スピードがあってもボールがレーンを捉えやすくなる。

一方、回転量が非常に多いプレイヤーの場合は注意が必要だ。

回転量が多いところへ強いカバーが加わると、ブレークポイントまで到達する前にボールが大きく反応してしまう可能性がある。

つまり、Zero Mercy Hybridは単純に「強いボールが欲しい」という理由で選ぶのではなく、自分の球速と回転量のバランスを考えたうえで選びたいモデルといえる。

 

Zero Mercy Tour Tour系の安定感とバックエンドの動きを両立

Zero Mercy Hybridと並んで高い注目を集めているのが「Zero Mercy Tour」だ。

近年のHammerでは、Obsession Tour、Envy Tour、Effect Tour、Black Widow Tourなど、代表的なシリーズに「Tour」の名前を冠したモデルを投入してきた。

こうしたTour系モデルに共通する特徴は、単純な最大フックではない。

重要なのは、早い段階からレーンを読みながら、奥で暴れすぎない安定したボールモーションにある。

競技用の難しいコンディションでは、ブレークポイントで急激に方向を変えるボールより、レーン全体を使って滑らかに曲がるボールのほうがラインを読みやすいケースが多い。

Zero Mercy Tourも、基本的にはその方向性を受け継いでいる。

コアはEnvy TourやObsession Tourと同系統のものが使われているとされ、完全な新設計というわけではない。

一方、カバーストックにはZero Mercy Solid、Pearl、Hybridの要素が取り入れられながら、HK22を使用しない構成になっていると説明されている。

その結果として狙われているのが、手前からしっかりレーンを読みながら、バックエンドでは過剰に反応しない動きだ。

ただし、今回のZero Mercy Tourには従来のTour系モデルとは少し異なる特徴がある。

Envy Tourと比較すると、同じように早い段階から動き始める一方で、レーン後半ではZero Mercy Tourのほうが少し速く方向を変えるとされている。

この違いは非常に重要だ。

従来のTour系ボールはスポーツコンディションでは高い安定感を発揮する反面、一般的なハウスコンディションでは奥の動きが弱く感じられることがあった。

ハウスコンディションでは外側に摩擦があり、内側にはオイルが多いことが一般的だ。

この環境では、ある程度バックエンドで角度を作れなければ、ポケットへの入射角が不足し、コーナーピンが残りやすくなる。

Zero Mercy Tourは、Tour系ならではの読みやすさを残しながら、ハウスコンディションでも使いやすい程度のバックエンドリアクションを加えたモデルと考えることができる。

これは競技志向のプレイヤーだけでなく、リーグ戦を中心に投げるプレイヤーにとっても興味深いポイントだ。

価格は195ドルと決して安くはないが、Zero Mercyシリーズの人気とHammerのTourラインへの支持を考えれば、今後レーン上で目にする機会は増えていきそうだ。

 

Ebonite「The Great One」 最大フックよりも実戦的な扱いやすさへ

Eboniteから登場する「The Great One」も、今回の新作の中で注目したいモデルだ。

The Oneシリーズは長い歴史を持つシリーズで、Brunswick傘下で復活してからも複数のモデルが展開されてきた。

過去のThe One EncoreやRemixでは、大型コアと高いディファレンシャルによる大きなフレアが特徴だった。

しかし、その強さゆえにレーン手前でボールが動きすぎたり、全体的に重たいモーションになったりするケースもあり、必ずしも万人向けとはいえなかったと説明されている。

その後に登場したPearl版のOne Reverbでは、ハウスコンディションでの扱いやすさが評価された。

そして今回のThe Great Oneは、再びSolidタイプとして登場する。

ただし、単純に過去モデルの方向へ戻ったわけではない。

カバーストックが調整され、従来よりもレーン後半で動きやすい性格が与えられている。

表面は約3000グリットとされ、完全なマット系ボールほど早く摩擦を拾わず、ある程度レーン中盤までボールを運ぶことを意識した設定になっている。

ここがThe Great Oneの重要なポイントだ。

近年は非常に強いカバーストックを搭載したハイエンドモデルが増えている。

しかし実際のリーグ戦では、常に最大級のフックポテンシャルが必要になるわけではない。

むしろ強すぎるボールは、レーン手前でエネルギーを消費しすぎ、ピン前で動きが弱くなることもある。

その点、The Great Oneは強さを持ちながらも、実戦で扱いやすいゾーンを狙ったモデルと考えられる。

「最も強いボール」ではなく、「多くの場面で使える強いボール」を求めるプレイヤーにとって、興味深い選択肢になりそうだ。

さらに価格は約160ドル。

200ドル前後のモデルが珍しくなくなっている現在では、比較的導入しやすい価格設定も魅力になる。

 

Turbo X Pearl 「弱すぎない弱めのボール」という重要なポジション

Eboniteからは「Turbo X Pearl」も登場する。

派手な新技術を前面に出したモデルではないが、ボールラインナップ全体で考えると非常に重要な位置を担う。

Turbo X Pearlは、Turbo X Solidのパール版だ。

Solidよりも手前の摩擦を抑え、レーン後半では明確なリアクションを出しやすい性格になっている。

特徴は、エントリークラスのリアクティブより強く、中間クラスのパールリアクティブより弱いという立ち位置だ。

紹介ではDanger Zone、Fury、Vibeなどより上に位置しながら、Warning Alert、GB5 Pearl、Stealth Mode Hybridなどより下の強さになると説明されている。

このポジションは、一見すると地味だが非常に重要である。

ある程度ボウリングを続けているプレイヤーの場合、エントリークラスではレーン後半の動きが不足することがある。

しかし一方で、中間以上のパールリアクティブを使用すると、ゲーム後半の乾いたコンディションではバックエンドが強すぎるケースもある。

そこで必要になるのが、「弱いけれど、弱すぎないボール」だ。

Turbo X Pearlはまさにその役割を担う。

価格も150ドルと比較的抑えられているため、ゲーム後半のドライコンディション用や、ボールを一段階弱くしたい場面での選択肢として面白い。

派手さはなくても、バッグ全体を完成させるためには重要な一球になる可能性がある。

 

Black Widow Spare Plus 「スペアボールなのに曲がる」という特殊性

Hammerから登場する「Black Widow Spare Plus」は、今回の新作の中でもかなり特殊な存在だ。

外観は白一色。

カバーストックにはプラスチックを採用しているが、内部にはBlack Widowシリーズの強いコアが搭載されている。

一般的なスペアボールは、できるだけ曲がらず真っ直ぐ進むことを目的としている。

そのため、シンプルなコア構造を採用するケースが多い。

しかしBlack Widow Spare Plusは、強い非対称コアを搭載することで、通常のスペアボールよりもレーン上で動く可能性がある。

つまり、これは単純な「10番ピンを取るためのボール」とは少し違う。

回転量が非常に多いプレイヤーや、球速が低く通常のリアクティブでは曲がりすぎてしまうプレイヤーが、ボールの動きを抑えながら投げたい場面で活用できる可能性がある。

一方、本当に真っ直ぐ投げるスペアボールだけを求めるのであれば、通常のプラスチックボールのほうが分かりやすい選択になる。

価格も150ドルと、一般的なスペアボールと比較するとかなり高い。

さらに注意したいのがオイルだ。

プラスチックカバーはリアクティブのようにオイルを吸収しないため、表面にオイルが残りやすい。

そのため、投球ごとにシャミーなどでしっかり拭き取る必要がある。

また、表面についたオイルをレーン奥へ運びやすいため、コンディション変化そのものに影響を与える可能性がある点にも注意したい。

万人向けのボールではない。

しかし用途を理解したうえで使えば、他のボールでは代用しにくい特殊な役割を持つ一球になりそうだ。

 

Brunswick系5モデルは9月17日に一斉発売

Zero Mercy Hybrid、Zero Mercy Tour、The Great One、Turbo X Pearl、Black Widow Spare Plusの5モデルは、9月17日に発売される予定とされている。

Brunswickでは2026年から、新製品を発表してから比較的短期間で市場へ投入するサイクルを採用しているという。

今回も発表から約9日後に発売される流れとなっている。

発表から発売までの期間が短ければ、ユーザーの関心が高い状態のまま製品を市場へ送り込むことができる。

一方で、複数モデルが一度に登場することで、話題が特定の製品へ集中する可能性もある。

今回でいえばZero Mercyシリーズへの注目が非常に高く、Turbo X Pearlのようなモデルは性能に問題がなくても話題の中心になりにくい。

だからこそ、ボール選びでは人気だけを見るのではなく、「そのボールが自分のバッグのどこに入るのか」を考えることが重要になる。

 

Roto Grip「Perfect Gem」 Gem復活でも単純な再現ではない

Roto Gripからは「Perfect Gem」が発表された。

Gemシリーズの復活という点で大きな注目を集めているが、オリジナルのGemをそのまま復刻したモデルではない。

Perfect Gemでは、従来よりも弱めのカバーストックを採用し、さらにStormのAIコアテクノロジーを取り入れている。

ここで使われるAIは人工知能を意味するものではなく、Storm独自のコア設計に関する名称として紹介されている。

この設計によってRGをやや高くしながらディファレンシャルも高めることで、フレア量を確保しつつ、レーン手前では少し進みやすい性格になっている。

さらに新しいER1カバーストックも採用された。

従来のGemシリーズでは非常に早くレーンを読む強いカバーが特徴だったが、Perfect GemではNanoを使用していないとされる。

そのため、名前から想像するほど極端に早いボールではなく、Gemシリーズらしい強さを残しながら、扱いやすさを高めたモデルになっている可能性がある。

強いソリッドボールが欲しい。

しかし、最上位クラスほど早く反応してほしくない。

Perfect Gemは、そうしたプレイヤーにとって興味深いポジションになるだろう。

 

900 Global「Portal」 高RG・高ディファレンシャルという異色の組み合わせ

今回登場する新作の中でも、設計面で特にユニークなのが900 Globalの「Portal」だ。

Portalは、高RG・高ディファレンシャル・強いカバーストックという珍しい組み合わせを採用している。

15ポンドではRG2.59とされ、一般的なリアクティブボールの中では非常に高い数値だ。

RGが高いボールは、基本的に回転軸が起き上がるタイミングが遅くなる。

つまり、レーン手前から中盤では前方向へのエネルギーを維持しやすく、ブレークポイント付近で本格的に動き始める。

しかしPortalには高いディファレンシャルも与えられている。

そのためフレア量もしっかり確保され、単純な「走るだけのボール」にはならない。

さらにRB92という強いカバーストックが組み合わされている。

この組み合わせによって、奥までエネルギーを温存しながら、必要なところでは強くレーンへ反応する独特のボールモーションが期待される。

これまでのボールラインナップではあまり見られなかった設計だけに、実際のレーン上でどのようなポジションを確立するのかは非常に興味深い。

価格は210ドル。

新しいコアとカバーの組み合わせであるため、性能だけでなく市場でどこまで支持されるかも注目点になる。

Perfect GemとPortalは10月2日の発売予定とされており、発売前のボールデモで試投できる機会も用意されているという。

 

MOTIV Forge Fuel トーナメントで力を発揮する強力なシンメトリック

MOTIVからはForge Fuelが9月16日に発売される。

このモデルは強いカバーストックと強力なシンメトリックコアを組み合わせた、全体的に早く強くレーンを読むタイプだ。

そのため、一般的なハウスコンディションよりも、オイル量が多く難度の高いトーナメントコンディションに向いたモデルとして紹介されている。

特にスピードドミナントタイプにとっては、強い球速でもボールをしっかりレーンに噛ませるための選択肢になりそうだ。

一方、回転量が非常に多いプレイヤーの場合は、早い段階で動きすぎる可能性もある。

すでにEJタケットがウィスコンシン州で開催された賞金5,000ドルの大会でForge Fuelを使用して優勝したことも紹介されている。

発売直後から実戦で結果を残している点でも注目される一球だ。

 

EJタケットが2026年Player of the Year 4年連続、通算5度目

PBAでは、EJタケットが2026年のPlayer of the Yearに正式決定した。

得票率は86%。

これでタケットは4年連続、通算5度目の年間最優秀選手となった。

年間最優秀選手を一度獲得するだけでも簡単なことではない。

PBAでは、一大会だけで突出した成績を残すだけではなく、長いシーズンを通して高いパフォーマンスを維持することが求められる。

そのタイトルを4シーズン連続で獲得しているという事実は、タケットがここ数年のPBAにおいて圧倒的な安定感を見せていることを示している。

タケットは現在34歳。

すでに殿堂入り資格を持ち、近年はメジャー大会でも継続的に結果を残していると紹介されている。

今回の受賞によって、現在のPBAを代表する選手の一人として、その存在感はさらに強まったといえる。

なお、Rookie of the Yearについては、この時点ではまだ正式発表されていない。

 

PBA Elite Series始動 地域大会からPBAツアーへ続く新ルート

2026年後半には、新たなシリーズである「PBA Elite Series」もスタートした。

このシリーズは、2027年のPBAツアーへの出場機会を得るための新しいルートとして行われている。

全21大会が開催され、条件を満たした選手が年末のRPIへ進出。

さらに、そのRPIで上位3名に入った選手がPBAツアーへの出場権を獲得する仕組みとなっている。

つまり、トップツアーの外側にいる選手にとって、地域大会からPBAツアーへとつながる明確なステップが用意されたことになる。

最初の大会はペンシルベニア州ベツレヘムで開催された。

優勝したのはPhilip Drum。

Drumはアドバンサーラウンド進出時点では8番手付近だったものの、日曜日に順位を上げ、最終的にトップへ浮上した。

優勝賞金1万ドルを獲得するとともに、RPIへの進出を決めたとされている。

2位にはAlex Hortonが入ったが、既存のPBAツアーポイントに関する条件によってRPIの対象外となっている。

そのため、単純に各大会の上位選手がそのままRPIへ進むわけではなく、資格条件を含めて順位を見る必要がある。

 

シニア部門も開催 合計108人が参加

同大会ではシニア部門も実施された。

優勝したのはRobert Mautner。

賞金5,000ドルを獲得するとともに、Senior RPIへの出場権を手にした。

参加者は通常部門82人、シニア部門26人で、合計108人。

大会は満員、もしくはそれに近い参加状況だったと紹介されている。

この参加人数からも、PBAツアーへの道につながるElite Seriesに対する関心の高さがうかがえる。

トップツアーに進むためのルートが明確になれば、地域大会に出場する意味も大きくなる。

さらに賞金面でも優勝1万ドルという規模が設定されており、競技としての魅力も高い。

今後約2か月半にわたり各地でElite Seriesが続くとされており、ここから誰が年末のRPIへ進み、最終的にPBAツアーへの切符を手にするのかが大きな注目ポイントになる。

 

Bowling TVでライブボウリングを無料配信

競技面と並んで注目したいのが、ライブ配信環境の変化だ。

USBCとBowling TVの連携によって、年末までに12大会がBowling TVで配信されることが発表された。

Bowling TVは広告付きの無料サービスで、これまでも過去のボウリング中継を24時間視聴できるチャンネルとして展開されている。

今回、そこにライブ大会の配信が本格的に加わる。

しかもステップラダー決勝だけではない。

予選やマッチプレーを含めた競技の流れを無料で視聴できる大会が登場する。

対象には、21大会開催されるPBA Elite Regionalのうち6大会が含まれている。

さらにPWBA Regionalの4大会、12月のPWBA Regional Showdown、PBA RPIも配信される予定とされている。

これまでライブボウリングを見る場合、BowlTVなどの有料サービスを利用するケースが多かった。

もちろんBowlTVも引き続き存在するが、無料配信という選択肢が増える意味は大きい。

特に予選ラウンドは試合時間が長く、これまでコアなファン向けのコンテンツになりやすかった。

そこを無料で視聴できるようになれば、これまで競技ボウリングに触れる機会が少なかった層にもアクセスしやすくなる。

そして予選から試合を見ることで、決勝に進む選手だけではなく、より多くのプロボウラーを知るきっかけにもなる。

選手の認知度が高まり、大会そのものへの関心が高まれば、競技全体の価値向上にもつながる。

無料ライブ配信の拡大は、単なる視聴方法の変化ではなく、競技ボウリングの入口そのものを広げる動きと考えることができる。

 

2026年後半は「ボール・選手・ツアー・配信」が同時に変わる

今回のニュースを整理すると、2026年後半のボウリング界では、複数の大きな変化が同時進行していることが分かる。

ボール市場ではZero Mercy Hybrid、Zero Mercy Tour、Perfect Gem、Portalなど、単純な「強い」「弱い」だけでは説明できないモデルが増えている。

レーンのどこで動き始めるのか。どこまでエネルギーを残せるのか。どの程度滑らかに方向転換するのか。

ボール性能はより細分化され、自分の球質やコンディションに合わせて選択する重要性はこれまで以上に高まっている。

競技面では、EJタケットが4年連続のPlayer of the Yearを獲得。

一方ではPBA Elite Seriesがスタートし、次の世代がトップツアーへ進むための新しい道も作られ始めた。

さらにBowling TVによる無料ライブ配信の拡大によって、競技を見る側の環境にも大きな変化が生まれている。

つまり現在のボウリング界では、「投げる」「競う」「見る」という3つの要素が同時に進化している。

新作ボールの中からどのモデルが定番として残っていくのか。

Elite Seriesからどの選手がPBAツアーへ進むのか。

そして無料ライブ配信という新しい流れが、今後どこまで定着していくのか。

2027年シーズンを前にした2026年後半は、これからのボウリング界の方向性を占う重要な期間になりそうだ。

ボウラーズ・マート

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