第19回MKチャリティカップ、9月17日開幕
男女トッププロが京都・MKボウル上賀茂に集結
京都で始まる3日間の熱戦 第19回MKチャリティカップ
JPBA公認大会「第19回MKチャリティカップ」が、2026年9月17日(木)から19日(土)までの3日間、京都府京都市のMKボウル上賀茂で開催される。
MKグループが主催し、京都市、京都府、JAPAN BOWLING、京都府ボウリング連盟、日本ボウラーズ連盟、日本ボウリング場協会などが後援。大会には男子プロ90名、女子プロ90名に加え、男子アマチュア35名、女子アマチュア25名が出場予定となっている。
男女それぞれ予選から準決勝、決勝ラウンドロビン、そしてTV決勝ステップラダーまで戦い抜き、3日間を通じて王者を決定する。
さらに、この大会の大きな特徴が「チャリティ」を掲げていることだ。
大会収益の一部に加え、JPBAや協賛各社から寄せられるチャリティ金は、障がい者福祉の向上に役立てられる。トップレベルの競技ボウリングと社会貢献を結びつけた大会として、長く開催されてきたMKチャリティカップ。
2026年大会でも、京都を舞台に男女トッププロたちによる熱戦が繰り広げられる。
予選10ゲームから始まるサバイバル 最後は1ゲーム決戦へ
男子125名、女子115名が予選に挑む
大会は9月17日の男女予選からスタートする。
男子はプロ90名とアマチュア35名の計125名、女子はプロ90名とアマチュア25名の計115名が出場予定。
A・Bの2シフトに分かれて予選10ゲームを投球し、そのトータルピンによって男女それぞれ上位32名が準決勝へ進出する。
9月17日に予選前半5ゲーム、18日に予選後半5ゲームが行われるため、初日の好スタートだけで勝ち上がれる大会ではない。
コンディションの変化を読みながら、2日間にわたってスコアを積み重ねていく必要がある。
ビッグゲームを出す力と同時に、大きく崩れない安定感が求められる予選と言えるだろう。
特に長丁場のトーナメントでは、同じラインを投げ続けるだけでは対応できない場面も増える。
レーン変化を見極める力、ボールチェンジのタイミング、立ち位置やターゲットの調整など、選手それぞれの対応力が順位に大きく影響しそうだ。
準決勝は5ゲーム 32名からわずか8名へ
大会最終日の9月19日は、男女各32名による準決勝5ゲームから始まる。
ここでは予選10ゲームのスコアを持ち越し、通算15ゲームのトータルピンで男女それぞれ上位8名を選出する。
つまり、予選を突破しても安心できる余裕はほとんどない。
準決勝はわずか5ゲーム。
短いゲーム数の中で32名から8名まで一気に絞り込まれるため、序盤のミスや連続オープンが最終順位に大きく響く可能性がある。
一方で、ストライクを重ねてビッグゲームを作ることができれば、一気に順位を上げることも可能だ。
長期戦だった予選から、一気に緊張感の高い短期決戦へ切り替わる。
この競技展開の変化も、最終日の大きな見どころとなる。
ベスト8は総当たり ラウンドロビン8ゲームで上位3名を決定
準決勝を勝ち抜いた男女各8名は、決勝ラウンドロビンへ進出する。
ここでは8名による総当たり7ゲームとポジションマッチ1ゲームの計8ゲームを実施。
準決勝までのトータルピンを持ち込み、ボーナスポイントを加えながら順位を争い、最終的な上位3名がTV決勝ステップラダーへ進む。
このラウンドでは、単純に自分のスコアだけを追いかければいいわけではない。
目の前の対戦相手との勝敗やポイント差、順位争いを意識しながら投球する必要があり、通常のトータルピン競技とは違った駆け引きが生まれる。
そして最後に行われるポジションマッチでは、順位の近い選手同士が直接対決する。
TV決勝進出を懸けたボーダー付近では、1フレーム、1マークの差がそのまま明暗を分ける可能性もある。
技術だけでなく、プレッシャーのかかる状況で投げ切る精神力も問われる局面だ。
最後は1ゲーム TV決勝ステップラダー
長い戦いの先に待つのが、男女各3名によるTV決勝ステップラダーだ。
まず2位と3位の選手が1ゲームマッチを行い、その勝者が1位通過選手との優勝決定戦へ進む。
予選からラウンドロビンまでは多数のゲームを通して総合力が問われるが、最後はたった1ゲームですべてが決まる。
最終日は16時からTV決勝が行われる予定で、男子3位決定戦、女子3位決定戦、男子優勝決定戦、女子優勝決定戦の順で進行する。
ここまで積み重ねてきたゲーム数や平均点がどれほど高くても、最後の1ゲームでは関係ない。
スペアミスひとつ、ダブルかストライクか、わずかな投球の違いがタイトルを左右する。
長期戦を勝ち抜く強さと、1ゲームを制する勝負強さ。
その両方を備えた選手が頂点へ近づく。
男女それぞれ賞金総額520万円 優勝は150万円相当
今大会の賞金総額は、男子520万円、女子520万円。
男女とも優勝賞金は130万円で、さらにMKグループから20万円の優勝副賞が設定されているため、優勝者には計150万円相当が用意されている。
さらにプロ選手の優勝副賞として、男子優勝者には神戸トヨペット提供のトヨタ「ヤリスハイブリッド」、女子優勝者には日産自動車販売提供の日産「ノート e-POWER」が贈られる。
パーフェクトゲームにも賞金が設定されている。
TV決勝の優勝決定戦でプロ選手がパーフェクトを達成した場合は10万円、予選からTV決勝3位決定戦までのパーフェクトには5万円が贈られる。
タイトル争いだけでなく、300ゲーム達成の可能性も最後まで注目したいポイントとなる。
大会前日から豪華メンバーが登場
本戦前日の9月16日には、前日練習やボール登録に加え、前夜祭としてプロアマトーナメントとチャレンジマッチが予定されている。
プロアマトーナメントには、川添奨太、原口優馬、平岡勇人、西山翔悟、坂本就馬、姫路麗、寺下智香、近藤菜帆、久保田彩花、石田万音、中島瑞葵、霜出佳奈らが出場予定。
また、チャレンジマッチには緒方彩音、岩見彩乃、三浦美里、川田菜摘が出場予定となっている。
本戦前日から男女の有力プロが登場する豪華な大会スケジュールとなっている。
ボール持ち込みは6個まで ボール選択も重要な戦略に
競技面で注目したいのが、ボールに関する規定だ。
会場へのボール持ち込みは6個までに制限されている一方、登録は12個まで可能。
大会で使用・登録するボールは、大会前日のボール登録終了時までに「アプルーブリスト」に掲載されている必要がある。
また、ウレタンボールについても、JPBAが認めた適合ボールのみ使用可能で、このルールはアマチュア選手にも適用される。
各選手がどのようなボール構成を選び、限られた持ち込み数の中でどのように対応するのか。
競技ボウラーにとっては、選手たちのボール選択やライン取りも見逃せないポイントになるだろう。
観戦は1日2000円 競技中の写真・動画撮影は禁止
大会の入場料は1日2000円。
高校生以下は無料となるほか、対象となる障がい者手帳を提示した人、「きょうと子育て応援パスポート」を提示した家族についても入場無料となっている。
大会パンフレットは1冊500円で販売予定だ。
一般入場受付は9月17日、18日が9時30分から。最終日の19日は8時から開始される。
観戦時には注意点もある。
競技開始後に選手へサインやファンサービスを求めることや、競技フロアで選手との写真撮影を行うことは禁止。
さらにテレビ収録やライブ配信が行われるため、競技中のカメラ撮影・動画撮影も禁止されている。
ファンサービスは競技終了後や指定された場所で行われるため、選手が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を守りながら観戦したい。
大会の模様はスカイAで放映されるほか、JPBA LIVE公式チャンネルでのライブ配信も予定されている。
会場へ足を運べないファンにとっても、トップ選手たちの戦いをリアルタイムで追える大会となりそうだ。
総合力と勝負強さが問われる3日間
第19回MKチャリティカップは、予選10ゲームから始まり、準決勝5ゲーム、決勝ラウンドロビン8ゲーム、そしてTV決勝ステップラダーへと続く。
安定してスコアを積み重ねる力。
レーン変化に対応する力。
対戦相手との勝負を制する力。
そして最後には、1ゲームですべてを決める勝負強さまで求められる。
まさに、トーナメントボウラーとしての総合力が試される大会だ。
一方で、MKチャリティカップは勝敗だけを目的とした大会ではない。
大会を通じて生まれたチャリティ金が障がい者福祉の向上につながるという、競技ボウリングと社会貢献を結びつけた大会でもある。
2026年9月17日から19日まで、舞台は京都・MKボウル上賀茂。
多数の選手が挑む予選を突破し、32名、8名、そして3名へ。
最後のステップラダーまで勝ち残り、第19回MKチャリティカップの頂点に立つのは誰なのか。
3日間にわたる熱戦に注目したい。