ジョン・ジャナウィッツが首位を拡大
PBA50ノーフォーク・クラシック予選2日目
平均240超えの安定感で独走態勢
2026年PBA50ノーフォーク・クラシックは予選2日目を終え、ジョン・ジャナウィッツが通算3,512ピン、プラス712で首位を守った。
初日ほどのハイスコアペースではなかったものの、2日目も7ゲーム平均で240を上回る好成績を記録。変化するレーンコンディションに対応しながら後半にビッグゲームを連発し、2位のパーカー・ボーン3世との差を166ピンまで広げた。
上位陣では、トム・ヘスが2日連続となるパーフェクトゲームを達成。アンドレス・ゴメスもこの日の最高ブロックスコアを記録するなど、最終日のマッチプレーに向けて有力選手が存在感を示した。
ジャナウィッツがレーン変化を攻略
14ゲーム合計3,512ピンで首位をキープ
ジャナウィッツが予選2日目に記録したスコアは、203、247、199、275、269、279、221。7ゲーム合計1,693ピン、平均約241.9という高水準の投球を見せた。
第3ゲームでは199と、この日唯一200点を下回ったものの、その後は275、269、279と3ゲーム連続で260点超え。一気にスコアを伸ばした。レーンの変化を察知してから修正するまでの速さが、首位をさらに固める大きな要因となった。
ジャナウィッツは試合後、自身の投球について「全体的にはかなり良いボウリングができた」と振り返った。一方で、この日は予想していた以上にボールが曲がるコンディションだったという。
「今日は少し曲がりが強く、それは少し意外でした。通常は逆の展開になることが多いからです。レーン手前から、より大きな角度を使う必要がありました。第3ゲームでコンディションが変化しましたが、その後は対応できました」
一時的にスコアを落としても、状況を冷静に分析し、投球ラインを素早く修正する。ジャナウィッツの強さは、単なる高得点だけでなく、高いレーン対応力にある。
最終日に向けて用具を細かく調整
予選2日目の投球を終えたジャナウィッツは、PBAトラックに用意されているボールや関連用具を確認した。
最終日は、フレッシュな38フィートのオイルパターンでスタートする。ジャナウィッツは、複数のボールについて表面加工をわずかに変更する可能性があるとし、残りのラウンドに向けて細部まで準備を進めている。
「この先に向けて、すべてをしっかり微調整した状態にしておきたい」
大差の首位に立っていても、最終日は一対一のマッチプレーが中心となる。予選で築いたリードが、そのまま勝利を保証するわけではない。短期決戦では、試合序盤のボール選択やレーンへの適応が勝敗を大きく左右する。
ジャナウィッツが用具の再確認を行ったのは、現状に満足せず、最終日も開始直後から最高の状態で投げるためだ。首位選手らしい慎重さと、タイトル獲得に向けた強い意志がうかがえる。
パーカー・ボーン3世が2位へ浮上
予選2日目には、パーカー・ボーン3世が通算3,346ピン、プラス546で2位に順位を上げた。
ボーン3世は、ここまでの14ゲームすべてで200点以上を記録している。大きく崩れるゲームがなく、長丁場の予選を通して抜群の安定感を維持した。
それでも、首位ジャナウィッツとの差は166ピンある。ボーン3世の成績自体は優勝争いに十分な内容だが、それ以上にジャナウィッツのスコアが際立っている状況だ。
ただし、最終日は累計ピン数だけを争う形式ではなく、ベスト・オブ・スリーによる対戦方式へ移行する。経験豊富なボーン3世にとって、一対一の勝負は流れを変える絶好の機会となる。予選で見せた安定感をマッチプレーでも発揮できるかが注目される。
トム・ヘスが2日連続のパーフェクトゲーム
上位争いで強烈な印象を残したのが、トム・ヘスだ。
ヘスは予選初日に300点のパーフェクトゲームを達成すると、2日目にも再び300点を記録。2日間で2度のパーフェクトゲームという圧巻の投球を披露した。
通算スコアは3,311ピン、プラス511。アンドレス・ゴメスと同スコアで3位タイにつけている。
一方のゴメスは、2日目の7ゲームで1,757ピンをマーク。平均251という驚異的な数字で、この日の出場選手中トップとなるブロックスコアを記録した。
予選全体ではジャナウィッツが大きくリードしているものの、単発のゲームや短いシリーズで爆発的な得点力を発揮できるヘスとゴメスは、マッチプレーで特に警戒すべき存在だ。
通算3,290ピン、プラス490を記録したジョン・ラコスキが5位に入り、上位争いに加わっている。
26位までがアドバンサーズラウンドへ進出
予選通過ラインとなったのは、26位のリッキー・シスラー。通算3,139ピン、プラス339で次のラウンドへの進出を決めた。
予選通過者は、木曜日午前9時、アメリカ東部時間に開始されるアドバンサーズラウンドで4ゲームを投球する。
このラウンド終了後、上位24人がベスト・オブ・スリー方式のブラケットマッチプレーへ進出。まず予選順位9位から24位までの選手による試合が、午後12時30分から行われる。
その勝者は、シード権を得ている上位8人とともにラウンド16へ進む。その後は勝者が次のラウンドへ進出し、ラウンド8で敗退した選手のうち最上位の選手が、ステップラダー決勝の第5シードを獲得する。
ステップラダー決勝は、アメリカ東部時間午後6時に開始予定。大会最終日の模様はBowlTVで配信される。
PBA50ノーフォーク・クラシック予選上位10人
1. John Janawicz, 3,512 total pinfall (+712)
2. Parker Bohn III, 3,346 (+546)
3. Tom Hess, 3,311 (+511)
4. Andres Gomez, 3,311 (+511)
5. Jon Rakoski, 3,290 (+490)
6. Mark Tarkington, 3,282 (+482)
7. Jeff Keller, 3,265 (+465)
8. Pete Dohan Jr., 3,256 (+456)
9. Tom Daugherty, 3,238 (+438)
10. Jerry Rich, 3,222 (+422)
首位ジャナウィッツに挑む実力者たち
予選2日目を終え、ジョン・ジャナウィッツは通算3,512ピンで首位を守り、2位との差を166ピンまで拡大した。
この日は予想以上にボールが曲がるレーンに苦しむ場面もあったが、コンディションの変化を素早く読み取り、後半には275、269、279とビッグゲームを連発した。高い得点力だけでなく、試合中の修正力と安定感を兼ね備えている点が、現在の独走につながっている。
一方、パーカー・ボーン3世は全14ゲームで200点以上を記録。トム・ヘスは2日連続のパーフェクトゲームを達成し、アンドレス・ゴメスはこの日の最高ブロックスコアをマークした。上位には、短期決戦で一気に流れをつかめる実力者がそろっている。
最終日は、累計スコアを競う予選から、一対一のブラケットマッチプレーへと舞台を移す。予選で築いた大差を生かしてジャナウィッツが頂点に立つのか。それとも、爆発力を持つライバルが短期決戦で逆転するのか。
フレッシュな38フィートのオイルパターンへの対応、用具選択、ゲーム中のレーン変化を読む力が勝敗の鍵となる。PBA50ノーフォーク・クラシックは、いよいよ優勝者を決める最終局面を迎える。
