スノッドグラスが首位発進!
U.S. Women’s Open初日で圧巻の1,898ピン

昨年の雪辱へ、スノッドグラスが理想的なスタート

女子ボウリング界のメジャー大会「2026 Go Bowling U.S. Women’s Open」が、インディアナ州インディアナポリスのRoyal Pin Woodlandで開幕した。木曜日に行われた予選初日を終え、首位に立ったのはミシガン州エイドリアン出身のジョーダン・スノッドグラス8ゲーム合計1,898ピンアベレージ237超という見事な内容で、長丁場の大会において大きなアドバンテージを手にした。

スノッドグラスは前週、オハイオ州コロンバスで開催されたProfessional Women’s Bowling Association Barbara Chrisman Classicで優勝したばかり。その勢いをそのまま今大会にも持ち込み、45フィートのオイルコンディションに対応しながら高スコアを積み重ねた。

U.S. Women’s Openは、技術、対応力、集中力、そして体力が問われる過酷な大会だ。テレビ決勝までに最大56ゲームを戦う可能性があり、序盤の出遅れは後半に大きな負担となる。だからこそ、初日に大きくスコアを伸ばしたスノッドグラスの首位発進は、単なる好スタート以上の意味を持つ。

昨年の同大会でスノッドグラスは、シンガポールのニュー・ホイフェンに敗れ、準優勝に終わった。あと一歩で届かなかったメジャータイトル。今年はその悔しさを胸に、再びグリーンジャケットを目指す戦いに挑んでいる。

 

上位は接戦、首位スノッドグラスを5ピン差で追うオブライアント

予選初日のスノッドグラスは、8ゲームを通して安定感と爆発力を兼ね備えた投球を見せた。合計1,898ピンというスコアは、平均にすると1ゲームあたり237ピン超のハイレベルな数字である。難しいレーンコンディションの中でこれだけのスコアをまとめたことは、今後のラウンドに向けて大きな自信になるはずだ。

試合後、スノッドグラスは初日の好成績について、「初日に良いブロックで始められると、残りの週のプレッシャーが軽くなる」と語った。大会はまだ始まったばかりとはいえ、出遅れを取り戻すために無理な展開を強いられることがないのは大きい。特にU.S. Women’s Openのような長丁場では、序盤にどれだけ余裕を作れるかが、その後の戦い方を大きく左右する。

ただし、スノッドグラスが独走態勢に入ったわけではない。2位にはジョージア州ボールグラウンドのアナリース・オブライアント1,893ピンで続き、首位との差はわずか5ピン。初日終了時点で、トップ争いは極めて僅差となっている。

3位タイには、ニューヨーク州スケネクタディのリズ・クールキンと、コロンビアのマリア・ホセ・ボーア1,868ピンで並んだ。さらに、ラトビアのダイアナ・ザブジャロワ1,861ピンで5位につけている。国際色豊かな選手たちが上位に顔をそろえ、今大会のレベルの高さを印象づける初日となった。

トップ10の顔ぶれも強力だ。ウクライナのダーシャ・コバロワ1,842ピンで6位、ミズーリ州ウェンツビルのローレン・ルッソ1,834ピンで7位、マレーシアのシン・リ・ジェーン1,808ピンで8位。9位には地元インディアナ州ホバートのマリッサ・ケアリー1,802ピンで入り、フロリダ州ニューポートリッチーのテイラー・ブルサイス1,782ピンで10位につけた。

一方で、予選通過ライン付近では早くも緊迫した争いが始まっている。現時点で36位、つまり次の段階へ進むためのカットライン上にいるのは、ユタ州ブリガムシティのリンジー・ブーマーシャイン。スコアは1,669ピンで、37位のコロンビアのサラ・デュケとはわずか1ピン差だ。今後の予選ラウンドでは、上位争いだけでなく、このカットラインを巡る攻防にも大きな注目が集まる。

スノッドグラスにとって、今回の首位発進は精神面でも大きい。本人は「今日の結果は素晴らしいし、感謝している。たくさんスコアを積み上げられたことで、残りの週を少し楽な気持ちで戦える」とコメントしている。高得点を出した事実だけでなく、「追いかける側」ではなく「自分のペースを守る側」として戦えることが、今後のパフォーマンスに良い影響を与えるだろう。

さらにスノッドグラスは、「今週は一日ずつ、パターンごとに取り組みたい」とも話している。昨年の準優勝という結果を考えれば、今年こそ優勝を意識しても不思議ではない。しかし、彼女が重視しているのは、最終結果を先取りして考えることではなく、その日のレーン、その時のコンディション、目の前の一投に集中することだ。

この姿勢は、メジャー大会を勝ち抜くうえで非常に重要である。U.S. Women’s Openでは、レーンコンディションの変化に合わせた細かな調整が求められる。序盤にスコアを伸ばしても、次のブロックで対応が遅れれば、一気に順位を落とす可能性がある。だからこそ、スノッドグラスが「一日ずつ、パターンごとに」と語る姿勢には、経験に裏打ちされた冷静さが感じられる。

また、スノッドグラスは「大会終盤で数字を追いかけなくて済む位置にいられるよう、さらにスコアを積み重ねたい」とも述べている。これは、単に首位を守りたいという意味ではない。後半に無理な勝負を強いられないよう、余裕のある位置を確保し続けるという、長期戦を見据えた考え方だ。

今後のスケジュールでは、金曜日と土曜日に引き続き予選が行われる。各日、東部時間の午前8時、午後1時、午後6時から8ゲームのブロックが実施される予定だ。3ラウンド終了後、上位36名が日曜日午前10時からの追加8ゲームに進出する。

その後、上位24名が日曜日と月曜日にラウンドロビン形式のマッチプレーを戦い、最終的に上位5名が火曜日午後7時からのステップラダー決勝へ進む。決勝はCBS Sports Networkで放送される予定であり、グリーンジャケットを懸けた最後の戦いに注目が集まる。

現時点ではスノッドグラスが首位に立っているものの、残されたゲーム数を考えれば、順位はまだ大きく動く可能性がある。わずかなミスや判断の遅れが順位に直結する一方で、1ブロックの好成績で一気に上位へ浮上する選手も出てくるだろう。初日の結果は重要だが、優勝争いの本当の勝負はここからだ。

 

グリーンジャケット獲得へ、スノッドグラスの挑戦は続く

2026 Go Bowling U.S. Women’s Openの予選初日は、ジョーダン・スノッドグラスの力強い首位発進で幕を閉じた。前週の優勝に続き、今大会でも8ゲーム合計1,898ピンという好成績を収めたことで、彼女が現在非常に良い状態にあることは明らかだ。

しかし、U.S. Women’s Openは簡単に逃げ切れる大会ではない。最大56ゲームに及ぶ長い戦いの中で、レーンコンディションは変化し、選手の集中力も試される。首位で迎える次のラウンドでは、追われる立場ならではの難しさも出てくるはずだ。

それでも、スノッドグラスの言葉からは浮ついた様子は感じられない。昨年、準優勝で終わった経験を踏まえながらも、彼女は結果ではなくプロセスに集中している。一日ごとに、パターンごとに、そして一投ごとに最善を尽くす。その積み重ねが、最終的にメジャータイトルへの道を開くことになる。

昨年あと一歩で逃したグリーンジャケットに、今年は手が届くのか。首位発進を決めたスノッドグラスの挑戦は、まだ始まったばかりだ。今後の予選、マッチプレー、そしてステップラダー決勝へ向けて、彼女がどのような戦いを見せるのか。大会の行方から目が離せない

PWBA

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