
PBAワールドシリーズ・オブ・ボウリングXVI:究極の戦いがリノで開幕!
世界最高峰のボウリングイベント、PBAワールドシリーズ・オブ・ボウリングXVI(WSOB XVI)が、ネバダ州リノのナショナル・ボウリング・スタジアムで開催されます。今後3週間にわたり、19カ国から200人以上のトップボウラーが集結し、4つの通常タイトルと、最も権威あるPBAワールドチャンピオンシップのタイトルをかけて熱戦を繰り広げます。
注目選手:今大会の主役たち
2015年にWSOBがリノで開催された際、EJタケットはまだツアー1勝の若手選手でした。しかし、それから9年が経った今、タケットは25勝、メジャー6勝、年間最優秀選手3度受賞という圧倒的な実績を誇るスーパースターへと成長しました。現在、WSOBタイトルを6つ獲得しており、ジェイソン・ベルモンテの持つ8タイトルのWSOB記録に迫っています。
もちろん、ベルモンテもまだ衰えていません。彼はタケットと並び3度のPBAワールドチャンピオンシップ優勝を達成。直近のWSOBでのメジャータイトルはこの2人が独占しており、そのライバル対決は今大会でも最大の見どころの一つとなるでしょう。
さらに注目したい選手として、
- マット・ルッソ(昨年のPBAスコーピオン・チャンピオンシップ王者。今シーズンは苦戦中)
- ショーン・マルドナード(2021年のPBAカメレオン・チャンピオンシップでツアー初優勝)
- ライアン・チミネリ(WSOBで最後にViper Championshipを制した2015年の覇者)
といった実力者たちが名を連ねています。
国際選手が続々参戦!
WSOBの魅力の一つは、世界中の選手に活躍のチャンスが与えられることです。過去のWSOBでは、国際選手が21のタイトルを獲得し、そのうち5つがPBAワールドチャンピオンシップでした。今年は、以下の6カ国から5人以上の選手が参戦します。
- 🇨🇦 カナダ(8人)
- 🏴 イングランド(5人)
- 🇫🇮 フィンランド(5人)
- 🇯🇵 日本(8人)
- 🇲🇾 マレーシア(6人)
- 🇸🇪 スウェーデン(14人)
特に注目されるのは、フィンランドのサントゥ・タハバネイネン。2022年のPBA最優秀新人賞を獲得し、WSOB XIVでは4大会すべてでトップ10入り&3大会で決勝進出という驚異的な活躍を見せました。昨年は怪我で欠場しましたが、今シーズンのPBAオーウェンズ・イリノイ・クラシックで優勝し、復活を遂げています。
また、日本からは昨年のPBAシャーク・チャンピオンシップ準優勝の川添奨太が再び参戦。そしてスウェーデンのイェスパー・スヴェンソンも、14名の強豪スウェーデン勢を率いて大会に挑みます。
究極のサバイバル戦!大会フォーマット
WSOBの試合は、以下の4種類のオイルパターンで行われます。
- スコーピオン(44フィート)
- バイパー(38フィート)
- カメレオン(41フィート)
- シャーク(47フィート)
すべての選手が各パターンで12ゲームを投球し、それぞれの上位24名が各タイトル戦のマッチプレーに進出します。
PBAワールドチャンピオンシップは、これら4パターンの合計48ゲームの成績に基づき、上位4分の1の選手が進出。さらに
- エール・アンソニー・オイルパターン(43フィート)での8ゲーム×2ラウンド
- 総合16名がラウンドロビン・マッチプレー(3月20日)
- 最終80ゲームの総合成績トップ5が決勝進出
最終決戦であるPBAワールドチャンピオンシップのステップラダー決勝は、3月22日(土)正午(太平洋時間)/午後3時(東部時間)にFOXで生放送されます。
試合の視聴方法
- すべての予選およびマッチプレーラウンドはBowlTVでライブ配信
- 決勝ラウンドはFS1またはFOXで生放送
- WSOB TVショーの観戦チケットはすべて無料!
まとめ
今大会もPBAワールドシリーズ・オブ・ボウリングXVIは、激戦必至の展開が予想されます。
タケットは王座を守れるのか?
ベルモンテが王者の貫禄を見せるのか?
それとも、新たなスターが世界に名を刻むのか?
すべての答えは、ここリノで明かされます。
歴史的瞬間を見逃すな!🔥🎳