• 安里秀策
  • 大久保雄矢
  • 江川司
  • 藤井信人

HANDA CUP 第58回全日本プロボウリング選手権大会 ー 沖縄の星、安里秀策が初優勝!

2024年12月6日から8日にかけて、埼玉県狭山市の新狭山グランドボウルにて開催された「HANDA CUP 第58回全日本プロボウリング選手権大会」が大盛況のうちに幕を閉じました。本大会は日本プロボウリング協会(JPBA)と国際スポーツ振興協会(ISPS)の共催で行われ、国内トッププロ96名が参加しました。

安里秀策選手、堂々の初優勝

大会の最大のハイライトは、沖縄県出身の安里秀策選手(33歳、プロ入り2021年)が全日本方式ステップラダーを制し、見事な初優勝を果たしたことです。準決勝と決勝合わせて36ゲームを戦い抜き、安里選手はその安定感と強靭なメンタルで他を圧倒しました。

安里選手は決勝戦で大久保雄矢選手を下し、スコア237点という見事な成績を記録しました。この結果、優勝賞金250万円を手にするとともに、2024年シーズンを象徴するプレーヤーとしての名声を確立しました。


トップ選手たちの熱い戦い

決勝戦では、全国各地のトッププレーヤーが実力を発揮し、熱い戦いが繰り広げられました。特に注目を集めたのは初優勝を飾った安里秀策選手の圧巻のパフォーマンスです。

  • 優勝: 安里秀策
    安里選手は準決勝で総合スコア7814点(アベレージ217.05)を記録し、見事に決勝進出。決勝戦ではステップラダー形式で安定した投球を見せ、決勝スコア237点で初優勝を果たしました。冷静なゲーム運びが印象的でした。

  • 第2位: 大久保雄矢
    大久保選手は決勝でスコア205点を記録。左投げの強みを活かした力強い投球で会場を沸かせましたが、安里選手の勢いを止めることはできませんでした。

  • 第3位: 江川司
    江川選手は準決勝でトータルスコア7795点(アベレージ216.52)を叩き出し決勝に進出。ステップラダーでは巧みな投球を見せましたが、最終順位は3位となりました。

  • 第4位: 藤井信人
    藤井選手は右投げで決勝まで勝ち上がり、スコア197点を記録。準決勝での粘り強い投球が印象的で、来年のさらなる飛躍が期待されます。

準決勝までを含め、全36ゲームを戦い抜いた各選手の持久力と戦術が光りました。また、上位選手たちのパフォーマンスは観客を大いに魅了し、プロボウリングの魅力を存分に伝える大会となりました。


社会貢献も実施

本大会の特徴の一つとして、賞金総額の5%が社会貢献事業に寄付される仕組みがあります。今回は日本ブラインドゴルフ振興協会への寄付が行われ、スポーツを通じた社会支援の精神が強く感じられました。


ボウリングの未来を拓く大会に

「HANDA CUP 第58回全日本プロボウリング選手権大会」は、プロ選手の技術だけでなく、スポーツを愛する心や観客の熱い声援が融合する素晴らしいイベントとなりました。次回大会ではどのようなドラマが生まれるのか、期待が高まります。

スポーツファンはもちろん、ボウリングを知らない方もぜひ注目してください!