2026山梨レディース プロボウリングトーナメント、9月26日・27日に開催
女子プロ64名が賞金総額300万円を懸けて激突
山梨を舞台に女子プロ64名と男女アマチュアが集結
2026年9月26日(土)から27日(日)までの2日間、山梨県内のボウリング場を舞台に、「信玄公祭り連携事業 2026山梨レディース プロボウリングトーナメント 兼 男女アマチュア選手権」が開催される。
大会は山梨県ボウリング場協会が主催、山梨放送が共催し、公益社団法人日本プロボウリング協会(JPBA)のB公認大会として実施される。女子プロ部門には64名が出場し、同時に男子・女子のアマチュア選手権も行われる。
大会初日の予選は、大丸パークレーンズ、ボウリング王国スポルト南アルプス店、都留ファミリーボウルの3会場に分かれて開催。2日目の準決勝と決勝トーナメントは、ダイトースターレーンに舞台を移して行われる。
賞金総額は300万円。プロ部門の優勝賞金は80万円に設定され、さらに決勝トーナメント終盤でのパーフェクトゲームには50万円の特別賞も用意されている。
予選6ゲーム、準決勝6ゲーム、そして1ゲームマッチによる決勝トーナメント。
長期戦とは異なる、短いゲーム数の中で結果を出す対応力と勝負強さが求められる大会となる。
6ゲーム予選から始まる短期決戦 優勝まで異なる能力が試される
女子プロ64名が出場 準決勝に進めるのは24名
プロ部門には2026JPBA女子トーナメントプロ64名が出場する。
出場者は、第1シードプロ、永久シードプロ、当該年度公認トーナメント優勝者、2025年最終ポイントランキング上位者、主催者推薦選手などによって構成される。主催者推薦枠は6名となっている。
予選は64名による6ゲーム。
3会場、AからFまでの6グループに選手を振り分け、それぞれのグループで競技を行う。最終的に64名から24名まで一気に絞り込まれる。
わずか6ゲームというフォーマットでは、一つの大きなミスやレーン変化への対応の遅れが、そのまま順位に反映されやすい。
逆に序盤からコンディションを正確に読み、早い段階でラインやボール選択を合わせることができれば、一気に上位へ抜け出すこともできる。
長いゲーム数をかけて立て直す余裕が少ないことが、この大会の大きな特徴だ。
予選は3会場6グループ制 会場ごとの対応力も問われる
9月26日の予選は、大丸パークレーンズ、ボウリング王国スポルト南アルプス店、都留ファミリーボウルの3会場で行われる。
大丸パークレーンズではA、Bグループ、スポルト南アルプス店ではC、Dグループ、都留ファミリーボウルではE、Fグループが投球する。
午前グループは9時45分から、午後グループは会場によって14時05分または14時25分から予選6ゲームがスタートする予定だ。
準決勝進出者は各グループの順位を基準に選出され、合計24名が最終日のダイトースターレーンへ進む。
3会場開催ということは、すべての選手がまったく同じ環境で予選を戦うわけではない。
使用するメンテナンスマシンやコンディショナーも会場によって異なり、大丸パークレーンズとダイトースターレーンではKGアトラスウォーカー、スポルト南アルプス店と都留ファミリーボウルではKGカストディアンプラスが使用される予定となっている。
各会場の特徴をどう読み取り、短時間で最適解を見つけるかは大きなポイントになりそうだ。
準決勝は予選スコアを持ち込まない完全リセット
大会2日目の9月27日は、ダイトースターレーンで開会式、準決勝、交流イベント、決勝トーナメントが行われる。
午前10時30分から始まる準決勝には、女子プロ24名、男子アマ24名、女子アマ12名が出場する。
ここで重要なのが、予選6ゲームのスコアを持ち越さず、0スタートになることだ。
予選でトップ通過した選手であっても、準決勝が始まれば他の選手との差はゼロ。
一方で、ぎりぎり24位以内に入り準決勝へ進んだ選手にも、再び優勝争いへ浮上するチャンスが与えられる。
準決勝も6ゲーム。
その6ゲームで上位12名に入った選手だけが、決勝トーナメントへ進出する。
予選突破はあくまで最初の関門であり、本格的なタイトル争いは準決勝からもう一度始まると考えていいだろう。
準決勝上位4名には1回戦シード
準決勝終了後、プロ部門は上位12名による決勝トーナメントに突入する。
ここで準決勝順位が大きな意味を持つ。
準決勝を1位から4位で通過した選手には、決勝トーナメント1回戦のシード権が与えられる。
5位から12位までの8名は1回戦から登場し、4試合を行う。
その勝者4名とシード4名を合わせた8名が2回戦へ進み、そこから準決勝、決勝へと進んでいく。
優勝までに必要なゲーム数を1ゲーム減らせることは、短期決戦では決して小さくない。
レーン変化への対応、集中力、身体的な負担を考えても、準決勝でトップ4に入ることが優勝への大きなアドバンテージになる。
決勝トーナメントはすべて1ゲームマッチ
今大会最大の特徴の一つが、決勝トーナメントの方式だ。
各回戦は1ゲームマッチで行われる。
複数ゲームの合計スコアではないため、一度のミス、一度のスプリット、一つのストライクが勝敗に直結する。
1ゲームの中では、投球ラインを大きく変更したり、何度もボールチェンジを試したりする時間はほとんどない。
序盤数フレームでレーンの状態を見極め、可能な限り早く正解を見つける必要がある。
さらにタイスコアの場合は、ワンショットによるプレーオフで勝者を決める。
技術だけではなく、プレッシャーのかかる場面で最高の一投を投げられるか。
短期決戦特有の緊張感が、決勝トーナメントの大きな見どころになる。
賞金総額300万円 優勝賞金は80万円
今大会の賞金総額は300万円。
優勝賞金は80万円、2位40万円、3位20万円、4位18万円。以降24位まで賞金が設定されている。
さらに注目されるのがパーフェクト賞だ。
プロ部門では、予選から決勝トーナメント2回戦までに300点を記録すると3万円。
そして決勝トーナメントの準決勝および優勝決定戦で300点を達成した場合には、50万円のパーフェクト賞が贈られる。
タイトルが懸かる終盤でパーフェクトゲームが出れば、勝利だけでなく大きな特別賞も同時に手にすることになる。
大会終盤の緊張感をさらに高める設定だ。
B公認大会でもタイトルとポイントを獲得
今大会はJPBAのB公認大会として行われる。
B公認大会ではあるものの、優勝者にはタイトルが認められ、ポイントも付与される。賞金はランキングに算入され、アベレージや300ゲームなどの記録も公認対象となる。
女子プロ部門では優勝者に250ポイント、2位200ポイント、3位175ポイント、4位150ポイントが付与される。
シーズン終盤に行われる大会だけに、年間ポイントランキングを意識する選手にとっても重要な一戦となる。
タイトル、賞金、ランキングポイントのすべてが懸かる大会という位置付けだ。
ボール持ち込みは6個まで アーセナル構築も勝負の一部
選手にとって見逃せないルールが、ボールの持ち込み制限だ。
大会実行委員会からの要請により、会場へ持ち込めるボールはプロ、アマチュアともに1人6個までとなっている。
プロについては最大12個まで登録可能だが、会場への持ち込み自体は6個までとなる。
これはボール選択の幅が広い現代ボウリングでは重要なポイントだ。
強いオイルに対応するボール、基準となるベンチマークボール、ミディアムコンディション用、オイルが削れた後半用、スペアボールなどを考えると、6個という枠は決して多くない。
さらに今大会では予選会場と最終日の会場が異なる。
どの6個を持ち込み、変化するレーンコンディションにどう対応するのか。
競技が始まる前のアーセナル選択も、結果を左右する重要な戦略になる。
男女アマチュア選手権も大規模開催
プロ部門と並行して、男女アマチュア選手権も開催される。
出場予定は男子アマチュア120名と特別エントリー枠2名、女子アマチュア56名で、合計178名。
男子は予選から24名、女子は12名が準決勝へ進み、そこから男子上位8名、女子上位4名が決勝トーナメントへ進出する。
アマチュア各部門の優勝者は、次年度の本大会に推薦選手として招待される予定で、参加費も無料となる。
単なる併催イベントではなく、アマチュアボウラーにとっても明確な目標となる大会だ。
女子プロとの交流イベントも開催
最終日には競技だけでなく、交流イベント「女子プロボウラーと一緒に投げよう」も予定されている。
準決勝終了後、決勝トーナメントへ進出できなかったプロ部門13位から24位までの12名が参加し、チーム戦1ゲームを実施する予定だ。
トップレベルの女子プロと同じレーンで投球できる機会は、参加者にとって貴重な体験になる。
競技性だけでなく、プロとアマチュア、ファンが交流できる大会づくりも今大会の特徴の一つといえる。
短期決戦だからこそ問われる「最初から合わせる力」
2026山梨レディース プロボウリングトーナメントは、ゲーム数の多い大会とは異なる難しさを持っている。
予選6ゲーム。
準決勝6ゲーム。
そして決勝は1ゲームマッチ。
すべてのステージで共通するのは、修正に使える時間が限られていることだ。
レーンを読む。
ボールを選ぶ。
ラインを決める。
そしてストライクをつなげる。
その判断をどれだけ早く行えるかが、勝敗を大きく左右する。
さらに予選と最終日で会場が変わり、決勝トーナメントでは1ゲーム勝負へフォーマットそのものが変化する。
安定感だけでも、爆発力だけでも勝ち切れない。状況に応じて自分のボウリングを変化させられる選手が最後まで残る大会になりそうだ。
賞金総額300万円、優勝賞金80万円。
JPBAのタイトルとポイントも懸かり、プロ部門には64名が出場する。
男女アマチュア選手権と交流イベントも同時に行われるなど、競技と地域イベントの両面を持つ2日間となる。
大会は2026年9月26日(土)、27日(日)に開催。
JPBA公式YouTubeチャンネルではLIVE中継・配信も予定されている。
会場観戦は2日間通し券5,000円、1日券3,000円。高校生以下およびJPBA賛助会員は無料となっている。
短期決戦を制し、2026年の山梨でタイトルを手にするのは誰なのか。
女子プロ64名による熱戦が、9月26日に幕を開ける。