JPBA専門講習会「オイルパターン表」完全入門
読むから“使う”へ

JPBAが「オイルパターン表」をテーマに専門講習会を開催へ

公益社団法人日本プロボウリング協会(JPBA)は、2026年前期専門講習会の開催を告知した。今回のテーマは、現場で目にする機会が増えている「オイルパターン表を理解しよう」である。JPBA主催大会でオイルパターンが公表されるほか、ボウリング場でもパターン表の掲示が一般化しつつある今、数字や図を「見ている」だけでは攻略につながらない。必要なのは、パターン表を判断と再現性のある行動に落とし込む力だ。そこで本講習会は、“分かったつもり”をほどき、実戦と指導の両面で使える理解へと整える学び直しの場として位置づけられている。

受講形態は会場での対面に加え、遠方や多忙で来場が難しい人に向けてオンライン(ZOOM)も用意される。競技者・指導者にとって不可欠な「レーンコンディションの読み」を、体系的に整理できる機会となりそうだ。

 

開催概要と注目点——「表」を“使える知識”に変える3時間

1)開催日時・会場:4月9日、ハイブリッド開催

講習会は2026年4月9日(木)13:00〜16:00に開催される。受付は12:50開始で、オンラインも同時刻から入室可能。会場は東京ポートボウル会議室(東京都港区芝浦1-13-10 7階)対面とオンラインの併用は、学習機会を広げるだけでなく、継続的なスキル更新の流れをつくる上でも実用的だ。

 

2)受講資格:指導者とJPBA正会員が対象

受講対象は、公認・認定インストラクターおよびJPBA正会員。とりわけ指導者層にとって、オイルパターン表の読み解きは“共通言語”になり得る。言葉と根拠が揃えば、レッスンは感覚論から脱し、受講者側(ボウラー)も「なぜその選択なのか」を理解しながら練習を組み立てられる。

 

3)定員:対面は先着20名、オンラインは制限なし

対面受講は先着20名。一方、オンラインは人数制限なしとされる。会場での質疑応答や密度の高い学びを望む人は早めの申込みが必須だが、オンラインが無制限である点は、地域差を縮める意味でも大きい。

 

4)講師とテーマの価値:「読む」から「使う」へ

講師は(株)アメリカンボウリングサービス 技術部の酒井健次氏。テーマが「オイルパターン表の理解」である以上、重要なのは用語の暗記ではない。パターン表の情報を、投球ラインの組み立て/ボール選択/調整の意思決定へと接続する思考の型である。

オイルパターン表は、距離や配分(ボリューム感)などの手がかりを示す一方、それだけで答えが決まるわけではない。ボールの特性回転数・軸傾きスピードレーン表面、さらには時間経過で起きる変化まで含めて初めて「読み」が成立する。だからこそ本講習会は、表を“眺める情報”から“使いこなす武器”へ変えるための、実戦的な学習機会となる。

 

5)受講料:保持者4,000円、未取得者5,000円

受講料は、インストラクター保持者4,000円未取得者5,000円。資格保有者の継続学習を後押ししつつ、これから指導スキルを整えたい層にも門戸を残した価格設計といえる。

 

6)申込みの要点:締切は3月19日17時、「申込+振込」で完了

申込締切は2026年3月19日(木)午後5時。申込は所定用紙に必要事項を記入し、FAX・メール・郵送で提出する。ここで注意したいのは、申込手続きと受講料振込の両方が揃って初めて申込完了と明記されている点だ。締切直前は事務処理が集中しやすい。参加予定であれば、申込と振込は同日中に完了させるなど、余裕を持った対応が望ましい。

 

7)修了証とレポート:提出者に送付、発送は4月下旬予定

修了証は、レポート提出者に送付され、発送は4月下旬予定とされる。学んだ内容を言語化して整理し直す設計は、指導現場での説明力向上にも直結する。「理解」から「運用」へ移すための一手間が、制度として組み込まれている点は評価できる。

 

8)オンライン受講の注意事項:準備・禁止事項・トラブル時の扱い

オンライン受講では、端末や通信環境、ZOOM利用の準備は受講者側で行う。資料がある場合は受講日前日までに指定アドレスへ送付されるが、迷惑メール設定等で不着となった場合は返金対応しない旨も示されている。さらに、録音・録画・スクリーンショットは禁止無断共有や誹謗中傷も禁止とされ、学習環境の保護が徹底されている。

また当日の回線トラブル等が発生した場合、後日動画視聴用URLが送付される可能性にも触れられている。オンライン参加者は、事前に受信設定と通信環境を整えることが実務的なリスクヘッジになる。

 

レーン攻略の「基礎体力」を鍛え直す、実務直結の学び

オイルパターン表は、公開が進むほど“見る機会”は増える。しかし、攻略に差がつくのは「見たあとに何をするか」だ。本講習会は、その差を埋めるために、曖昧になりがちな読み解きを基礎から整え実戦と指導に通用する形へと再構築する機会である。対面20名の少人数枠と、制限のないオンライン枠を併設した点も、学びを継続しやすい設計といえる。

大会やレッスンで「なぜ今そのラインなのか」、「なぜそのボールチェンジなのか」を根拠付きで説明できる人が増えれば、競技の質も学習の質も底上げされる。締切は2026年3月19日(木)17時。参加を検討する対象者は、「申込と振込が揃って完了」という要点を押さえ、早めに手続きを進めたい。

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