『PBA Pro Bowling 2027』が大幅進化へ
ボールリアクション、オンラインリーグ、PBAツアーを徹底強化
記事に入る前に、音声による要点解説をお聞きいただくと、内容が一段と理解しやすくなります。
要点音声解説
本要点音声解説は、「ZVL Bowling」掲載の動画内容をGemini Notebook を用いて生成したものです。
前作を「デモ版」に感じさせるほどの進化
ボウリングゲームとしてのリアルさを追求してきた『PBA Pro Bowling』シリーズ。その最新作となる『PBA Pro Bowling 2027』が発表され、開発を手がけるFarSight Studiosのゲームディレクターが、新作に盛り込まれる数々の新要素を明らかにした。
今回のインタビューで開発陣が繰り返し強調しているのが、2027版の圧倒的な「深さ」だ。
ゲームディレクターは新作について、「2027版をプレーすると、2026版がデモのように感じる」という趣旨で表現。前作で築き上げたリアルなボウリングの基礎を土台に、ボールリアクション、投球設定、オンライン対戦、PBAツアー体験、キャラクター育成など、ほぼすべての領域を大幅に拡張している。
開発体制そのものも強化された。2026版の発売以降、チーム規模は2倍以上に拡大。前作では人員や開発リソースの制約から実現できなかったアイデアにも、本格的に取り組めるようになったという。
『PBA Pro Bowling 2027』の発売予定日は12月17日。
発売時にはSteam、Xbox、PlayStation、Windows PC Store、Epic Games Storeに対応予定。Nintendo Switch版については初日発売には間に合わないものの、将来的なリリースが計画されている。
今回の新作は、単純にグラフィックをきれいにしたり、収録ボールを増やしたりしただけのアップデートではない。
むしろ最大のポイントは、「ボウリングという競技の奥深さそのものをゲームシステムへ落とし込もうとしている」ことにある。
“ボウリングそのもの”を再現するゲームへ
ボールリアクションを根本から再設計
実際にボウリングをしているプレイヤーにとって、2027版で最も注目すべき進化の一つが、ボールリアクションの大幅な深化だろう。
2026版でも、オイルパターンやレーン変化、ボールごとのフック性能、リアルなピンアクションなどが再現され、従来のボウリングゲームとは一線を画すリアリティを実現していた。
しかし開発陣自身は、前作について「ボウリングの基本的な物理表現はできていたものの、その先にある競技の奥深さまでは十分に表現できていなかった」と振り返っている。
2026版ではカバーストックが、
プラスチック
ウレタン
リアクティブレジン
という大きなカテゴリーで管理されていた。
特にリアクティブレジンについては、実際には異なる特徴を持つソリッド、パール、ハイブリッドが一つのカテゴリーとして扱われていた。
2027版では、この部分を大きく刷新する。
各ボールが実際に採用しているカバーストック特性をゲーム内でも個別に反映し、ソリッド、パール、ハイブリッドの違いをボールモーションとして表現する。
例えばパール系のボールでは、前作では十分に表現できなかった、手前を走って奥で鋭く方向転換するようなリアクションも、より明確に再現されるという。
これは実際のボウラーにとって非常に重要な変更だ。
現実のボール選択では、単純に「曲がるか、曲がらないか」だけでは判断できない。
同程度の総フック量を持つボールであっても、
手前から早く立ち上がるもの、
ミッドレーンを強く読むもの、
直進性が高く奥で強く向きを変えるもの、
全体的に丸みのあるアーク状の動きを見せるものなど、
その性格は大きく異なる。
2027版では、こうした「どれだけ曲がるか」ではなく「どこで、どのように曲がるか」までゲームとして表現しようとしている。
単純な「フック値」から脱却 ボールごとの個性を再現
2026版では、ボール性能を判断する代表的な指標として総合的なフック値が用いられていた。
しかし現実のボウリングでは、一つの数字だけでボールモーションを説明することは難しい。
そこで2027版では考え方そのものを変更。
ボールごとに専用のリアクション設定を持たせ、実物に近い動きを再現する方向へ進化する。
開発者は、新作では「2つのボールがまったく同じ感覚になることはないはずだ」と説明している。
もちろん、現実でも特性が似たボール同士は存在するため、すべてのボールが極端に異なる動きをするという意味ではない。
重要なのは、単にフック量の数字だけを変更して違いを作るのではなく、ボールがレーン上をどのように進み、どの地点で立ち上がり、どのようにピンへ向かうかまで個別に調整していることだ。
ボウラー同士の会話ではよく、
「このボールは手前が強い」
「こっちは走る」
「奥の動きが鋭い」
「暴れにくくて扱いやすい」
といった表現が使われる。
2027版では、そうした感覚がゲーム内のボール選択にも持ち込まれる可能性がある。
“強いボールを選ぶゲーム”ではなく、“状況に合うボールを選ぶゲーム”へ。
この変化は非常に大きい。
275個の既存ボールを再調整する膨大な作業
新しいリアクションシステムを導入するため、開発チームは非常に大規模な調整作業を行っている。
2026版に収録されていたボールは275個。
2027版では、それら既存ボールについて、新しい物理システムに合わせたリアクションの作り直しが進められている。
単純に前作のデータを移植するだけではない。
各ボールが現実でどのようなモーションを見せるのかを踏まえ、一本一本の挙動を調整していく必要がある。
しかも2027版では、それだけで終わらない。
さらに30~40個以上の新しいボールが追加予定で、その数は今後さらに増える可能性があるという。
特に注目したいのがBrunswick系ブランドだ。
2026版ではライセンスの都合により、発売後にBrunswick系の新製品を十分追加できない状況があった。
しかし今回はBrunswickとの権利関係を整えたことで、Brunswickファミリーのボールを大幅に拡充できるようになった。
ボールそのものが好きなプレイヤーにとって、これは大きな魅力になるだろう。
ボール表面を自分で変えられる
2027版では、さらにボールをサンディングして表面状態を変更する機能が導入される。
現実の競技ボウリングにおいて、表面調整は極めて重要な要素の一つだ。
同じボールであっても表面状態が変われば、レーンに対する摩擦の生まれ方が変わり、ボールモーションにも影響を与える。
つまりゲーム内でも、
「このボールでは少し手前から反応しすぎる」
「もう少し早くレーンを読ませたい」
といった状況に対し、単純にボールチェンジをするだけではなく、表面を調整するという選択肢が生まれる。
これは、これまでのボウリングゲームから大きく踏み込んだポイントと言える。
従来であれば、コンディションに合わなければ別のボールを選ぶことが中心だった。
2027版では、同じボールをどう仕上げて使うのかまで戦略の一部になる。
現実のアーセナル構築に近い考え方が、ゲーム内にも持ち込まれるわけだ。
ドリルレイアウトまで変更可能
さらに驚かされるのが、ドリルレイアウトを変更できることだ。
プレイヤーはボールごとのレイアウトを設定し、求めるモーションへ近づけることができるという。
これは一般的なスポーツゲームではなかなか見られないほど専門的なカスタマイズ要素だ。
現実のボウリングでも、同じボールであってもレイアウトが異なれば、その動きの印象が変わることがある。
そのため、同じボールを複数個用意し、異なるレイアウトで使い分けるボウラーもいる。
ゲーム内の物理処理が現実のレイアウト理論をどこまで詳細に再現するのかについて、今回のインタビューでは具体的な仕組みまでは語られていない。
それでも、
「どのボールを買うか」だけではなく、「そのボールをどう作るか」までプレイヤーに委ねる
という考え方は、2027版の方向性を象徴している。
アクシスローテーションとロフトも調整可能に
ボール側だけではない。
投球そのものについても、プレイヤーが調整できる範囲が大きく広がる。
特にボウラーが注目したいのが、アクシスローテーションとロフトだ。
2027版では、これらをプレイヤー側で変更できるようになる。
現実のボウリングでは、レーンコンディションへの対応方法はボールチェンジだけではない。
同じボールを持ったままでも、
投球角度を変える、
アクシスローテーションを変える、
ロフトを入れる、
といった方法によってボールリアクションを変化させることができる。
2026版では、こうした要素はカジュアルプレイヤーには複雑すぎるとの判断から意図的に省かれていた。
しかし開発陣は2027版で設計思想を転換。
初心者は複雑な設定に触れなくても遊べる。一方で、本格的に突き詰めたいプレイヤーには細部まで調整できる自由度を与える。
この発想が、新作全体を貫いている。
「初心者のためにゲームを浅くする」のではなく、深いシステムを用意した上で、それをどこまで使うかをプレイヤー自身に選ばせるのである。
投球スタイルによって能力まで変わる
キャラクター作成時には、自分のボウリングスタイルを選択できる。
用意されているのは、
ストローカー
トゥイーナー
クランカー
両手投げ
といった代表的なタイプだ。
重要なのは、単に投球フォームの見た目が変化するだけではないことだ。
スタイルごとに性能面でも違いが生まれる。
例えば両手投げの場合、高い回転数を生み出せる一方で、安定したショットを繰り返す難易度が上がる。
一方、ストローカーは回転数や球速が控えめになる代わりに、ショットの再現性を高く保ちやすい設定になるという。
つまり2027版では、キャラクター作成の段階から「自分がどんなボウラーになるのか」を選択することになる。
高回転で強い入射角を作るのか。
安定性を武器にポケットを突き続けるのか。
これは単なる外見のカスタマイズではなく、ゲームプレーそのものに直結する選択だ。
「Bowling Perks」でさらに個性を作り込む
投球スタイルに加えて導入されるのが、「Bowling Perks」と呼ばれる成長・カスタマイズシステムだ。
Perksには大きく分けて「Major」と「Minor」が存在する。
Major Perksは、そのボウラーの特徴を大きく変えるもの。
例えば、
最大回転数を一定割合引き上げる
あるいは、
回転数を抑える代わりに球速を上げる
といった能力が用意される。
Major Perksは2つまで装備可能だ。
一方のMinor Perksは、より補助的な効果を持つ。
開発者は例として、オイルの消耗を少し抑える効果や、大会で獲得できる賞金を増加させる効果を挙げている。
Minor Perksは最大5つまでセットできる。
これによって2027版では、単純にキャラクターの総合能力を高くするのではなく、自分が目指すボウリングに合わせて能力を組み立てることになる。
オンライン上位者の間では将来的に、
「何のボールを使ったのか」
「表面はどうしているのか」
「レイアウトは何か」
「投球スタイルは何か」
「どのPerksを組み合わせているのか」
といった情報交換が行われるかもしれない。
その光景は、現実のボウリングセンターでボウラー同士がセッティングについて語る姿とかなり近いものになりそうだ。
オンライン機能を2027版の大きな柱に
ボール物理と並び、2027版でもう一つの大きな進化を遂げるのがオンラインプレーだ。
2026版にもオンライン対戦は用意されていた。
しかし主な内容は、友人同士でロビーを作って対戦したり、ランダムに選ばれた相手と投げ合ったりするものだった。
開発チームには前作発売後、多くのプレイヤーから意見や要望が寄せられた。
その中でも特に強かったのが、本格的なオンライン競技機能を求める声だったという。
2027版では、その要望に真正面から応える。
新たに導入される主な機能は、
ランク戦
オンラインリーグ
オンライントーナメント
だ。
ランク戦では、世界中のプレイヤーと競いながら自分の実力を証明できる。
単発の勝ち負けだけではなく、継続的に成績を積み上げる仕組みが導入されることで、オンライン対戦そのものが一つの大きなゲームモードになる。
開発者が最も期待する「オンラインリーグ」
中でもゲームディレクター自身が特に楽しみにしているのが、オンラインリーグだ。
ボウリングにおいてリーグ戦は、単なる勝敗を決める場ではない。
定期的に同じ仲間と投げ、順位やスコアを競いながらシーズンを過ごす。
そこにはコミュニティがあり、継続的な成長があり、ライバル関係がある。
2027版では、その感覚をオンライン上へ持ち込もうとしている。
定期的に試合を行いながら成績を積み重ねていくことで、単にゲームを起動して対戦するだけではなく、「一つのリーグに所属してシーズンを戦う」という感覚が生まれる。
この仕組みが定着すれば、ゲーム実況者やボウリングコミュニティが独自リーグを開催したり、世界中のボウラーが継続的に競い合ったりする可能性もある。
『PBA Pro Bowling 2027』そのものが、新たなオンラインボウリングコミュニティの舞台になるかもしれない。
専用ゲームサーバーを導入
オンライン対戦では、技術面でも大きな変更が行われる。
2026版ではPeer-to-Peer方式が採用されていたため、対戦相手の通信状態によってラグなどが発生するケースがあった。
2027版ではこれを改め、専用ゲームサーバー方式へ移行する。
開発者によれば、オンライン機能は新作の中でも特に開発負荷が大きかった部分の一つだった。
サーバーを用意するだけではなく、実際のオンラインリーグを想定したテストを行うには、専用ビルドを準備し、複数のスタッフが同時に接続して実際に試合を進める必要がある。
表からは見えにくい進化だが、オンラインゲームとしての土台そのものが強化されている点は重要だ。
キャリアモードを「PBA Tour Mode」へ刷新
シングルプレーについても大きな変更が加えられる。
2026版のキャリアモードは、2027版では「PBA Tour Mode」という名称へ変更される。
これは単なる名称変更ではない。
ゲームディレクターによれば、モード全体の設計思想そのものを見直したという。
2026版では、大会へ参加しながら進めていく比較的ゲーム的な構成だった。
遊びやすさはあったものの、実際にPBAプロとして1シーズンを戦っているような感覚については十分ではなかった。
そこで2027版では、「PBAツアーのシーズンを体験する」ことを中心に据えたモードへ作り直している。
大会はやり直せない 「負ければ終わり」の緊張感
新しいPBA Tour Modeを象徴するシステムの一つが、大会を繰り返しやり直せないことだ。
タイトルイベントでは、一度その大会を戦ったら基本的に再挑戦することはできない。
勝てば次へ進む。
負ければ、その大会はそこで終わる。
現実のツアーでは当然のことだが、ゲームとして考えるとかなり思い切った設計である。
失敗したからリセット。
優勝するまで何度も挑戦。
そうしたゲーム的な攻略ではなく、一度きりの結果を受け入れながらシーズンを戦っていく。
さらに年間ランキングも用意され、自分の成績が他選手と比較される。
大会フォーマットについてもマッチプレーなど、実際のPBAイベントに近い形式が盛り込まれる。
つまり一大会の結果だけではなく、シーズン全体で安定した成績を残すことが重要になる。
フルシミュレーションなら1シーズン約180時間
PBA Tour Modeには、さらに強烈な設定が存在する。
大会のゲーム数をプレイヤー自身が調整できるシステムだ。
短時間で楽しみたい場合は短縮設定を選べる。
一方で、本物のPBAツアーに近いゲーム数を投げたい場合には、極端なほど長い設定まで用意されている。
開発チームの計算では、フルシミュレーション設定で1シーズンを最速で進めても約180時間を要するという。
もちろん、開発側もすべてのプレイヤーに180時間のシーズンを完走してほしいと考えているわけではない。
例えばU.S. Openなど特定の大会だけを、本番と同等に近いゲーム数で体験するという遊び方もできる。
それでも、この極端な設定をあえて用意したことに意味がある。
「簡単に遊びたい人は簡単に。徹底的にリアルを求めたい人には、徹底的なリアルを。」
この考え方こそ、2027版の大きな特徴だ。
1シーズンで終わらない継続型のツアー体験
PBA Tour Modeは、一度エンディングを迎えれば終了するタイプのキャリアではない。
1シーズンを終えると報酬を獲得し、そのまま次のシーズンへ進む。
つまり、何年にもわたってPBAツアーを戦い続ける継続型のモードとして設計されている。
ツアーで獲得した報酬は、自分のカスタムボウラーにも反映されていく。
オンライン対戦、ツアー、キャラクター育成が別々のコンテンツとして存在するのではなく、すべてが一人のボウラーとしての成長につながる仕組みだ。
この点も、2026版から大きく進化した部分と言える。
実在PBAプロも追加 若手世代を積極的に収録
実在するPBA選手についてもラインナップが拡充される。
2026版には30名を超えるPBAプロが登場していたが、2027版ではさらに6名の新しいプロを追加。
Ryan Barnes、Brandon Bonta、Zack Wilkinsなど、現在のPBAを象徴する若い世代の選手も収録される。
選手についてはモーションキャプチャーも実施。
単に実名や外見だけを登場させるのではなく、実際の投球フォームまでゲームへ落とし込む作業が進められている。
PBAツアーで進む世代交代を、ゲーム内でも感じられる構成になりそうだ。
実況も刷新 Kyle ShermanとRick Allenを起用
実況についても大幅な見直しが行われる。
2027版ではKyle ShermanとRick Allenによる新しい実況が収録される。
過去作では、長時間プレーすると同じ実況が何度も繰り返され、単調に感じる場面があった。
今回は単純に新しい音声を追加するだけでなく、実況システムそのものを改善。
より自然で、その場の展開に応じたコメントが聞けるようにすることを目指している。
PBA Tour Modeのように何十時間、場合によっては何百時間もプレーする可能性があるゲームだからこそ、実況の自然さは没入感を支える重要な要素になる。
開発者が感動した「Phaze IIの動き」
2027版のリアリティを象徴する印象的なエピソードも語られている。
ゲームディレクターが開発中にPhaze IIを投げたときのことだ。
自身が現実のボウリングでも頻繁に使用しているボールをゲーム内で投球したところ、現実で自分が投げているときと同じようなモーションを見せたという。
このエピソードは、『PBA Pro Bowling 2027』が何を目指しているのかを非常によく表している。
有名なボールのロゴやデザインをゲームに収録するだけではない。
実際にそのボールを知っているボウラーが投げたとき、
「そうそう、このボールはこう動く」
と感じられるレベルまで近づけようとしている。
これはライセンス商品としてボールを収録するだけの発想とは大きく異なる。
現実のボールフィーリングそのものをデジタル上で再現する。
それこそが開発チームの目標なのだろう。
コンディション別の「ボウリングバッグ」を保存可能
プレーの快適性を高める新機能として、Loadoutシステムも導入される。
ショートオイル用、ロングオイル用など、コンディションごとに使用するボールやPerksの組み合わせをあらかじめ保存できる。
開発者はこれを、現実の「ボウリングバッグ」のような仕組みとして説明している。
例えば、
「ショートパターン用」
「ロングパターン用」
「ミディアム用」
といった形でアーセナルを用意し、コンディションに応じて素早く切り替えられる。
毎回ボールやPerksを一つずつ変更する必要がなくなり、プレーのテンポも向上する。
同時にこれは、ゲーム内でも「どんなバッグを組むか」そのものが戦略になることを意味する。
ボール選びやアーセナル構築が好きなボウラーなら、試合そのものと同じくらい楽しめる要素になりそうだ。
「投げるゲーム」から「ボウリングを組み立てるゲーム」へ
『PBA Pro Bowling 2027』の新要素を一つずつ見ていくと、今回の作品が目指している方向性がはっきり見えてくる。
それは単なる「リアルなボウリングゲーム」ではない。
現実のボウリングで求められる判断、調整、選択までゲームに持ち込もうとしている。
どのボールを選ぶのか。
表面をどうするのか。
レイアウトをどう設定するのか。
アクシスローテーションをどう変えるのか。
ロフトを使うのか。
どの投球スタイルで戦うのか。
そして変化していくレーンに対して、次に何をするのか。
2026版では、リアルなピンアクションやオイルパターン、レーン変化によって多くのボウラーを驚かせた。
2027版は、そのさらに先へ進む。
オンラインリーグやランク戦が本格的に機能すれば、
「何のボールを使った?」
「表面は?」
「どんなレイアウト?」
「アクシスローテーションは?」
「Perksは何を付けている?」
といった、現実のボウリングセンターで交わされるような会話がオンラインでも生まれるかもしれない。
そしてPBA Tour Modeでは、一度きりの大会を戦い、その結果を受け入れながら長いシーズンを進んでいく。
ボールを投げるだけのゲームから、ボウリングを考え、組み立て、攻略するゲームへ。
そこにこそ、『PBA Pro Bowling 2027』最大の進化がある。
発売予定日は12月17日。
ボールリアクション、レーン攻略、アーセナル構築、オンライン競技、PBAツアー体験。
それらすべてが本当に高いレベルで結び付けば、『PBA Pro Bowling 2027』は単なるスポーツゲームという枠を超え、ボウラーがもう一つの場所で本気のボウリングを楽しめる作品になる可能性を秘めている。