畑秀明が男子トップ、濱﨑りりあが女子逆転首位
第2次実技テスト最終成績
第2次実技テスト最終成績、男子13名・女子8名が実技合格
2026年5月12日(火)、第64回男子・第58回女子プロボウラー資格取得テストの第2次実技テスト最終日が、東京・品川プリンスホテルボウリングセンターで行われた。
第2次テストは、第1次テストのトータルピンを持ち越さずに行われる実技試験。男子は60ゲームで12,000ピン、アベレージ200.00以上、女子は48ゲームで9,120ピン、アベレージ190.00以上が合格基準となる。4日間にわたる長丁場のなかで、安定したスコアメイクと最終日まで崩れない集中力が求められた。
最終日の結果、男子は畑秀明が13,875ピン、アベレージ231.25でトップ通過。女子は濱﨑りりあが10,277ピン、アベレージ214.10で首位に立ち、実技テストを通過した。男子は13名、女子は8名が第2次実技テスト合格となり、次の第3次テストへ進む。
男子は畑秀明が圧巻のトップ通過
男子の首位通過は畑秀明。通算60ゲームで13,875ピン、アベレージ231.25を記録し、2位以下を大きく引き離す内容で実技合格を決めた。
畑は1日目15ゲームで3,439ピン、アベレージ229.26を打ち上げて首位発進。2日目も3,364ピン、アベレージ224.26と高水準を維持し、3日目には3,659ピン、アベレージ243.93という圧巻のスコアをマークした。
45ゲーム終了時点で10,462ピン、アベレージ232.48と首位を固めると、最終日も3,413ピン、アベレージ227.53を記録。4日間すべてで合格基準を大きく上回り、実力を示すトップ通過となった。
2位には菅野直人が13,301ピン、アベレージ221.68で入った。3日目に3,589ピン、アベレージ239.26を記録して上位争いに加わり、最終日も大きく崩れることなく2位を確保した。
3位は山本青空。通算13,263ピン、アベレージ221.05で実技合格となった。2日目には3,443ピン、アベレージ229.53を記録し、全体を通じて安定したスコアを残した。
4位は山下秀人で13,162ピン、アベレージ219.36。5位には佐藤耀斗が13,150ピン、アベレージ219.16で続いた。佐藤は最終日15ゲームで3,409ピン、アベレージ227.26を記録し、終盤で順位を押し上げた。
男子合格ラインはわずか7ピン差の明暗
男子の合格基準は60ゲーム12,000ピン、アベレージ200.00。最終的に13名がこのラインを突破した。
13位で実技合格となったのは上江洲琉心。通算12,049ピン、アベレージ200.81で、合格基準を49ピン上回った。ボーダー付近での戦いとなったが、60ゲームを投げ切り、最後まで合格圏内を守り抜いた。
一方で、14位の久保山祐至は11,993ピン、アベレージ199.88。合格基準までわずか7ピン届かなかった。60ゲームを投げた末の7ピン差は、まさに1投の重みを感じさせる結果だった。
15位の是永竹徳も11,989ピン、アベレージ199.81で、基準まで11ピン差。プロテストの厳しさと、長丁場における一投一投の重要性が浮き彫りになった。
女子は濱﨑りりあが最終日に逆転トップ
女子は濱﨑りりあが通算10,277ピン、アベレージ214.10でトップ通過を果たした。
濱﨑りりあは、1日目12ゲームで2,410ピン、アベレージ200.83。2日目は2,521ピン、アベレージ210.08、3日目は2,645ピン、アベレージ220.41と、日を追うごとにスコアを伸ばした。
36ゲーム終了時点では5位だったが、最終日12ゲームで2,701ピン、アベレージ225.08をマーク。この日の女子トップスコアで一気に順位を上げ、逆転で首位通過を決めた。勝負どころの最終日に最も高いパフォーマンスを発揮した点は、非常に印象的だった。
2位は髙田真帆。通算10,170ピン、アベレージ211.87で実技合格となった。1日目に2,605ピン、アベレージ217.08で好スタートを切り、最終日も2,575ピン、アベレージ214.58と安定した投球を見せた。
3位は須藤真海。通算10,072ピン、アベレージ209.83で通過した。36ゲーム終了時点では7,722ピン、アベレージ214.50で首位に立っていたが、最終日は2,350ピン、アベレージ195.83。それでも前日までの貯金を生かし、上位で実技テストを終えた。
4位には濱﨑姫琉が9,984ピン、アベレージ208.00。5位は髙本聖菜で9,803ピン、アベレージ204.22。6位に中村心、7位に藤林華音、8位に葛生愛梨が入り、女子は8名が第2次テストを通過した。
女子のボーダー争いは葛生愛梨が25ピン差で突破
女子の合格基準は48ゲーム9,120ピン、アベレージ190.00。8位の葛生愛梨は9,145ピン、アベレージ190.52で実技合格となった。
葛生は36ゲーム終了時点で7,001ピン、アベレージ194.47と合格圏内につけていたが、最終日12ゲームは2,144ピン、アベレージ178.66。苦しい展開となったものの、最後まで粘り、合格基準を25ピン上回った。
9位の古瀨智美は9,023ピン、アベレージ187.97で不合格。10位の松本栞菜は8,913ピン、アベレージ185.68で、実技合格には届かなかった。女子も男子と同様、ボーダーライン付近では最終日まで気の抜けない展開となった。
第3次テストは面接・筆記・研修へ
第2次実技テスト合格者は、次の第3次テストへ進む。実施要項によると、第3次テストでは面接、身体検査、筆記テスト、入会時研修などが行われる。筆記テストは、一般常識、日本プロボウリング協会の規程・トーナメントに関する問題、ボウリング基礎知識問題などが対象となる。
第3次テストは5月13日(水)から5月15日(金)に、東京都港区の公益財団法人仏教伝道協会会議室で実施予定。さらに5月16日(土)には、C級プロ・インストラクター資格取得講習会も予定されている。
実技テストを突破した選手たちは、プロボウラー資格取得に向けて最終段階へ進むことになる。男子60ゲーム、女子48ゲームという厳しい実技テストを乗り越えたことは、技術だけでなく、体力、精神力、対応力を兼ね備えていることの証明でもある。
男子 第2次実技テスト合格者一覧
| 順位 | 氏名 | 登録地 | TOTAL | G数 | AVG |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 畑 秀明 | 神奈川県 | 13,875 | 60 | 231.25 |
| 2 | 菅野 直人 | 神奈川県 | 13,301 | 60 | 221.68 |
| 3 | 山本 青空 | 石川県 | 13,263 | 60 | 221.05 |
| 4 | 山下 秀人 | 静岡県 | 13,162 | 60 | 219.36 |
| 5 | 佐藤 耀斗 | 東京都 | 13,150 | 60 | 219.16 |
| 6 | 熊沢 颯 | 東京都 | 13,097 | 60 | 218.28 |
| 7 | 菅原 奏 | 岩手県 | 12,931 | 60 | 215.51 |
| 8 | 廣岡 光希 | 埼玉県 | 12,788 | 60 | 213.13 |
| 9 | 久冨木 広 | 宮崎県 | 12,711 | 60 | 211.85 |
| 10 | 諏訪間皆丞 | 静岡県 | 12,556 | 60 | 209.26 |
| 11 | 須田 光翼 | 神奈川県 | 12,488 | 60 | 208.13 |
| 12 | 潟手 孝義 | 佐賀県 | 12,402 | 60 | 206.70 |
| 13 | 上江洲琉心 | 東京都 | 12,049 | 60 | 200.81 |
女子 第2次実技テスト合格者一覧
| 順位 | 氏名 | 登録地 | TOTAL | G数 | AVG |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 濱﨑りりあ | 神奈川県 | 10,277 | 48 | 214.10 |
| 2 | 髙田 真帆 | 神奈川県 | 10,170 | 48 | 211.87 |
| 3 | 須藤 真海 | 千葉県 | 10,072 | 48 | 209.83 |
| 4 | 濱﨑 姫琉 | 神奈川県 | 9,984 | 48 | 208.00 |
| 5 | 髙本 聖菜 | 愛知県 | 9,803 | 48 | 204.22 |
| 6 | 中村 心 | 三重県 | 9,743 | 48 | 202.97 |
| 7 | 藤林 華音 | 大阪府 | 9,662 | 48 | 201.29 |
| 8 | 葛生 愛梨 | 東京都 | 9,145 | 48 | 190.52 |
まとめ
第64回男子・第58回女子プロボウラー資格取得テストの第2次実技テストは、男子13名、女子8名が合格する結果となった。
男子は畑秀明が4日間を通じて高い安定感を見せ、アベレージ231.25でトップ通過。女子は濱﨑りりあが最終日に大きくスコアを伸ばし、逆転で首位通過を果たした。
一方で、男子は14位が合格基準までわずか7ピン差、女子も8位が25ピン差での通過となり、プロテストならではの厳しさが際立つ最終成績となった。
実技合格者は、面接・筆記・研修などが行われる第3次テストへ進む。プロボウラー誕生へ向けた最終関門で、各選手がどのような結果を残すのか注目される。