
昨年の雪辱を晴らし、堂々のトップシードへ!
プロボウリング界のスター、ジェイソン・ベルモンテとビル・オニールが、2024年のPBAロス/ホルマン・ダブルス選手権でトップシードを獲得しました。
昨年の大会では決勝戦で惜敗し、タイトルを逃した二人。しかし今年はその悔しさをバネにし、圧倒的なパフォーマンスでリベンジを果たしました。
大会の模様は、3月2日(日)午後1時(東部時間)にFS1で放送されます。
激戦の末に掴んだトップシード
ベルモンテ&オニールは、36ゲームの予選を通じてフィールドをリード。
その後のマッチプレーでも安定した投球を見せましたが、最終8ゲームの序盤ではスコアが伸び悩む展開に。
一方、DJアーチャー&ショーン・マルドナド組は怒涛の追い上げを見せ、269、289、279、そしてパーフェクトゲーム(300点)を達成。
ベルモンテ&オニールを猛追しました。
しかし、トップの座を譲るわけにはいきません。第7ゲームで277点を叩き出し、ポジションラウンドでは序盤8連続ストライクを決めて、トップシードを確定させました。
オニールのコメント
「今日は良い時と悪い時の差が激しかった。280点を出したかと思えば、190~200点に落ち込むこともあった。でも最後にしっかり立て直せたのは大きな自信になるよ。」
ベルモンテのコメント
「調子が悪い時でも150点台や160点台に落ち込まず、最低限のスコアを維持できたのが良かったね。最後に流れを掴めたのが決め手だったと思う。」
オニール、PBA殿堂入り決定!
今回の大会はオニールにとって特別なものになりました。
なぜなら、彼は2025年のPBA殿堂入りを果たすことが決まったからです。
ベルモンテもこのニュースを祝福し、
「彼のキャリアを考えれば殿堂入りは当然のこと。だが、実際に名前が刻まれるまでは確定ではない。正式に認められたことが本当に嬉しいよ。」
と語っています。
熾烈な戦いが続く決勝ラウンド
トップシードのベルモンテ&オニールに続き、
アーチャー&マルドナドが第2シードを獲得。
彼らは2022年の大会でトップシードながらも決勝で敗れており、今回こそタイトルを狙っています。
さらに、パトリック・ドンブロウスキー&ベイリー・マヴリックが第3シードに。
この二人は経験豊富なペアではありませんが、「短いレーンパターンが得意なドンブロウスキー」と「長いパターンが得意なマヴリック」の組み合わせが功を奏し、決勝進出を果たしました。
また、ティム・フォイJr.&ケビン・マキューンは14位から大逆転でファイナル進出。
フォイが個人戦でベルモンテを破った勢いのまま、ダブルス戦でも快進撃を見せました。
そして、マット・オーグル&ショーン・ラッシュのペアも決勝進出。
ラッシュはオニールとともに2025年PBA殿堂入りが決まったばかりで、地元イリノイで最高の一週間を過ごしています。
決勝は3月2日放送!トップチームの戦いを見逃すな!
PBAロス/ホルマン・ダブルス選手権の決勝戦は3月2日(日)午後1時(東部時間)にFS1で放送予定。
果たして、ベルモンテ&オニールは悲願の優勝を果たすのか?
それとも、新たな王者が誕生するのか?
ボウリングファン必見の一戦をお楽しみに!