Ball Specs

Motiv Trident Horizon

スペック

  • Color: Blue Pearl/Navy Solid/Pink Solid
  • Coverstock: Coercion MXC Hybrid Reactive
  • Weight Block: Sidewinder™
  • Factory Finish: 4000 Grit LSS 
  • Flare Potential: High
  • Radius of Gyration (RG): 15lbs – 2.52
  • Differential (Diff): 15lbs – 0.049
  • Intermediate Differential (Diff): 15lbs – 0.013

ボール評価

 StrokerTweenerCranker
 Oily8.08.59.2
 Medium9.79.79.8
 Dry
 Sport8.08.08.0
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強み・弱み・総評

  • Trident Horizonは非常に汎用性の高いモデルです。ストレートに投げればコントロールしやすいシェイプを作り出しますし、よりオープンなアングルを必要とするコンディションでは、バックエンドと全体的なフックを十分に提供してくれます。
  • Coercion MXC HybridカバーとSidewinder Asymmetricコアデザインの組み合わせは、Trident Horizonをドライなコンディションを不向きなものにしています。たとえ研磨と弱めのレイアウトをしたとしても、ほとんどのボウラーはドライなコンディションでは別のボールを選択した方が良いでしょう。
  • Trident Horizonはレーン前方のオイル量の多さに対応する能力が非常に印象的です。Jackal Legacyよりもダウンレーンでの反応が良く、Fatal Venomよりもトータルフックに優れています。

ボール評価(アメリカンボウリングサービス)

MOTIVのMedium-Heavy Oil対応のボールはFORGEシリーズとTRIDENTシリーズの二つ。FORGEは対称コアを基調とした扱いやすさの中に強さを見出したモデル。

TRIDENTは非対称コアで動き出しの安定感と先の動きを強調させたモデルと、同じ領域の中に二つのコアを採用することで各々パフォーマンスを変えて差別化を図っています。

今回TRIDENT NEMESISから約1年ぶりに発売されるTRIDENT HORIZONは、先に発売されキャッチが格段に上がったと定評のあるFORGE FLAREやJACKAL LEGACYと同じCoercion MXCカバーストックのHybridバージョンを採用することで、TRIDENT NEMESISとはまた違う魅力のあるボールとして仕上がってきました。

すでにFORGE FLAREとJACKAL LEGACYで実績のあるカバーストックは今までのTRIDENTシリーズをさらなる領域へと引き上げました。

前作TRIDENT NEMESISと比較投球してみると、走りを重視したInfusionカバーは比較的ドライゾーンの反応に重点をおき開発されましたが、Coercion MXCカバーはオイルの中のキャッチとブレーキングに重点をおかれているように感じます。

私の場合、前作NEMESISがややスキットが長く感じたので表面の光沢を少し消すことでシャープなバックエンドはそのままでキャッチを強めることができて、超お気に入りのボールになりました。今回のHORIZONはNEMESISの表面加工仕様とはまた違うしっかりとしたブレーキングで、向きの変わり方もNEMESISより明確に起き上がるのが見えます。

FORGE FLAREやJACKAL LEGACYまでキャッチはいらないけど、しっかりと曲がるボールが欲しいという方におススメです。

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