Motiv Raptor Fury｜Pro Bowling Info

スペック

Color: Dark Red/Red Solid
Coverstock: Leverage XFS Solid Reactive
Weight Block: Affliction V2
Factory Finish: 2000 Grit LSS
Flare Potential: High
Radius of Gyration (RG): 16lbs – 2.48; 15lbs – 2.48; 14lbs – 2.50
Differential (Diff): 16lbs – 0.053; 15lbs – 0.055; 14lbs – 0.053

ボール評価

	Stroker	Tweener	Cranker
Oily	9.9	9.9	9.9
Medium	8.5	8.5	8.5
Dry	–	–	–
Sport	8.0	8.0	8.0

Bowling This Month

ボール評価（アメリカンボウリングサービス）

RAPTORシリーズはMOTIV社においてヘビーオイル対応のオプションとして存在し、カバーストックからコアテクノロジーに至るまでその領域を担っているJACKALシリーズと二分化されています。

特にMOTIV社はこの領域にAsymmetry(非対称)とSymmetry(対称)双方のコアテクノロジーを取り入れ、各々カバーストックとコアテクノロジーの特色を活かしてパフォーマンスを分類しています。

今回のRAPTER FURYはLeverage XFS Solid ReactiveとAffliction V2コアの組み合わせで、コントロール性と高濃度のオイルに対応できる性能を目的として仕上げられています。搭載されたLeverage XFS Solid ReactiveはJACKAL AMBUSHと同系統のカバーストックで、今のラインナップでは最大のキャッチを誇ります。

そのカバーストックに”XFS”(Extreme Friction Solid)というMOTIV社の独自添加剤を加え、JACKAL AMBUSHのカバーストックよりも若干直進力を加えることでエネルギーの保持力をアップさせて、コントロール性と扱いやすさを前面にだしています。

対称コアならではの持続的な転がりがキャッチ系のカバーストックと連動して、曲がり始めてからピンヒットまでの軌道が非常に読みやすく感じました。

私が投球してみると、レーン中盤で急激にブレーキがかかり曲がり始めようとする印象がありました。やはりヘビーオイル対応のスペックであるがごとく、手前から曲がろうとするイメージがあります。

JACKAL AMBUSHと曲がるイメージも違いますが、ポケットへの軌道の読みやすさはRAPTER FURYに軍配があり、角度がつきやすいのはJACKAL AMBUSHです。

オイルが多いコンディションでミッドエリアのキャッチ感を求めている方にとってイメージが出やすい仕上がりです。

ヘビーオイル対応のスペックで非対称のボールが多い中、数少ない対称コアのボール。

扱いやすさと強力なキャッチ力が売りの性能です。

ボール説明

Motivの新しいRaptor Furyは、Sky Raptorから取り入れた対称型のAffliction V2コア形状と、新しいLeverage XFS Solidカバーストックを組み合わせています。箱から出した時点で2000グリットのサンディング仕上げが施されており、Black VenomやPride Dynastyに使用されていたLeverage MFSカバーよりもさらにトラクションを提供します。素早く回転し、高いフレアを生み出すコア設計、新しい攻撃的なカバーストック、そしてマットな箱出し仕上げが組み合わさって、簡単にフックを生み出すことができます。

【強み】 Raptor Furyは、ミッドレーンでのトラクションをしっかりと作り出し、豊富なバックエンドモーションを提供します。このボールは、より多くのオイル量にも容易に対応でき、ダウンレーンでのフックが十分にあり、ピンを通過する力を持っています。これにより、ボウラーはオイルの移動に合わせて左に移動し続けることができます。

【弱点】このボールは、最高の性能を発揮するためにはオイルが必要です。より短く、乾燥したコンディションには、他にもっと適した選択肢があります。

【総合評価】 Raptor Furyは、ヘビーロングオイルパターンに対応するための素晴らしい選択肢をボウラーに提供します。強力なコア設計と新しいカバーストックが、あらゆるスタイルのボウラーに豊富なトータルフックを生み出します。