Team USA Trials – Day 2 – Pro Bowling Info

ジャブロンスキーとブランドリーノがチームUSAトライアルズの2日目をリード

アメリカ・ネバダ州リノのナショナル・ボウリング・スタジアムで土曜日に行われた「Team USAトライアルズ」の2日目は、36フィートのオイルパターンの上で高得点の試合が展開され、今年のイベントで初となるパーフェクトゲーム（300点）が達成されるなど、若手ボウラーたちが活躍しました。

男子部門

ミシガン州カントン出身のディラン・ジャブロンスキー選手は、平均スコア242以上を記録し、5ゲーム目で300点を達成。その日の6ゲーム合計で1,454点を叩き出しました。彼は大会初出場ながら12ゲームを終えた時点で1度もスコアが200を下回ることなく、安定したパフォーマンスを見せています。

ジャブロンスキー選手は、2日間の競技を最大限に活用したと話しています。「木曜日の練習セッションの後、1日目と2日目が自分にとって最高のチャンスになると確信しました。このタイミングで少しでも多くの（順位）ポイントを稼ぐべきだと考えました」と述べています。

その日の成績でジャブロンスキー選手に次ぐのは、ウィスコンシン州アイオラのロバート・ヴァーター選手（1,427点）、インディアナ州ビーチグローブのライアン・スピアー選手（1,413点）でした。さらに、グリーンベイのカーター・ウェスコット選手（1,380点）、ライリー・スピアー選手（1,378点）がトップ5に入りました。一方、前年のTeam USAトライアルズ優勝者であるダレン・タン選手（ラスベガス）は41位（1,301点）、前年のアマチュア全米選手権王者であるジュリアン・サリナス選手（テキサス州リッチモンド）は27位（1,322点）となりました。

19歳のジャブロンスキー選手は、高校2年生から本格的にボウリングに取り組み始めたばかりですが、短期間で急速に成長し、イベント後半に向けてベテランのような心構えを見せています。「この経験ができて本当にうれしいですが、ここで気を緩めることなく、一投ずつ集中して前に進みます」と語りました。

総合成績では、ヴァーター選手が6ポイントで1位、ジャブロンスキー選手が7ポイントで2位。3位はテキサス州デントンのライアン・バーンズ選手（17ポイント）、4位はイリノイ州マンハッタンのニック・デュデック選手（21ポイント）、5位はオクラホマ州エドモンドのC.J.ペトリン選手（25ポイント）。タン選手は43ポイントで8位、サリナス選手は52ポイントで13位に位置しています。

女子部門

一方、イリノイ州チャナホンのジアンナ・ブランドリーノ選手は、6ゲームで平均242以上を記録し、合計1,455点で女子部門をリード。昨年に続き、Team USAトライアルズのブロックを2年連続で制しました。

ブランドリーノ選手は、36フィートのオイルパターンにほとんど苦戦することなく、245、277、266のスコアで好スタートを切り、195で一息ついた後も、256と216を記録しました。「今日はストライクが多く出る日になると分かっていたので、忍耐強くいようと思いました。今日は非常に高得点になるか、多くの9本倒しで苦戦するかのどちらかでしたが、幸いにも高得点の日になりました」とコメントしています。

その日の女子部門で2位に入ったのは、フロリダ州ポートオレンジのブルック・ロバーツ選手（1,386点）、続いてフロリダ州レイクウェールズのシドニー・ブルメット選手（1,383点）。さらに、インディアナ州グリフィスのホープ・グラムリー選手（1,376点）、アイオワ州シーダーラピッズのキャシディ・コウリー選手（1,366点）がトップ5に入りました。グラムリー選手は、女子部門最高スコアとなる290点を記録して締めくくりました。

ジュニアTeam USAのメンバーに2度選ばれ、2023年のジュニアゴールド選手権U18女子チャンピオンであるブランドリーノ選手ですが、今日の結果に満足せず、新たな挑戦を見据えています。「毎日が新しいスタートで、スコアはリセットされます。明日も今日のように練習セッションを活用して頑張ります」と語りました。

総合成績では、ブランドリーノ選手が7ポイントでトップを維持し、初日のリーダーであるサンディエゴのケイトリン・アビガニア選手が8ポイントで2位。続いて、カリフォルニア州レッドウッドバレーのマランダ・パティソン選手（13ポイント）、フロリダ州パームベイのクリスタル・エリオット選手（22ポイント）、アイオワ州シーダーラピッズのアンナ・ワーケル選手（28ポイント）がトップ5に入っています。