メリーランドカップ JPBAシーズントライアル 2026 オータムシリーズ
(メリーランドタケオボウル)

徳久恵大が地元・武雄でシーズントライアル初優勝!
畑秀明との優勝決定戦を232対194で制す

 

徳久恵大が地元開催のオータムシリーズを制覇

2026年10月16日(金)、佐賀県武雄市のメリーランドタケオボウルで「メリーランドカップ JPBAシーズントライアル2026 オータムシリーズ」が開催された。

大会には33名の男子プロボウラーが出場。予選8ゲームを経て上位18名が準決勝に進み、通算12ゲームの上位8名によるシュートアウト方式で優勝が争われた。

この大会で頂点に立ったのは、メリーランドタケオボウル所属の徳久恵大だった。

徳久は予選第1ゲームでパーフェクトを達成すると、8ゲーム合計1,843ピンで首位通過。準決勝でも安定した高得点を積み重ね、通算12ゲーム2,818ピン、アベレージ234.83という成績でトップシードを獲得した。

優勝決定戦では、シュートアウト2ndマッチで257を記録した畑秀明と対戦。

最後は徳久恵大232-194畑秀明で勝利し、シーズントライアル初優勝を飾った。

さらに今大会では、徳久に加えて玉井慎一郎もパーフェクトゲームを達成。2つの公認パーフェクトが生まれる大会となった。

 

徳久恵大が予選から決勝まで首位を譲らず完全制覇

決勝――トップシードの徳久恵大が畑秀明を迎え撃つ

決勝は、予選と準決勝の通算12ゲーム上位8名によるシュートアウト方式で争われた。

まず、通算順位5位から8位までの4名が1ゲームを投球する1stマッチを実施。その最上位者が、2位から4位の3名とともに2ndマッチに進出する。

そして、2ndマッチを勝ち抜いた1名が、トップシードの選手と優勝決定戦を戦う形式となっている。

長丁場のトータルピンで上位に入った選手であっても、決勝ではわずか1ゲームの結果が勝敗を左右する。

その緊張感の中、トップシードを守った徳久と、3位通過から勝ち上がった畑による優勝争いが実現した。

 

シュートアウト1stマッチ――井之上准己が210で突破

最初の1stマッチには、通算12ゲームの5位から8位で決勝に進出した4名が登場した。

5位の川添奨太、6位の安里秀策、7位の潟手孝義、8位の井之上准己による1ゲーム勝負となった。

このマッチを制したのは、菊陽ボウル所属の井之上准己だった。

井之上は序盤からストライクを重ね、210をマーク。潟手も202で追い上げたが、井之上が8ピン差で上回った。

シュートアウト1stマッチ結果

順位

選手

スコア

1位

井之上准己

210

2位

潟手孝義

202

3位

川添奨太

179

4位

安里秀策

158

通算12ゲームでは8位だった井之上が、決勝最初の勝負を制して次のステージへ進んだ。

一方、潟手は202を記録しながらも惜しくも敗退。1ゲーム勝負ならではの厳しさが表れた。

 

シュートアウト2ndマッチ――畑秀明が257で圧倒

続く2ndマッチには、準決勝終了時点で2位だった田中義一、3位の畑秀明、4位の正田晃也、そして1stマッチを突破した井之上准己が出場した。

ここで圧巻のスコアを記録したのが、右両手投げの畑秀明だった。

畑は序盤からストライクを連発。1ゲームを通じて高いペースを維持し、257という好スコアで他の3選手を大きく引き離した。

井之上は196、正田は181、田中は177となり、畑が優勝決定戦への切符を獲得した。

シュートアウト2ndマッチ結果

順位

選手

スコア

1位

畑秀明

257

2位

井之上准己

196

3位

正田晃也

181

4位

田中義一

177

畑の257は、2位の井之上に61ピン差をつける内容だった。

予選では3位、準決勝終了時点でも3位だった畑が、決勝の重要な局面で存在感を示した。

トップシードの徳久を相手に、どのような勝負を見せるのか。優勝決定戦への期待が高まった。

 

優勝決定戦――徳久恵大が232対194で勝利

優勝決定戦は、予選から首位を走り続けた徳久恵大と、2ndマッチで257を記録した畑秀明による直接対決となった。

徳久は予選8ゲームで1,843ピン、準決勝4ゲームで975ピンを記録。

通算12ゲームでは2,818ピン、アベレージ234.83という今大会最高の成績を残していた。

一方、畑は予選3位から決勝へ進出し、2ndマッチで257をマーク。勢いという点では畑にも十分なチャンスがあった。

しかし、優勝決定戦で主導権を握ったのは徳久だった。

徳久は序盤にスプリットなどで苦しむ場面もあったが、5フレームから9フレームまで5連続ストライクを記録。

5フレーム終了時点では93ピンだったスコアを、9フレーム終了時には212ピンまで伸ばした。

対する畑もストライクを重ねたものの、中盤と終盤のオープンフレームが響き、徳久に追いつくことができなかった。

最終スコアは、

優勝決定戦

徳久恵大 232 ― 畑秀明 194

38ピン差で徳久恵大が勝利

予選、準決勝を通じてトップを維持し、最後の1ゲームでも232を記録。

徳久恵大が地元・メリーランドタケオボウルで、シーズントライアル初優勝という大きな結果を残した。

 

準決勝――徳久恵大が2,818ピンでトップシード獲得

準決勝には予選上位18名が進出し、4ゲームを投球した。

予選8ゲームとの通算12ゲームで争われ、上位8名が決勝シュートアウトへ進む。

その中で圧倒的な安定感を見せたのが、予選首位の徳久恵大だった。

徳久は準決勝で、

258、224、215、278

を記録。

4ゲーム合計975ピン、アベレージ243.75という高い水準でまとめ、通算12ゲームでは2,818ピンまでスコアを伸ばした。

2位の田中義一とは109ピン差。

終始トップを維持した徳久が、優勝決定戦へ直接進出するトップシードを獲得した。

一方、田中も準決勝で好調な投球を披露した。

268、244、231、245という4ゲームで988ピンを記録し、準決勝だけのアベレージでは247.00をマーク。

これは準決勝進出18名の中で最高の数字だった。

予選3位の畑は950ピンを加え、通算2,656ピンで3位を維持。

さらに、予選10位だった正田晃也は準決勝で943ピンを記録し、通算4位まで順位を上げた。

決勝進出者(通算12ゲーム成績)

通過順位

選手

通算12G

AVG

1位

徳久恵大

2,818

234.83

2位

田中義一

2,709

225.75

3位

畑秀明

2,656

221.33

4位

正田晃也

2,477

206.41

5位

川添奨太

2,434

202.83

6位

安里秀策

2,387

198.91

7位

潟手孝義

2,359

196.58

8位

井之上准己

2,352

196.00

決勝進出争いでは、8位の井之上が2,352ピン、9位の玉井慎一郎が2,341ピンとなり、その差はわずか11ピンだった。

玉井は準決勝2ゲーム目にパーフェクトを達成していたが、決勝進出にはあと一歩届かなかった。

一方、井之上は8位で決勝に進み、その後の1stマッチを突破して最終5位となった。

予選・準決勝での積み重ねと、決勝の1ゲームで発揮する勝負強さ。 両方が最終順位を左右する大会となった。

 

予選――徳久恵大が初戦300点、1,843ピンで首位通過

大会は33名による予選8ゲームからスタートした。

その初戦から会場を沸かせたのが、徳久恵大だった。

徳久は予選第1ゲームで300点のパーフェクトゲームを達成。

この勢いに乗り、前半4ゲームを、

300、180、198、279

とし、957ピンで折り返した。

後半4ゲームでも204、214、255、213と安定したスコアを記録し、886ピンを追加。

8ゲーム合計は1,843ピン、アベレージ230.37となり、2位に122ピン差をつけて首位通過を決めた。

2位には1,721ピンの田中義一、3位には1,706ピンの畑秀明が続いた。

また、予選では菊陽ボウル所属の井之上准己が後半に巻き返しを見せた。

前半4ゲーム終了時点では14位だったが、後半は233、225、184、211とまとめて853ピンを記録。

8ゲーム合計1,571ピンで5位まで浮上した。

さらに、準決勝で4位まで順位を上げた正田晃也は、予選終了時点では10位だった。

予選では18位の宮崎大輔が1,422ピン、アベレージ177.75で準決勝進出ラインに入った。

19位の山上英章は1,386ピンとなり、両者の差は36ピンだった。

 

徳久恵大と玉井慎一郎がパーフェクト達成

今大会の大きな話題となったのが、2名によるJPBA公認パーフェクトゲームの達成だった。

最初に300点を記録したのは徳久恵大。

予選第1ゲームでパーフェクトを達成し、JPBA公認第1809号となった。

徳久にとっては3年ぶり、自身4回目の公認パーフェクトだった。

さらに、準決勝第2ゲームでは玉井慎一郎が300点を記録。

こちらはJPBA公認第1810号となり、玉井にとって9年ぶり、自身7回目のパーフェクト達成となった。

選手

達成ラウンド

公認番号

徳久恵大

予選1G目

第1809号

玉井慎一郎

準決勝2G目

第1810号

両選手には、メリーランドタケオボウル提供のパーフェクト賞1万円が贈られる。

優勝した徳久にとっては、パーフェクト達成とシーズントライアル初優勝を同じ大会で成し遂げる、印象深い一日となった。

 

入賞者――徳久恵大が優勝賞金61,700円を獲得

最終順位では、徳久恵大が優勝、畑秀明が準優勝、田中義一が第3位に入った。

最終順位・入賞者一覧

順位

選手

所属・用品契約

賞金

優勝

徳久恵大

メリーランドタケオボウル

61,700円

第2位

畑秀明

フリー

44,400円

第3位

田中義一

広島パークレーン

29,600円

第4位

正田晃也

コロナワールド・近亀時計店・さくら

27,100円

第5位

井之上准己

菊陽ボウル

24,700円

第6位

川添奨太

ハイ・スポーツ社

22,200円

第7位

安里秀策

コロナワールド

19,700円

第8位

潟手孝義

フリー

17,200円

優勝した徳久は賞金61,700円に加え、獲得合計ポイント68ポイントを記録。

準優勝の畑は57ポイント、第3位の田中は51ポイントを獲得した。

 

パーフェクトで幕を開け、優勝で締めくくった徳久恵大の一日

今回のメリーランドカップ JPBAシーズントライアル2026 オータムシリーズを振り返ると、徳久恵大の圧倒的な安定感と、勝負どころでの強さが際立った大会だった。

予選第1ゲームでパーフェクトを達成し、8ゲーム合計1,843ピンで首位通過。

準決勝でも4ゲーム975ピンを追加し、通算12ゲーム2,818ピン、アベレージ234.83でトップシードを獲得した。

そして優勝決定戦では、2ndマッチで257を記録した畑秀明を232対194で撃破。

予選から準決勝、決勝まで首位の座を譲ることなく頂点に立った。

一方、準優勝の畑も決勝2ndマッチで257を記録し、右両手投げの強みを生かした高い得点力を示した。

また、玉井慎一郎による準決勝でのパーフェクトや、井之上准己の8位通過から最終5位への浮上など、見どころの多い大会でもあった。

徳久にとって、所属先であるメリーランドタケオボウルでシーズントライアル初優勝を成し遂げたことは、大きな意味を持つ結果となっただろう。

公認パーフェクト達成、予選首位通過、トップシード獲得、そしてシーズントライアル初優勝。

2026年10月16日、佐賀県武雄市で行われたオータムシリーズは、徳久恵大が地元の舞台で確かな実力を証明した大会として幕を閉じた。

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