ファイナル進出者
- Chris Barnes
- Tony Oliva
- Mika Koivuniemi
- Jason Couch
- Bo Goergen
クリス・バーンズ、PBA50バラード選手権で優勝!
ドラマチックな決勝戦が展開
2024年PBA50バラード選手権の決勝戦は、まさに手に汗握る展開となりました。PBAおよびUSBCの殿堂入りプレイヤーであるクリス・バーンズが、PBA50デビュー戦となるトニー・オリバを破り、見事な勝利を収めました。試合の行方を左右したのはわずかな運の差。オリバにとっては悔しい結果となりましたが、彼の実力が十分に発揮された試合でもありました。
決勝戦の詳細と激戦の流れ
決勝戦は、バーンズが序盤から圧倒的なパフォーマンスを見せる展開となりました。最初の5フレームで連続ストライクを決め、試合の主導権を握ります。一方のオリバも3連続ストライクを決め、ガッツポーズを見せる場面がありましたが、運に恵まれず2回のソリッド8ピン(ストライクになるはずの惜しいピン残り)を記録し、流れを掴むことができませんでした。
試合の終盤、バーンズは8フレームまでストライクを続け、9フレームで10ピンを残すものの、落ち着いてスペアを決め、最終スコア267対225でオリバを下しました。試合後、バーンズは「トニーは本当にアンラッキーだった。2回の8ピンがなければ彼が勝っていたかもしれない」とコメント。オリバの健闘を称えました。
この勝利で、バーンズはPBA50ツアーで通算6勝目を達成。特に今回の大会が行われたJAX 60では、昨年のPBA50ワールド選手権以来の優勝となり、「なぜかこの会場ではボールがよくストライクを取ってくれる」と自身の相性の良さを語りました。
トーナメントの流れと注目試合
準決勝では、オリバが強敵ミカ・コイブニエミを破り、決勝へと駒を進めました。試合序盤こそ慎重なプレーが続いたものの、4フレーム目から調子を上げ、最終スコア263対207で勝利を収めました。
一方、予選首位通過のジェイソン・カウチは、準々決勝でコイブニエミと対戦。序盤から互角の展開となりましたが、カウチの4-10スプリット(難しいスプリット)によるオープンフレームが響き、最終スコア259対221で敗退しました。
最終結果(賞金額)
🏆 優勝:クリス・バーンズ($4,000)
🥈 準優勝:トニー・オリバ($2,500)
🥉 3位:ミカ・コイブニエミ($2,000)
🏅 4位:ジェイソン・カウチ($1,750)
🎖 5位:ボー・ゴーゲン($1,500)
バーンズの勢いは止まらない!次戦も注目
バーンズはこの勝利を喜びながらも、すぐに次の戦いに向けて気持ちを切り替えています。PBA50モナセリ選手権では第1シードとして出場し、トロイ・スタスとの初戦に挑みます。「第1シード対16シードとはいえ、油断できない試合になるだろう」とコメントし、万全の準備を整えている様子です。
次戦は、試合のすべてをBowlTVでライブ配信。果たしてバーンズは2連勝を飾ることができるのか?引き続きPBA50ツアーの熱戦に注目です!