
ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING 2025
JPBA予選ラウンド E会場 成績結果
2025年5月29日、北海道札幌市のラウンドワンスタジアム札幌・白石本通店にて、JPBA予選ラウンドE会場の熱戦が繰り広げられました。今回は男子レギュラー部門、女子レギュラー部門、そしてアクティブジェネレーション部門(50歳以上)の戦いを中心に振り返ります。
男子レギュラー部門
圧巻のスコアで魅せた谷合貴志、堂々のトップ通過!
第2シフトで通過を決めた谷合貴志選手(日本ケアクオリティ/ユウキシステムサービス)は、3ゲーム合計722ピン、平均240.66という驚異的な成績を記録し、全体トップの座を獲得しました。特に第1ゲームで叩き出した「289」は、当日最高スコアとなり、会場に大きなどよめきを呼びました。
実力伯仲の展開!米澤・山中の追撃が光る
第1シフトからは、米澤佑哉選手(フリー)が235・248・235の安定したスコアを揃え、トータル718ピン・平均239.33をマーク。
さらに第3シフトでは、山下昌吾選手(タチバナボウル)が躍動。最終ゲームで267ピンのビッグスコアを叩き出し、669ピン・平均223.00で決勝進出を果たしました。
熾烈な戦いを勝ち抜いた実力者たち
そのほかにも、山中麗選手(ラクゾー野田店)、平塚裕貴選手(ラウンドワンジャパン)、津島健次選手(フタバボウル/ハイ・スポーツ社)、相澤英昭選手(ハマボール)らが安定感のあるプレーで決勝進出を決定づけました。
なかでも注目は、会場総合7位の相澤英昭選手。第3ゲームで255ピンをマークし、劇的な逆転での滑り込み決勝進出を果たしました。
女子レギュラー部門
圧倒的な終盤力で魅せた!原野萌花選手がトップ通過
3ゲーム合計656ピン、平均218.66で全体トップに立ったのは原野萌花選手(フラワーボウル)。最終ゲームでは256ピンを叩き出し、一気にトップへ駆け上がる劇的な展開でした。
第3シフトでは倉田萌と竹山亜希が好調
第3シフトからは倉田萌(サッポロオリンピアボウル)が649ピン(平均216.33)で堂々の1位通過。特に第2ゲームの「243」が輝き、地元北海道の期待に応えました。続く竹山亜希(フリー)も643ピン(平均214.33)で2位につけ、安定感ある試合運びで決勝進出を果たしました。
実力者たちの接戦、浅田・大嶋・櫻井も突破!
浅田梨奈(スターレーン)は第2シフトで638ピン(平均212.66)と力強く投球。大嶋有香(フリー)は第1シフトで637ピン(平均212.33)をマークし、安定感のある投球で決勝進出を決定。
一方、櫻井眞利子(フリー)も618ピン(平均206.00)と粘り強い試合運びを見せ、見事に通過を果たしました。
会場7位枠で本間由佳梨が滑り込み!
3シフト全体の集計で第7位となったのは、本間由佳梨(フリー)。641ピン(平均213.66)で僅差の中から最後の1枠をつかみ取りました。
アクティブジェネレーション部門
男子部門:黒田・呉竹が堂々のトップ通過!
1位通過は黒田仙雄選手(米沢ボウリングレーンズ/ABS)。3ゲームで驚異の721ピン、平均240.33という圧倒的なスコアで存在感を示しました。1ゲームごとにスコアを上げ、最終ゲームでは「246」を記録するなど、安定した高得点が光ります。
僅差で2位通過を果たしたのは呉竹博之選手(プロショップKURETAKE)。3ゲーム合計707ピン、平均235.66と黒田選手に迫る勢いで、その実力を見せつけました。最終ゲームの「278」は、この日一番の会心のゲームとなりました。
女子部門:座間・愛甲が静かな闘志を燃やす!
女子では座間美子選手(Zohy/コロナワールド)が、3ゲームで合計618ピン、平均206.00で堂々のトップ通過。第1ゲームの「235」が印象的で、序盤から勢いをつけた見事な展開でした。
2位には愛甲恵子選手(パピオボウル)。安定したスコアを重ね、596ピン・平均198.66という好成績で決勝進出を決めました。
グランドジェネレーション部門
2025年5月29日に開催されたJPBA予選ラウンドE会場(ラウンドワンスタジアム札幌・白石本通店)では、男子・女子ともにグランドジェネレーション部門(65歳以上)の出場はありませんでした。
このカテゴリは、年齢を重ねてもなお競技への情熱を持ち続ける選手たちの挑戦の場。今回は残念ながら競技者ゼロという結果でしたが、年齢を理由に挑戦をあきらめないプレイヤーたちの姿を、ぜひ今後の大会で見せてほしいものです。
次回大会では、ベテランボウラーたちの再登場を期待し、再び拍手で迎えられる日を楽しみにしています!