宮崎プロアマオープン2026開幕
予選8Gの頂点は太 琳華1,944点

宮崎でプロアマの祭典が開幕 予選8ゲームで決勝24枠が決定

2026年4月25日、宮崎市の宮崎エースレーンで「2026宮崎プロアマオープントーナメント(B公認)」が開幕した。大会はプロ72名+アマ18名=計90名が予選8ゲームを投球し、上位24名が決勝トーナメントへ進出する。さらに予選順位は決勝のシードに直結し、1~6位は2回戦シード(1・2回戦免除)7~12位は1回戦シード(1回戦免除)となる仕組みだ。

 

首位は1,944点 後半勝負数ピン差が運命を分けた予選

1)首位は太 琳華 前後半900点超1,944点(平均243.00)

予選8ゲームを制したのは太琳華。前半952点+後半992点=合計1,944点(平均243.00)と、前後半ともに900点台でまとめる圧巻の内容だった。3ゲーム目279、7ゲーム目277と大きな山を作りながら、スコアの谷を最小限に抑える“勝ち方”が際立つ。決勝では最上位シード帯から、優勝戦線の中心に立つ。

上位は高水準の打ち合いとなった。2位は藤田麻衣(1,795点/平均224.37)、3位は坂倉にいな(1,790点/平均223.75)。4位にキム・ソヒョン(1,787点/平均223.37)、5位に寺下智香(1,780点/平均222.50)が続き、上位は平均220台前半~中盤に集中した。

 

2)象徴的だった「後半の伸び」 小久保実希が後半1,020点6位急浮上

初日のキーワードを挙げるなら、「後半適応」だ。なかでも小久保実希は前半752点の出遅れから、後半4ゲームで1,020点へ跳ね上げ、合計1,772点(平均221.50)で6位に食い込んだ。後半には268、268、269と高打ちが並び、修正力が順位を大きく動かしたことを証明する展開となった。

 

3)ボーダーは1,699点 同点決着が示す“紙一重”

決勝進出の最終ライン(24位)は安田明香里の1,699点(平均212.37)。同スコアで25位に川田菜摘(1,699点)が並び、わずかな差で明暗が分かれた。23位の後藤光々音は1,702点(ボーダーを3ピン上)で滑り込み、22位の佐藤まさみは1,704点、21位の安藤瞳は1,708点。決勝は短期決戦のマッチ形式だけに、こうした“数ピンを守った経験”が次戦の強さに直結する可能性がある。

 

4)各ゲームの高打ちが会場を揺らす 270点台後半が複数回

要項では、予選各ゲームのトップ(プロ対象)にトップ賞2万円が設定されている。
成績表にまとめられた各ゲームトップを見ると、3Gの279(太琳華)7Gの277(太琳華)8Gの278(安藤瞳)など、270点台後半が複数回記録された。さらに2Gは276(渡辺莉央)6Gは269(中谷優子)と続き、1ゲームの爆発力が“流れ”を作った一日だった。

 

5)大会の骨格 賞金総額300万円/優勝80万円 決勝は2Gマッチ→1Gマッチ

大会は賞金総額300万円、優勝賞金80万円。決勝トーナメントは1回戦~3回戦が2ゲームトータルで勝敗を決め、準々決勝・準決勝・優勝決定戦は1ゲームマッチ。タイスコアはワンショットプレーオフで決着する。つまり、予選で示した総合力に加え、決勝では1ゲームの完成度勝負どころの一投が結果を左右する。

中継面でも注目度は高い。スカイAでの放映予定JPBA LIVE公式チャンネルで配信も明記され、観戦は各日1,000円の1日券。会場は宮崎エースレーン(AMF32レーン・合成レーン)で、地方開催ながら「観戦」「放送」「配信」が揃った大会となっている。

 

決勝は“別競技”の短期決戦 問われるのは安定爆発

予選8ゲームは実力の輪郭を映し出した一方、決勝は短期決戦の連続で、流れが一投で反転する舞台でもある。太琳華が見せた前後半を通じた再現性は強力な武器だが、決勝は2ゲームトータル→1ゲームマッチへと移行し、わずかな判断ミスが即敗退につながる。

焦点は二つ。第一に、予選上位勢がシードの利を活かし、取りこぼしなく駆け上がれるか。第二に、ボーダー付近の“数ピン差”で生き残った選手が、短期決戦で一気に波を掴めるか。宮崎のレーンで最後に勝ち切るのは、安定か、爆発か。答えは決勝トーナメントの一投一投に凝縮される。

順位氏名所属 / 用品契約T/PINAVG
1太 琳華フリー1,944243.00
2藤田 麻衣伊勢原ボウリングセンター1,795224.37
3坂倉にいなカニエJAPAN・アソビックス1,790223.75
4キム・ソヒョンフジ取手ボウル1,787223.37
5寺下 智香神戸六甲ボウル / サンブリッジ1,780222.50
6小久保実希ジョイナスボウル / HI-SP1,772221.50
7野仲 美咲ココレーン1,765220.62
8岸田 有加ACTエースレーン / STEEL SPORTS1,761220.12
9井﨑 寛菜勝田パークボウル1,754219.25
10松尾 星伽ラウンドワンジャパン / ABS1,749218.62
11渡辺 莉央ITカンファー(株)1,746218.25
12坂倉 凜カニエJAPAN・アソビックス1,735216.87
13中谷 優子ラウンドワンジャパン / HI-SP1,733216.62
14金子 萌夏相模原パークレーンズ1,731216.37
15望月 理江ラウンドワンジャパン / HI-SP1,731216.37
16緒方 彩音(株)コロナワールド / (株)ボウルスター1,728216.00
17姫路 麗フリー1,725215.62
18久保田彩花相模原パークレーンズ1,723215.37
19松永 裕美ABS1,719214.87
20石田 万音アルゴセブン / HI-SP1,717214.62
21安藤 瞳東名ボール1,708213.50
22佐藤まさみダイトースターレーン / ABS1,704213.00
23後藤光々音(株)サウンド・ストーリー / サンブリッジ1,702212.75
24安田明香里東興鉛鉄工業(株)1,699212.37