メリーランドカップ JPBAシーズントライアル 2026 オータムシリーズ
(稲沢グランドボウル)
原口優馬が水野耕佑を破り優勝、シーズントライアル通算3勝目
原口優馬がオータムシリーズを制覇
2026年9月29日(火)、愛知県稲沢市の稲沢グランドボウルで「メリーランドカップ JPBAシーズントライアル2026 オータムシリーズ」が開催された。
大会には77名が出場し、予選8ゲームの上位40名が準決勝へ進出。準決勝では4ゲームを投球し、予選との通算12ゲーム上位8名が決勝へ進出した。
決勝はシュートアウト方式で行われ、最後まで勝ち残ったのは愛知川ボウル/HI-SP所属の原口優馬だった。
原口は予選を5位で通過すると、準決勝終了時点で3位まで順位を上げて決勝へ進出。シュートアウト2ndマッチでは246をマークし、トップシードの水野耕佑が待つ優勝決定戦へと駒を進めた。
最後の1ゲームでは、原口が212、水野が204。わずか8ピン差の勝負を制した原口が頂点に立った。
これで原口は、2023年オータム、2024年スプリングシリーズに続くシーズントライアル通算3勝目を達成した。
原口優馬が3位通過からシュートアウトを制す
決勝――原口優馬が勝負どころで強さを発揮
決勝は、準決勝までの通算12ゲーム上位8名によるシュートアウト方式で争われた。
まず5位から8位までの4名が1ゲームを投球するシュートアウト1stマッチを行い、その最上位者が2位から4位の3名とともに2ndマッチへ進出。
さらに、2ndマッチの最上位者がトップシードと優勝決定戦を戦う形式となっている。
長丁場のトータルピンとは異なり、決勝では1ゲームの結果がそのまま順位に直結する。
その短期決戦で、原口は抜群の勝負強さを発揮した。
シュートアウト1stマッチ――立花仁貴が204で突破
シュートアウト1stマッチには、準決勝5位から8位までの4名が登場した。
出場したのは、立花仁貴、増田優希、木村謙太、伊吹太陽の4選手。
このマッチを制したのは、右両手投げの立花仁貴だった。
立花は204をマーク。増田優希が193、伊吹太陽が179、木村謙太が154となり、立花が最上位で2ndマッチ進出を決めた。
| 順位 | 選手 | スコア |
|---|---|---|
| 1 | 立花仁貴 | 204 |
| 2 | 増田優希 | 193 |
| 3 | 伊吹太陽 | 179 |
| 4 | 木村謙太 | 154 |
準決勝5位から決勝をスタートした立花が、まずは一つ上のステージへ進んだ。
シュートアウト2ndマッチ――原口優馬が246をマーク
続く2ndマッチには、準決勝2位の武本真明、3位の原口優馬、4位の前田祐輔、そして1stマッチを突破した立花仁貴が登場した。
ここで大きく抜け出したのが原口優馬だった。
原口は246をマーク。
前田祐輔が195、立花仁貴が191、武本真明が179となる中、原口が他の3選手を大きく上回るスコアでトップに立った。
| 順位 | 選手 | スコア |
|---|---|---|
| 1 | 原口優馬 | 246 |
| 2 | 前田祐輔 | 195 |
| 3 | 立花仁貴 | 191 |
| 4 | 武本真明 | 179 |
1ゲーム勝負で246。
予選、準決勝を通じて着実に順位を上げてきた原口が、決勝の重要な局面でこの日屈指のスコアを叩き出した。
この結果、原口がトップシードの水野耕佑と優勝決定戦を戦うことになった。
優勝決定戦――原口優馬212、水野耕佑204
優勝決定戦は、準決勝までトップを走った水野耕佑と、2ndマッチを246で突破した原口優馬の直接対決となった。
水野は予選8ゲームで1,858ピン、アベレージ232.25を記録して首位通過。
さらに準決勝では4ゲーム952ピン、アベレージ238.00をマークし、通算12ゲームを2,810ピン、アベレージ234.16としてトップシードを獲得していた。
一方の原口は予選5位から準決勝終了時点で3位まで順位を上げ、さらに2ndマッチで246をマークして優勝決定戦へ進出した。
最終スコアは、
原口優馬 212-204 水野耕佑
原口が8ピン差で水野を上回った。
予選、準決勝では水野が高いアベレージを維持し続けていたが、優勝決定戦では原口が最後の1ゲームを制した。
予選5位、準決勝3位、そして決勝で優勝。
大会が進むにつれて順位を上げ、最後の最後で頂点へ到達する勝ち上がりとなった。
準決勝――水野耕佑がトップシードを獲得
準決勝は予選を突破した40名による4ゲーム。
予選8ゲームとの通算12ゲーム上位8名が決勝へ進む中、首位を守ったのは水野耕佑だった。
予選首位の水野は準決勝で、
203、276、184、289
を記録。
4ゲーム合計952ピン、アベレージ238.00をマークし、通算12ゲームを2,810ピンまで伸ばした。
2位の武本真明に153ピン差をつけ、トップシードで決勝へ進出した。
一方、予選8位だった武本は準決勝で268、234、240、205を記録し、4ゲーム947ピン。
通算2,657ピンまでスコアを伸ばし、2位へ順位を上げた。
原口も212、237、232、231とまとめ、準決勝4ゲームで912ピン。通算2,633ピンとして3位へ浮上した。
決勝進出者
| 通過順位 | 選手 | 通算12G | AVG |
|---|---|---|---|
| 1位 | 水野耕佑 | 2,810 | 234.16 |
| 2位 | 武本真明 | 2,657 | 221.41 |
| 3位 | 原口優馬 | 2,633 | 219.41 |
| 4位 | 前田祐輔 | 2,607 | 217.25 |
| 5位 | 立花仁貴 | 2,598 | 216.50 |
| 6位 | 増田優希 | 2,586 | 215.50 |
| 7位 | 木村謙太 | 2,580 | 215.00 |
| 8位 | 伊吹太陽 | 2,574 | 214.50 |
決勝進出争いも接戦となった。
8位の伊吹太陽は2,574ピン。9位の菊田樹は2,569ピンとなり、その差はわずか5ピンだった。
1ゲームどころか、わずか数本のピンが決勝進出の明暗を分ける厳しい争いとなった。
予選――水野耕佑が1,858ピンで首位通過
大会は77名による予選8ゲームからスタートした。
その予選で首位に立ったのは水野耕佑。
水野は前半4ゲームを196、189、203、279とし、867ピンで折り返した。
後半はさらにスコアを伸ばし、217、268、278、228を記録。
後半4ゲームだけで991ピンを積み上げた。
8ゲーム合計は1,858ピン、アベレージ232.25。
2位以下を引き離し、予選首位通過を決めた。
2位には1,782ピンの増田優希、3位には1,767ピンの前田祐輔が入り、4位は1,722ピンの内藤慎之介だった。
一方、優勝した原口優馬は前半4ゲームで247、173、202、166。
788ピンとなり、前半終了時点では25位につけていた。
しかし後半に入ると流れを変える。
5ゲーム目に277をマークすると、続く3ゲームを200、255、201。
後半4ゲームで933ピンを積み上げ、8ゲーム合計1,721ピン、アベレージ215.12として5位まで順位を上げた。
前半25位から予選終了時には5位。
原口の優勝への流れは、この予選後半から始まっていた。
また、予選40位の遠藤誠は1,542ピン、アベレージ192.75を記録。
ここまでの上位40名が準決勝へ進出した。
入賞者
| 順位 | 選手 | 所属・用品契約 | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 優勝 | 原口優馬 | 愛知川ボウル/HI-SP | 156,700円 |
| 第2位 | 水野耕佑 | (株)コロナワールド | 112,800円 |
| 第3位 | 武本真明 | フリー | 75,200円 |
| 第4位 | 前田祐輔 | NPO法人ライフアップサポート | 68,900円 |
| 第5位 | 立花仁貴 | 洛陽総合高等学校 | 62,700円 |
| 第6位 | 増田優希 | (株)ボウルスター | 56,400円 |
| 第7位 | 木村謙太 | N&KCo.,Ltd./狐ヶ崎ヤングランドボウル/HI-SP | 50,100円 |
| 第8位 | 伊吹太陽 | Gigo BOWL/ABS | 43,800円 |
今大会ではパーフェクトゲーム達成者はいなかった。
予選前半25位から反撃、原口優馬が最後の1ゲームで頂点へ
今回のオータムシリーズを振り返ると、予選から準決勝まで高い安定感を見せたのは水野耕佑だった。
予選1位、準決勝終了時点でも1位。
通算12ゲーム2,810ピン、アベレージ234.16というスコアでトップシードを獲得し、優勝決定戦まで待つ形となった。
対する原口優馬は、予選前半終了時点では25位。
しかし後半4ゲームで933ピンを記録して予選5位へ浮上すると、準決勝で3位まで順位を上げた。
そしてシュートアウト2ndマッチでは246。
その勢いを優勝決定戦にもつなげ、最後は水野を212対204で破った。
前半25位から始まった反撃が、最終的に優勝へとつながった。
原口はこれで、2023年オータム、2024年スプリングシリーズに続くシーズントライアル通算3勝目。
稲沢グランドボウルで行われた今大会は、長丁場で高いスコアを積み重ねた水野と、大会が進むにつれて順位を上げていった原口が最後の1ゲームで激突。
その勝負を8ピン差で制した原口優馬が、メリーランドカップ JPBAシーズントライアル2026 オータムシリーズの頂点に立った。
