2026山梨レディース予選終了
後藤光々音が1454ピンで首位通過、準決勝進出24名が決定
3会場・6グループで争われた予選6ゲームが終了
2026年9月26日、「信玄公祭り連携事業 2026山梨レディース プロボウリング トーナメント 兼 男女アマチュア選手権」の大会初日が行われ、女子プロ、男子アマチュア、女子アマチュアの各部門で予選6ゲームが終了した。
大会は9月26日、27日の2日間開催。予選は大丸パークレーンズ、ボウリング王国スポルト南アルプス店、都留ファミリーボウルの3会場に分かれて行われ、準決勝と決勝トーナメントはダイトースターレーンで実施される。賞金総額は300万円、女子プロ部門の優勝賞金は80万円となっている。
女子プロ部門には64名が出場し、予選6ゲームを戦った。その中で総合トップに立ったのはFグループの後藤光々音。6ゲーム1454ピン、アベレージ242.33というハイレベルな数字を残し、存在感を示した。
さらに中島瑞葵、坂倉凜、坂野ニイナ、寺下智香も1400ピンを突破。各グループで激しい通過争いが繰り広げられ、最終的に女子プロ24名が準決勝への切符を獲得した。
後藤光々音が予選トップ 上位陣が高スコアを連発
後藤光々音、6ゲームすべて200アップで1454ピン
女子プロ部門で最も高いスコアを記録したのが後藤光々音だった。
ゲームスコアは、
268、224、279、247、223、213。
前半3ゲームで771ピン、後半3ゲームで683ピンを積み上げ、6ゲームトータル1454ピン。アベレージは242.33に達した。
最大のポイントは、単発のビッグゲームだけで終わらず、6ゲームすべてで200アップを記録していることだ。
短期決戦では280台、290台を出す爆発力も重要だが、それ以上に大きなミスを抑えながら高い水準を維持する力が順位を左右する。後藤は予選を通して安定したゲーム運びを見せ、2位に31ピン差をつけて総合トップとなった。
ただし、ここでのリードが最終日まで持ち越されるわけではない。
今大会の準決勝は、予選スコアを持ち込まない0スタート方式。予選トップも24位通過も、準決勝開始時点では同じ条件になる。女子プロ24名が準決勝6ゲームを投球し、上位12名だけが決勝トーナメントへ進む。
つまり、予選1454ピンという結果は大きな自信にはなるものの、最終日にはもう一度ゼロから6ゲームを組み立て直す必要がある。
中島瑞葵、坂倉凜、坂野ニイナも1400ピン超え
総合2位に入ったのはAグループの中島瑞葵。
255、211、220で前半686ピン。後半は243、279、215とさらにスコアを伸ばして737ピンを記録し、6ゲーム1423ピン、AVG237.16でフィニッシュした。
3位は坂倉凜で1419ピン、AVG236.50。4位には坂野ニイナが1412ピン、AVG235.33で続いた。
さらにBグループトップの寺下智香が1403ピン、AVG233.83をマーク。上位5名全員が1400ピンを突破する高水準の予選となった。
続く6位には桑藤美樹が1398ピン、7位には川田菜摘が1381ピン、8位には金子萌夏が1377ピン。森田和紀、宇山侑花までが総合トップ10に入っている。
上位陣を見ると、230を超えるアベレージが並ぶ。
一方で、準決勝は会場もダイトースターレーンへ変わる。予選でスコアを伸ばした選手がそのまま勢いを維持するのか、それとも会場変更をきっかけに別の選手が浮上するのか。
予選順位だけでは読めない展開が待っている。
鈴木理沙が300ゲームを達成
予選ではパーフェクトゲームも生まれた。
Cグループの鈴木理沙が1ゲーム目に300を達成。
続くゲームは181、208となり、前半689ピン。後半は234、202、203で639ピンを加え、6ゲームトータル1328ピン、AVG221.33で総合14位となった。
300という完璧なゲームを出したあとも、6ゲーム全体をまとめることが求められるのがボウリングの難しさでもある。
また、総合17位の網代羅夢は前半566ピンから大きく巻き返した。
後半は289、242、224で755ピン。前半から189ピンもスコアを伸ばし、6ゲーム1321ピンまで順位を引き上げた。
こうした後半の変化を見ると、レーンコンディションへの対応力が予選通過に大きな影響を与えたことが分かる。
最大のポイントは「総合順位順で24名」ではないこと
今回の予選結果を見るうえで、特に押さえておきたいのが準決勝進出者の選出方法だ。
女子プロ部門は、単純に6ゲームトータルの上位24名が通過する方式ではない。
A、B、C、Dグループからは基本的に各上位4名、E、Fグループからは各上位3名が進出。さらにA・Bグループ、C・Dグループでは、それぞれ両グループ5位のうちスコア上位者1名が加わり、合計24名となる。
そのため、総合24位以内に相当するスコアを出していても、グループ順位によって敗退するケースが発生している。
例えば佐藤まさみは1333ピン、堀井春花は1323ピン、久保田彩花は1316ピンを記録。いずれも高いトータルを残しているが、それぞれのグループ内順位と通過条件によって準決勝には進めなかった。
一方で、予選通過者の中には総合順位だけで見ればそれより下に位置する選手もいる。
つまり今大会では、全体順位ではなく、自分が入ったグループの中で通過圏を確保することが最優先となる。
3会場で同時進行する形式だからこそ生まれる、この独特の予選構造が大会初日の大きな特徴となった。
女子アマは和泉澤芹奈が1271ピンでトップ
女子アマチュア部門では、Bグループの和泉澤芹奈が6ゲーム1271ピン、AVG211.83で総合トップとなった。
前半は170、195、213で578ピン。後半は211、223、259と尻上がりにスコアを伸ばし、693ピンを記録した。
2位は古瀬智美の1256ピン、3位は平嶋彩葉の1253ピン、4位は松田寿夏の1210ピン、5位は佐鳥佳純の1194ピンとなっている。
女子アマチュア部門では12名が準決勝へ進出。
最終日は0スタートによる準決勝6ゲームを戦い、上位4名だけが決勝トーナメントへ進む。
12名から4名へ。
プロ部門以上に通過枠が狭くなるだけに、序盤から1ゲームごとの重要性が高くなる。
男子アマでは高橋望が1500ピン、AVG250.00
男子アマチュア部門では、さらに強烈なスコアが記録された。
Eグループの高橋望が6ゲーム1500ピン、AVG250.00をマークして総合トップ。
スコアは284、230、189、249、279、269。前半703ピン、後半797ピンと、後半に入ってさらにペースを上げた。
2位には塚田侑希が1428ピン、3位には齊藤雄飛が1416ピン、4位には矢崎聖也が1392ピンで続いている。
男子アマチュア部門は、予選通過22名に特別エントリー枠2名を加えた24名で準決勝を実施。その中から上位8名が決勝トーナメントへ進出する。
高橋の1500ピンという数字は予選で際立っているが、男子も準決勝は0スタート。
予選でどれだけ打ったかではなく、最終日にもう一度結果を出せるかが勝負になる。
予選は終わったが、本当の勝負はここから
2026山梨レディースの大会初日は、各部門でハイレベルなスコアが相次いだ。
女子プロでは後藤光々音が1454ピン、AVG242.33で総合トップ。
中島瑞葵、坂倉凜、坂野ニイナ、寺下智香も1400ピンを突破し、鈴木理沙は300ゲームを達成した。
女子アマでは和泉澤芹奈が1271ピン、男子アマでは高橋望が1500ピン、AVG250.00という圧巻の数字を残している。
しかし、9月27日の最終日は状況が大きく変わる。
準決勝はダイトースターレーンで行われ、予選スコアはすべてリセットされて0スタート。10時30分から各部門の準決勝6ゲームが行われ、女子プロ上位12名、男子アマ上位8名、女子アマ上位4名が決勝トーナメントへ進む。
さらに16時30分から始まる決勝トーナメントでは1ゲームマッチによる勝ち抜き戦となり、女子プロ部門では準決勝上位4名が1回戦シードを獲得する。
6ゲームを通して高いアベレージを残す力と、1ゲームだけで勝敗が決まるトーナメントで結果を出す力は同じではない。
予選の強さが、そのまま優勝につながるわけではない。
会場変更、0スタート、そして1ゲームマッチ。
大会形式が変わるたびに求められる能力も変化する。
予選で勢いをつかんだ選手がそのまま駆け抜けるのか。それとも最終日に新たな主役が現れるのか。
2026山梨レディースは、ここからが本当の勝負となる。
女子プロ部門 予選通過者24名
| 総合順位 | 選手名 | グループ | 6Gトータル | AVG |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 後藤光々音 | F | 1,454 | 242.33 |
| 2 | 中島 瑞葵 | A | 1,423 | 237.16 |
| 3 | 坂倉 凜 | A | 1,419 | 236.50 |
| 4 | 坂野ニイナ | A | 1,412 | 235.33 |
| 5 | 寺下 智香 | B | 1,403 | 233.83 |
| 6 | 桑藤 美樹 | A | 1,398 | 233.00 |
| 7 | 川田 菜摘 | A | 1,381 | 230.16 |
| 8 | 金子 萌夏 | C | 1,377 | 229.50 |
| 9 | 森田 和紀 | B | 1,375 | 229.16 |
| 10 | 宇山 侑花 | B | 1,370 | 228.33 |
| 11 | 幸木百合菜 | E | 1,355 | 225.83 |
| 12 | 松尾 星伽 | E | 1,355 | 225.83 |
| 13 | 名和 秋 | B | 1,328 | 221.33 |
| 14 | 鈴木 理沙 | C | 1,328 | 221.33 |
| 15 | 白石 順子 | C | 1,327 | 221.16 |
| 16 | 緒方 彩音 | E | 1,323 | 220.50 |
| 17 | 網代 羅夢 | C | 1,321 | 220.16 |
| 18 | 内藤真裕実 | C | 1,316 | 219.33 |
| 19 | 野仲 美咲 | F | 1,299 | 216.50 |
| 20 | 霜出 佳奈 | D | 1,293 | 215.50 |
| 21 | 近藤 菜帆 | D | 1,282 | 213.66 |
| 22 | 野村 美羽 | D | 1,243 | 207.16 |
| 23 | 松永 裕美 | D | 1,232 | 205.33 |
| 24 | 小久保実希 | F | 1,213 | 202.16 |