
ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING 2025
JPBA予選ラウンド I会場 成績結果
仙台に集結したボウリングの精鋭たち
2025年7月17日(木)、宮城県仙台市のラウンドワン仙台苦竹店にて、JPBA(日本プロボウリング協会)主催の予選ラウンドが開催されました。男女ともに「レギュラー部門」「アクティブジェネレーション部門(50歳以上)」「グランドジェネレーション部門(65歳以上)」の3カテゴリーで競技が行われ、熱気あふれる一日となりました。
部門別の注目結果とハイライト
◆男子レギュラー部門
男子レギュラー部門では、各シフト上位2名と会場全体の総合7位以内が決勝大会へ進出。注目選手の一人、井口遼太選手(MOTIV Bowling Products)は初シフトで3ゲームトータル774ピン(アベレージ258.00)を記録し、堂々のトップ通過を果たしました。
そのほか、遠藤誠選手(フリー)が744ピン、新城一也選手(STEEL SPORTS)が729ピンで続き、いずれも安定したハイスコアを記録しています。
また、鈴木勇太選手(荻窪ボウル)は第3シフトで3ゲーム合計680ピン(アベレージ226.66)を記録し、会場総合7位として決勝大会進出を果たしました。特に第3ゲームでは289ピンという驚異的なスコアを叩き出し、ラウンドの後半で一気に順位を押し上げました。
◆男子アクティブジェネレーション部門(50歳以上)
この部門では、大胡一平選手(スポルト横須賀店)が225.33のアベレージで676ピンを記録し、他を圧倒する成績で決勝進出を決めました。続いて田口直樹選手(POP BOWL長岡/柏崎)も安定感あるプレーで603ピンを記録し、こちらも決勝進出。
◆男子グランドジェネレーション部門(65歳以上)
グランドジェネレーション部門では、藤村重定選手(柿田川パークレーン/N&K)が3ゲーム合計609ピンで最高スコアを叩き出しました。この部門は全12会場の総合上位6名がFINAL大会進出対象となります。
◆女子レギュラー部門
女子のレギュラー部門では、井﨑寛菜選手(勝田パークボウル)が664ピン(アベレージ221.33)をマークして1位通過。同じく600ピンを超えた田中亜実選手(フリー)や坪井美樹選手(南日本運輸倉庫)、森彩奈江選手(N&K/ABS)らが好成績を収め、決勝大会進出となりました。
◆女子アクティブジェネレーション部門(50歳以上)
この部門では、佐藤多美選手(米沢ボウリングレーン/ABS)が646ピンと圧倒的なスコアで1位。荻窪美咲選手(南平グランドボール)もわずか1ピン差の645ピンで2位に入り、両者ともに決勝大会進出を決めました。
◆女子グランドジェネレーション部門(65歳以上)
この部門のエントリーは少数精鋭ながら、鶴岡みさ子選手(新小岩サニーボウル)が安定した投球を見せ、3ゲーム合計576ピン(アベレージ192.00)で全体1位の成績を収めました。この部門は全12会場の総合上位6名がFINAL大会進出対象となります。
激戦の先に見えた希望の光
JPBA予選ラウンド・仙台苦竹会場は、各部門で高水準な戦いが展開され、若手からベテランまで幅広い世代の選手たちが熱戦を繰り広げました。今後の決勝大会では、さらにレベルの高いプレーが期待されます。果たして栄冠を勝ち取るのは誰なのか――引き続き目が離せません。