JPBAシーズントライアル2025サマーシリーズ
(宇都宮第二トーヨーボウル)

2025年7月16日(水)栃木県宇都宮市の宇都宮第二トーヨーボウルにて、「JPBAシーズントライアル2025 サマーシリーズ」が開催されました。本大会は、日本プロボウリング協会(JPBA)が主催するシーズントライアルの一環であり、プロボウラーにとって今後のトーナメント出場権やランキングに大きく関わる重要な試合です。レーンコンディションはJPBAによる指導のもと整備され、選手たちは高い集中力で各ゲームに挑みました

 

決勝

決勝上位8名によるシュートアウト方式で実施されました。第1マッチでは、5位〜8位通過の4名が1ゲームで対戦し、藤井信人選手が勝ち上がりました。続く第2マッチでは、藤井選手に加え、2〜4位通過の藤永北斗選手、三浦啓寛選手、松田力也選手が対戦。藤永北斗選手三浦選手235ピンで並びましたが、ワンショットプレーオフの末、藤永選手が勝利決勝へ。

優勝決定戦では、トップシードの斎藤祐太選手藤永選手が対戦。斎藤選手が134ピンと苦戦する中、藤永選手は220ピンと安定した投球を見せ、堂々の優勝を果たしました。これで藤永選手はシーズントライアル2勝目を挙げました。

 

入賞者リスト

順位名前所属賞金(円)
1位藤永 北斗N&KCo.,Ltd./STEEL SPORTS153,000
2位斎藤 祐太株式会社ボウルスター110,100
3位三浦 啓寛新東京ダイヤモンドボウル73,400
4位松田 力也(株)グランドボウル/ABS67,300
5位藤井 信人ITカンファー(株)/ハイ・スポーツ社61,200
6位谷合 貴志(株)日本ケアクオリティ/ユウキシステムサービス55,000
7位山中 悟江の島ボウリングセンター48,900
8位斉藤 祐哉桜ヶ丘ボウリングセンター42,800

準決勝

準決勝は、予選を勝ち抜いた42名による4ゲームの投球で争われました。予選と合わせた通算12ゲームのスコアにより、上位8名が決勝に進出しました。斎藤祐太選手(通算2861ピン)と藤永北斗選手(2845ピン)が高得点で上位を独占。三浦啓寛選手は、準決勝4ゲーム目に300点のパーフェクトゲームを達成し、場内を沸かせました

 

予選

予選には78名が参加(当日BL1名含む)。各選手が8ゲームを投球し、上位42名が準決勝に進出しました。予選トップは藤永北斗選手で、合計1952ピン(アベレージ244.00)という圧巻のスコアを記録。続いて斎藤祐太選手が1947ピン松田力也選手が1885ピンで続きました。終盤にはスコアの伸び悩みもあり、接戦のなかで最終的に42位の山﨑雄太郎選手が1621ピンで準決勝のボーダーラインを突破しました。

 

解説とまとめ

本大会は、予選・準決勝ともにハイレベルな争いが続き、決勝では藤永北斗選手が安定したプレーで栄冠を手にしました。中でも三浦啓寛選手の300点達成は、大会のハイライトとして多くの注目を集めました。また、若手からベテランまでが躍動する構図が見られ、今後のトーナメントでも彼らの活躍が期待されます。

今大会は、「ドリームマッチ2025」の出場資格がかかる重要な試合でもあり、通過者の動向にも大きな注目が集まりました。サマーシリーズの名にふさわしい熱戦が繰り広げられた宇都宮大会。次回シリーズでも、さらなる名勝負の誕生が待たれます

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