アンダーソンとタケットが決勝進出!PBAマイク・オールビー・ネバダ・クラシック

PBAツアータイトル争いは再びアンドリュー・アンダーソンの手に託された。彼はPBAマイク・オールビー・ネバダ・クラシック presented by Pilgrim’sトップシードを獲得。
決勝戦は3月15日(土)午後3時(PT)/午後6時(ET)にFS1で放送予定。観戦は無料となっている。

アンダーソンがネバダ州スパークスで圧倒的な強さを見せる

アンダーソンは、ネバダ州スパークスのワイルドアイランド・ココナッツボウルでの30ゲーム・2回のエリミネーションラウンドを経て、圧倒的な実力を発揮した。
合計スコアは7,117(+1,117)で、39フィートのマイク・オールビーオイルパターンで1ゲーム平均237以上という驚異的な成績を収めた。

「自分が健康で、精神的にも安定して、良いプレーができるときにどれだけのことができるかを、みんな忘れがちなんだと思う。」とアンダーソンは語った。
「これまでにも大会をリードしたことはあるし、メジャー大会でもトップに立ったことがある。自分にとっては驚きじゃない。でも、他の人には驚きみたいだから、僕の実力を改めて示す機会だね。」

タケット、歴史的な快進撃を続けるか?

インディアナ州の伝説的なボウラーであるEJタケット第2シードを獲得。しかし、その道のりは決して平坦ではなかった。
この日を首位でスタートしたものの、アンダーソンが2回目のエリミネーションラウンドの開始時にパーフェクトゲーム(300)を達成し、一気に逆転。対するタケットは161点と苦戦した。

「アンドリューは信じられないプレーをしたよ。」とタケットは認めた。
「自分はあまりいいスコアを出せなかったけど、彼は完璧に対応して、素晴らしいショットを打ち続けた。」

今月初めに通算25回目のPBAタイトルを獲得したタケットは、今回の大会で今季3勝目を狙う。
もし優勝すれば、PBA歴代10位のドン・ジョンソンと並ぶ記録となる。

フィオーレ、ケプリンガー、スヴェンソンが決勝ラウンドへ進出

イーサン・フィオーレ(第3シード)

20歳のイーサン・フィオーレは、アレック・ケプリンガーとの1ゲームプレーオフ(224-159)を制し、第3シードを獲得。
17歳でプロ入りしたフィオーレは、これまで主に地域ツアー
で経験を積み、今回初めて全国ツアーで決勝ラウンド進出を果たした。

「このレベルで戦うのは全く別次元だね。」とフィオーレは語る。
「すごく特別な瞬間だから、本当に嬉しいよ。」

アレック・ケプリンガー(第4シード)

昨年のPBA最優秀新人賞(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)次点だったケプリンガーは、今シーズンもPTQ(予選)を突破し続けるなど、安定した成績を残している

「ミズーリ大会の時、自分に“もっとプッシュしないといけない”って言い聞かせたんだ。」とケプリンガーは話す。
「シーズンの終盤に向かって、もっと良い成績を出さなければならない。PTQを突破するだけでも成功といえるけど、本当に大事なのはそこから。これはタイトルを狙うチャンスだし、来年のシード権を確保するためにもポイントを稼ぎたい。」

イェスパー・スヴェンソン(第5シード)

スウェーデンのイェスパー・スヴェンソンは、今シーズンの序盤で苦戦し、4大会中3大会でシングルスの予選落ちを経験したが、ついに復調の兆しを見せた。

「自分がまだ競争力があることを証明するために、この結果が必要だった。」とスヴェンソンは語る。
「シーズン序盤は精神的にきつかったし、小さなケガにも悩まされた。でも今はベストを尽くしているし、ようやく結果が出たね。」

スヴェンソンは、トム・スモールウッドに7ピン差、グラハム・ファックに10ピン差で競り勝ち、決勝進出を決めた。

決勝戦 & 視聴方法

PBAマイク・オールビー・ネバダ・クラシック決勝戦は、ネバダ州リノのナショナル・ボウリング・スタジアムで開催される。

📅 3月15日(土)
📺 午後3時(PT) / 午後6時(ET) FS1で放送
🎟 チケット:無料

また、決勝戦ではPBAジュニア・ナショナル・チャンピオンシップの収録も行われる。

果たしてアンダーソンがタイトルを手にするのか、それともタケットが歴史に名を刻むのか?
それとも、フィオーレ、ケプリンガー、スヴェンソンが大金星を挙げるのか?
FS1で生中継をチェック!