
2025年度プロ・インストラクター資格取得実技試験の詳細発表
公益社団法人日本プロボウリング協会(JPBA)は、2025年度のプロ・インストラクター資格取得実技試験の実施要項を発表した。この試験は、ボウリング指導の専門職であるC級プロ・インストラクター資格を取得するための重要なステップである。
試験の概要と受験資格
プロ・インストラクター資格取得実技試験の受験資格は、JPBA認定1級インストラクター資格保持者であることが条件となる。なお、暴力団関係者や刺青(タトゥー)を施している者は受験資格がない。
試験の受付期間は、2025年2月17日(月)から2月28日(金)まで。受験希望者は、申込書と写真(無帽・ユニフォーム姿の上半身、タテ4cm×ヨコ3cm、裏に氏名記入)を同封し、JPBAインストラクター委員会宛に郵送する必要がある。受験料は40,000円(税込)で、指定の銀行口座へ振り込む。
実技試験の詳細
実技試験は、4日間にわたり行われ、1日9ゲーム、合計36ゲームのアベレージが男子200点、女子190点に達した者が合格となる。試験会場と日程は以下の通り。
関東会場:立川スターレーン
- 2025年4月10日(木)、11日(金)、24日(木)、25日(金)
- 2025年4月10日(木)、11日(金)、24日(木)、25日(金)
関西会場:神戸六甲ボウル
- 2025年4月7日(月)、8日(火)、21日(月)、22日(火)
- 2025年4月7日(月)、8日(火)、21日(月)、22日(火)
九州会場:スポルト福岡、パピオボウル
- スポルト福岡:2025年4月17日(木)、18日(金)
- パピオボウル:2025年4月24日(木)、25日(金)
実技試験に合格した者は、5月7日(水)・8日(木)にリモート講習、5月17日(土)に講習会と実技講習、筆記テストを受験することが義務付けられる。
合格後の流れと注意事項
筆記テストに合格し、年末までに登録料を納付すると、翌年1月1日よりC級プロ・インストラクターとして活動が可能となる。ただし、JPBAの公式戦(プロアマトーナメントなど)には出場できないが、各地区で行われる承認大会にはプロとして参加可能。
その他、以下の点にも注意が必要だ。
- ボールの検量が必須(USBC認証ボール使用、検量証の携帯義務)
- 服装の規定あり(長袖・襟なしシャツ、男子ショートパンツ・女子スラックス禁止)
- 補助器具の使用禁止
- 集合時間厳守(遅刻は失格)
- 毎年36,000円(税込)の登録料が必要
また、プロ・インストラクターからトーナメントプロへ変更を希望する場合、プロボウラー資格取得テストの第1次テストが1回限り免除される。
問い合わせ先
試験についての詳細や不明点は、JPBAインストラクター委員会まで問い合わせることができる。
- 住所:〒105-0023 東京都港区芝浦1-13-10 第三東運ビル2階
- 電話番号:03-6436-0310
- FAX:03-3454-6140
- メール:i.c@jpba.or.jp
詳細情報や申し込みフォームは、JPBA公式サイト(https://www.jpba1.jp/)でも確認できる。
プロ・インストラクターを目指す人にとって重要な機会となる今回の試験。ボウリングの指導者としての道を歩む第一歩として、多くの受験者が挑戦することが期待される。