Team USA Trials – Day 4
高スコアが際立つアメリカ代表選考会4日目、ジョンソンとボンドがトップに立つ
ネバダ州リノのナショナルボウリングスタジアムで開催されている「Team USA Trials」もいよいよ最終日を迎え、月曜日の4日目を終えた段階で、2025年の国際大会で星条旗を背負う選手たちが間もなく決定します。
男子のハイライト
男子の部では高スコアが続出しましたが、その中でもウィスコンシン州ケノーシャ出身のAJジョンソンが、6ゲームでトータル1,480を記録し、今週2度目の首位を獲得しました。ジョンソンは278以上のスコアを3回記録し、4日目の夜には4つのパーフェクトゲーム(300点)が達成されました。
300点を達成したのは、ミシガン州チェスターフィールドのアンドリュー・アンダーソン、サウスカロライナ州グリーアのコナー・ブリーマン、カンザス州トピカのジョシュ・ハモンズ、そしてミネソタ州ブレインのジョシュ・ケネディでした。
ジョンソンに続くデイリースコアでは、ニュージャージー州ジャクソンのブランドン・ボーンが1,450で2位、ウィスコンシン州ワウパカのブレイデン・マラッシュが1,449で3位となりました。ノースカロライナ州デビッドソンのアンソニー・ホーニック(1,444)と、インディアナ州ビーチグローブのライリー・スピア(1,441)がそれぞれ4位と5位を獲得しました。
ジョシュ・ケネディは、5度目の「Team USA Trials」出場となる今回、昨年は299点を記録しパーフェクトに届かなかった悔しさを晴らしました。「昨年は初日に299点を記録しましたが、その教訓を活かすことができました」と語るケネディ。昨年の159人中47位が過去最高成績でしたが、今年は精神的な成長が自信につながっていると述べました。
現在ケネディは総合21位、アマチュア部門では12位につけており、最終日には過去最高成績を狙っています。「30ゲームは長い週なので、一投一投に集中し、プロセスを信じることが大切です」と話しています。
総合ランキングでは、テキサス州デントンのライアン・バーンズが52ポイントでトップ、オクラホマ州エドモンドのC.J.ペトリンが95ポイントで2位。ネバダ州ヘンダーソンのジェイク・ピーターズとニューメキシコ州アルバカーキのディロン・ブッカーが102ポイントで3位に並び、カンザス州ウィチタのブランドン・ボンタとフロリダ州メリットアイランドのクリスチャン・リクオリが103ポイントで5位タイとなっています。
女子のハイライト
月曜の朝、ネブラスカ州リンカーンのジュリア・ボンドが平均239以上のスコアで女子部門をリードしました。ボンドは初ゲームで259を記録し、その後も安定したスコアで6ゲーム合計1,435を達成しました。
プロ女子ボウリング協会(PWBA)ツアーにも参戦するボンドは、41フィートのオイルパターンに対応するため同じボールを使い、小さな調整を加えながら安定したプレイを見せました。「過去のトライアルでは少し苦戦していたけど、今回のパフォーマンスで自信を取り戻せた」と語っています。
2位と3位には、それぞれフロリダ州パームベイのクリスタル・エリオット(1,384)とイリノイ州パロスパークのアリアナ・アラウホ(1,383)が入りました。ジョージア州ボールグラウンドのアナリーズ・オブライアント(1,364)と、カリフォルニア州サンディエゴのケイトリン・アビガニア(1,350)がトップ5に名を連ねました。
ボンドは、これまでの経験が今回の成功につながったと語ります。「このイベントに何度も参加しているうちに、忍耐強くなり、ベストを尽くして結果を受け入れることを学びました」と述べています。
総合ランキングでは、エリオットが25ポイントでトップ、カリフォルニア州レッドウッドバレーのマランダ・パティソンが42ポイントで2位。イリノイ州チャナホンのジアナ・ブランドリーノ(47ポイント)とテキサス州ナコドーチェスのクロエ・レムケ(48ポイント)が3位と4位に続き、ボンドとカリフォルニア州サンディエゴのエイヴリー・ドマギンが72ポイントで5位タイとなっています。
最終日の展望
最終日となる火曜日の競技は、午前8時(東部標準時)に女子の部から始まり、午後5時には男子がスタートします。競技終了後、男女のアマチュア部門のトップ3が決勝ステージに進み、アマチュアチャンピオンが決定します。
4日目終了時点では、男子はペトリン、ボンタ、リクオリがトップ3、女子はブランドリーノ、レムケ、ドマギンがトップ3に位置しています。
詳しい情報は、BOWL.com/team-usa をご覧ください。