• 新畑雄飛
  • 田中椋也
  • 石原章夫
  • 飯塚孝士
  • 長谷宏
  • 西脇昌紀
  • 入江菜々美
  • 鈴木 波流
  • 柴村 尚美
  • 長縄多禧子
  • 小笹久美子
  • 斉藤志乃ぶ

ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING 2024 FINAL

2024年11月9日、大阪府堺市の「ラウンドワンスタジアム堺中央環状店」にて、「ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING 2024 FINAL」が開催された。本大会は公益社団法人日本プロボウリング協会(JPBA)や日本ボウラーズ連盟などが共催し、各団体のトップ選手が集結する国内最高峰の大会である。

各部門の結果と注目選手

本大会では「レギュラー部門」「アクティブジェネレーション部門」「グランドジェネレーション部門」の3カテゴリーに分かれ、男女別に優勝が争われた。

男子レギュラー部門

男子レギュラー部門では、新畑雄飛選手(アマチュア・JB所属)が見事優勝を果たした。新畑選手は決勝トーナメントを圧倒的な強さで勝ち上がり、決勝戦でも2ゲーム先取で勝利を収めた。優勝賞金は400万円。

準優勝は田中椋也選手(クァトロブーム)、3位タイには羽ケ﨑匠海選手(クァトロブーム)と川添奨太選手(ハイ・スポーツ社)が入った。

女子レギュラー部門

女子レギュラー部門では、入江菜々美選手(アマチュア・JB所属)が優勝を飾った。入江選手は決勝で鈴木波流選手(JB所属)と対戦し、ストレート勝ちで王座を獲得した。優勝賞金は400万円。

準優勝は鈴木波流選手、3位タイには石本美来選手(JB)と佐藤まさみ選手(ダイトースターレーン/ABS)が入賞した。

アクティブジェネレーション部門

アクティブジェネレーション部門では、男子は長谷宏選手(アーク・インターナショナルウェイブ)、女子は柴村尚美選手(ラウンドワンジャパン)がそれぞれ優勝した。

長谷選手は決勝で西脇昌紀選手(JB)を破り、優勝賞金15万円を獲得。柴村選手は決勝で長縄多禧子選手(スターレーン/サンブリッジ)と対戦し、ストレート勝ちで栄冠を手にした。

グランドジェネレーション部門

グランドジェネレーション部門では、男子は石原章夫選手(ハイ・スポーツ社)、女子は小笹久美子選手(フリー)が優勝を飾った。

石原選手は69歳での優勝となり、通算14勝目を達成。小笹選手は75歳での初優勝となり、会場から大きな拍手が送られた。

大会の総評

本大会では、アマチュア選手の活躍が目立ち、男子・女子レギュラー部門の優勝者がともにアマチュア選手となる結果となった。また、ベテラン勢も存在感を発揮し、グランドジェネレーション部門では60代・70代の選手が優勝するなど、幅広い世代の選手が競い合う大会となった。

さらに、ライブ配信プラットフォーム「Rankseeker」による生中継が行われ、全国のボウリングファンが熱戦を見守った。大会を通じて、ボウリング界の層の厚さと技術の向上が改めて証明された。

次回の大会でも、さらなる熱戦が期待される。