• 内藤慎之介
  • 水野耕佑
  • 伊吹太陽
  • 笹田泰裕
  • 渡邊雄也
  • 上田晋也
  • 内藤広人
  • 笠原康正

JPBAシーズントライアル2024オータムシリーズ

2024年10月1日、愛知県稲沢市の稲沢グランドボウルにて「JPBAシーズントライアル2024オータムシリーズ」が開催され、多くのプロボウラーが熱戦を繰り広げた。本大会は、日本プロボウリング協会(JPBA)主催の公式競技であり、全国の実力者が集結する場となった。

内藤慎之介選手がシーズントライアル初優勝

今大会を制したのは、アルプラザボウル亀岡所属の内藤慎之介選手(61期生)。決勝シュートアウト方式での戦いを見事に制し、シーズントライアルでの初優勝を飾った。

決勝では、トップシードの水野耕佑選手(岩屋キャノンボウル)と対戦し、最終スコア247対207で勝利。序盤から6連続ストライクを決めた内藤選手が主導権を握り、最後までリードを守り抜いて優勝を果たした。

最終順位と選手の詳細

  1. 内藤慎之介(アルプラザボウル亀岡・61期生)

    • シーズントライアル初優勝を達成。決勝では安定した投球を見せ、最後まで冷静に戦い抜いた。

  2. 水野耕佑(岩屋キャノンボウル・56期生)

    • 予選・準決勝ともに安定した高スコアを記録し、トップシードで決勝進出。優勝決定戦ではわずかに及ばなかったが、最後まで粘り強い戦いを見せた。

  3. 伊吹太陽(ラピュタボウル/ABS・59期生)

    • 準決勝を3位で通過し、決勝でも力強い投球を披露。優勝争いには届かなかったものの、着実にポイントを積み重ねた。

  4. 笹田泰裕(伊賀にんにんボウル・52期生)

    • 予選・準決勝ともに安定したスコアをマークし、決勝進出。上位入賞を果たし、今後の成長が期待される。

  5. 渡邊雄也((株)グランドボウル・52期生)

    • 予選17位からの決勝進出を果たし、5位にランクイン。シュートアウト方式の試合でも粘り強さを発揮した。

  6. 上田晋也(フリー・49期生)

    • 予選では18位とやや苦戦するも、準決勝で一気にスコアを伸ばし決勝へ進出。フリーとしての実力を証明する結果となった。

  7. 内藤広人(岩屋キャノンボウル/(株)ソシオジャパン・61期生)

    • 予選を8位で通過し、決勝では思うようにスコアを伸ばせなかったものの、安定したプレーを維持。今後の巻き返しに期待がかかる。

  8. 笠原康正(ココレーン・55期生)

    • 予選・準決勝を順調に通過し、決勝へ。終盤のスコアアップに苦戦したが、上位入賞を果たした。

決勝戦のハイライト

決勝戦は、シュートアウト方式で行われ、まず5位から8位までの選手が1ゲームを投球し、最上位者が次のラウンドに進出。その後、2位~4位の選手と前ラウンドの勝者が対戦し、最上位者が優勝決定戦へと駒を進めた。

この流れの中で、2位通過だった内藤慎之介選手が決勝へ進み、最終的に優勝を決めた。

大会の流れと結果

予選

・80名の選手が8G投球し、上位40名が準決勝へ進出。 ・内藤慎之介選手がトータルスコア1777ピン(平均222.12)で1位通過。

準決勝

・準決勝では40名が4Gを投球し、通算12Gのスコア上位8名が決勝進出。 ・水野耕佑選手がトータルスコア2720ピン(平均226.66)で1位通過。

決勝(シュートアウト方式)

・5位~8位の選手による1stマッチ、2位~4位+1stマッチ勝者の2ndマッチを経て、最終決戦へ。 ・トップシードの水野耕佑選手と、2ndマッチ勝者の内藤慎之介選手が対戦。 ・最終スコア247対207で内藤選手が優勝。

今後の展望

今回の優勝で、内藤慎之介選手は大きな自信を得たことだろう。シーズントライアルは、年間を通じてシリーズ戦として続き、各選手にとってランクアップの重要な場となる。次戦での各選手の活躍にも期待が集まる。

JPBAシーズントライアル2024は、引き続き全国各地で開催予定。ボウリングファンは今後の試合にも注目したい。