
EJタケット、PBAワールドチャンピオンシップで首位を維持
PBAワールドシリーズ・オブ・ボウリング(WSOB)XVIは、現在PBAワールドチャンピオンシップに焦点を移している。3度の優勝経験を持ち、2連覇中のEJタケットが、ネバダ州リノのナショナルボウリングスタジアムで首位をキープしている。
タケットの好調なプレー
タケットは、43フィートのアール・アンソニーオイルパターンで最初の8ゲームを投げ、合計1,827ピンを記録。
残る50名の選手の中で、通算13,217ピン(+2,017)をマークし、アドバンサーラウンド1を突破。このラウンドは2回の8ゲーム予選の最初のもので、上位16名がラウンドロビン方式のマッチプレーに進む。
タケットは自身のプレーについて、「スコアよりも良いボウリングができたと感じている。最後のゲーム(278)で調子を取り戻せたのは幸運だった。今日は思ったほどスコアが伸びなかったが、そういう日もある。重要なのは、適切なボールを見つけてポケットを広くすること。新しいボールをドリルして、異なるラインを試してみるつもりだ」と語った。
WSOB XVIでの安定した活躍
タケットは、PBAスコーピオン、バイパー、カメレオン、シャークチャンピオンシップの各12ゲーム予選を含む48ゲームの予選全体でトップを維持。
これらすべてのパターンでベスト16に進出した唯一の選手となった。
「タイトルを獲得するチャンスを増やすことが大切で、今のところ完璧に進んでいる」とタケット。「いくつかの大会で2位通過だったが、16強の試合に勝てば、決勝進出や第1シード獲得のチャンスがある。安定したプレーを続け、テレビに映る機会を増やしたい」と意気込んだ。
注目の選手たち
ジェイソン・ベルモンテ、ブーグ・クロール、マット・オーグル、イェスパー・スヴェンソンの4選手は、それぞれ4大会中3大会で16強入りを果たした。
また、ミッチ・ヒュペは、1,982ピン(平均247.75)を記録し、10位から6位に浮上。ポンタス・アンダーソンは1,958ピンを記録し、29位へと順位を上げた。アンドリュー・アンダーソンは25位から14位へ浮上し、クリス・プレイザーは2度のパーフェクトゲーム(300点)を達成し、44位から25位にジャンプアップ。
今後のスケジュール
次のステージであるアドバンサーラウンド2は、現地時間の3月14日(金)午前10時に開始。
このラウンドで上位16名が決まり、3月20日(木)に行われるラウンドロビンマッチプレーに進出する。その後、上位5名が3月22日(土)午後12時(東部時間)にFOXで生中継される決勝ラウンドに進む。
PBA WSOB XVIの全予選およびマッチプレーはBowlTVでライブ配信される。
現在の順位(アドバンサーラウンド1リーダー)
EJタケット – 13,217 (+2,017)
ジェイソン・ベルモンテ – 13,105 (+1,905)
イェスパー・スヴェンソン – 13,004 (+1,804)
ティム・フォイJr. – 12,995 (+1,795)
ブーグ・クロール – 12,953 (+1,753)
ミッチ・ヒュペ – 12,937 (+1,737)
ダレン・オン – 12,867 (+1,667)
BJムーア – 12,866 (+1,666)
クリス・ヴィア – 12,863 (+1,663)
マット・オーグル – 12,858 (+1,658)
主要トーナメント日程
3月14日: PBAワールドチャンピオンシップ – アドバンサーラウンド2(上位16名が進出)
3月20日: ラウンドロビンマッチプレー(16ゲーム)
3月22日: PBAワールドチャンピオンシップ決勝(FOXで12:00 PM ETより生中継)
PBAワールドシリーズ・オブ・ボウリングXVIは、熱戦が続く中、タケットが首位を維持。
決勝が迫る中、彼が再びタイトルを獲得できるのか、大きな注目が集まっている。