EJタケット、PBAカメレオン選手権でWSOBでの圧倒的な強さを継続

PBAワールドシリーズ・オブ・ボウリング（WSOB）XVIの一環であるPBAカメレオン選手権では、驚異的なスコアと実力を持つ選手たちが活躍している。すでに20回のパーフェクトゲームが記録されているが、その中でも特に際立ったのが、カナダのミッチ・フペと日本の原口優馬の2人だ。

フペと原口がカメレオン選手権の予選をリード

フペと原口は41フィートのカメレオンオイルパターンの予選で圧倒的な成績を残し、平均スコア256.92を記録。12ゲームの合計ピン数3,083（+683）を達成し、今年のPBAデラウェア・クラシックでマイケル・デビッドソンが記録した12ゲームのスコア記録まであと3ピンに迫った。

この結果により、フペと原口は16強戦へのシード権を獲得。その他、ランドン・カルネート、トゥン・ハキム、イェスパー・スヴェンソン、クリス・ヴィア、ポンタス・アンダーソン、ザック・ワイドマンの6名もトップ8として16強戦に進出した。

24強戦では、EJタケットとブーグ・クロールがそれぞれベスト・オブ・ファイブ（5ゲームのうち3勝）で圧勝し、16強戦進出を決めた。タケットは、今大会で行われたすべてのアニマルパターン選手権で16強入りを果たしている。

トーマス・ラーセン (No.17) def. ガブリエル・アルバレス (No.17), 3-1
アンドリュー・アンダーソン (No.24) def. ネイサン・ルエスト＝ラジョア (No.9), 3-2
ザック・ウィルキンス (No.10) def. トレバー・ロバーツ (No.23), 3-1
EJタケット (No.15) def. ピーター・フォックス (No.18), 3-0
AJジョンソン (No.19) def. ジェイソン・ベルモンテ (No.14), 3-2
ケビン・マキューン (No.11) def. マット・ツヴァイク (No.22), 3-1
トーマス・カイコ (No.21) def. 川添奨太 (No.12), 3-2
ブーグ・クロール (No.13) def. ジェイコブ・バターフ (No.20), 3-0

16強戦と8強戦は3月18日（火）に開催され、その日の午後4時（PT）/午後7時（ET）からFS1で決勝ラウンドが放送予定となっている。

ミッチ・フペ (No.1) vs. トーマス・ラーセン (No.17)
ザック・ワイドマン (No.8) vs. アンドリュー・アンダーソン (No.24)
原口優馬 (No.2) vs. EJタケット (No.15)
ポンタス・アンダーソン (No.7) vs. ザック・ウィルキンス (No.10)
ランドン・カルネート (No.3) vs. AJジョンソン (No.19)
クリス・ヴィア (No.6) vs. ケビン・マキューン (No.11)
トゥン・ハキム (No.4) vs. ブーグ・クロール (No.13)
イェスパー・スヴェンソン (No.5) vs. トーマス・カイコ (No.21)

36ゲームの予選を終えた時点で、タケットはワールドチャンピオンシップランキング2位につけている。現在、3度のPBA世界王者であるジェイソン・ベルモンテがタケットを18ピン差でリードしている。

ジェイソン・ベルモンテ – 8,563 (+1,363)
EJタケット – 8,545 (+1,345)
ブーグ・クロール – 8,490 (+1,290)
BJムーア – 8,490 (+1,290)
ティム・フォイ Jr. – 8,483 (+1,283)

WSOBで順調な戦いを続けるタケットだが、彼が前回王者としてタイトルを守る「PBAシャーク選手権」はまだ開幕していない。
シャーク選手権の予選は、3月10日（月）午前9時（PT）からBスクワッドが、午後2時30分（PT）からAスクワッドが開始する。

WSOB XVIのすべての試合はBowlTVでライブ配信され、3月22日（土）にはFOXでPBAワールドチャンピオンシップ決勝が生中継される予定だ。

試合結果や詳細は、PBA公式サイトで確認できる。