2025年全米オープンボウリング選手権(U.S. Open presented by Go Bowling)がインディアナポリスのロイヤル・ピン・ウッドランドで開催され、金曜日の試合が終了しました。現在、アンドリュー・アンダーソン(ミシガン州ホリー出身)が首位を守り続けています。
この日は24名の選手が競い合い、1日で合計16ゲームもの厳しいマッチプレーを戦いました。多くの選手が順位を上下させる中、予選首位で通過したアンダーソンは一度もトップの座を譲ることなく、安定したプレーを見せました。
アンダーソン、圧倒的な安定感でトップを維持
29歳のアンダーソンは、1ゲーム平均223ピン以上を記録し、12勝4敗(午前の8ゲームで5勝3敗、夜の8ゲームで7勝1敗)という圧巻の成績を残しました。最終スコア9,291ピン(試合ごとのボーナスポイントを含む)で金曜日を終え、2位以下に264ピンの差をつけています。
「もっとリードを広げたい」と語るアンダーソンは、土曜日の最終ラウンドでも攻撃的なプレースタイルを維持する考えです。
「勝ち続けることが重要。明日も積極的に攻め、序盤から高スコアを狙う。」
歴代王者たちが猛追 – 5名がトップ12にランクイン
アンダーソンの背後には、歴代の全米オープン王者たちが迫っています。
順位 | 選手名 | スコア | 過去の全米オープン優勝歴 |
---|---|---|---|
2位 | アンソニー・サイモンセン(ネバダ州ラスベガス) | 9,027 | 2022年王者 |
3位 | クリス・ヴィア(オハイオ州ブラックリック) | 9,021 | 2021年王者 |
4位 | E.J. タケット(インディアナ州ブラフトン) | 9,006 | 2023年王者 |
5位 | トム・ドハーティ(フロリダ州リバービュー) | 9,001 | PBAツアー4勝 |
また、2019年&2016年の二度優勝経験を持つフランソワ・ラボア(カンザス州ウィチタ)は9位(8,909ピン)、2020年の王者であるジェイソン・ベルモンテ(オーストラリア)は13位(8,831ピン)につけています。
運命の土曜日 – 決勝ステージへのカギを握る最終ラウンド
土曜日の最終マッチプレーでは、最終的に9位以内の選手が日曜日の決勝ステージへと進出します。
📌 決勝ラウンドのフォーマット
- 5位〜9位の選手は土曜日午後4時(東部時間)からFS1で放送されるステップラダー方式のトーナメントに出場。
- その勝者が、日曜日午後4時(東部時間)にFOXで放送される最終決戦(1位〜4位の選手との対戦)に進出。
- 優勝者には10万ドル(約1,500万円)の賞金と、名誉あるグリーンジャケットが授与される。
アンダーソン、悲願の初優勝なるか?
アンダーソンはこれまで全米オープンで何度もトップ争いを経験しており、「過去3回、マッチプレー進出時にトップ3にいた」と語っています。しかし、最終的に優勝には届いておらず、今回はその壁を突破する絶好のチャンスです。
「時には運も必要。でも、自分のプレーに自信を持って臨む。」
土曜日の最終ラウンド、そして日曜日の決勝へ向け、アンダーソンと歴代王者たちの激しい戦いが続きます。果たして、アンダーソンは悲願の初優勝を果たせるのか、それとも歴代王者が再び栄冠を手にするのか? ボウリングファン必見の週末となりそうです!