第48回STORMジャパンオープン開幕!
男子チーム戦は「片手投げの逸材たち」が優勝!
ダブルス戦は山口直矢・内藤慎之介ペアが頂点に!

国内最大級のボウリングの祭典が開幕!総勢1,296名が稲沢に集結

国内最大級のボウリング大会「第48回STORMジャパンオープンボウリング選手権」が、2026年10月31日(土)、愛知県の稲沢グランドボウルで開幕した。

大会初日は男子4人チーム戦と男子ダブルス戦が行われ、全国から集結したトッププロと実力派アマチュアがハイレベルなスコア争いを繰り広げた。

男子4人チーム戦では、「片手投げの逸材たち」が12ゲーム合計2,788ピンで優勝。アマチュアの塚越翔太がパーフェクトゲームを達成するなど、圧巻のパフォーマンスを披露した。

一方、男子ダブルス戦では、アマチュアの山口直矢とプロの内藤慎之介が6ゲーム合計1,452ピンを記録し、優勝。山口が3ゲーム784ピンという驚異的なスコアを叩き出し、激しい優勝争いを制した。

今大会は10月31日(土)から11月3日(火・祝)までの4日間にわたって開催され、男子216チーム864名、女子108チーム432名の合計1,296名が出場する。

プロとアマチュアが同じ舞台に立ち、ときにはチームメートとして力を合わせながら頂点を目指す。それこそがジャパンオープンの大きな魅力だ。

大会では4人チーム戦、ダブルス戦、シングルス戦に加え、男子マスターズ、女子クイーンズの選手権争いが行われる。

個人の技術はもちろん、チームとしての総合力、プレッシャーへの対応力、そして長丁場を戦い抜く安定感が求められる。

開幕初日から数々のビッグスコアが飛び出した今大会。男子2部門の結果を振り返りながら、注目選手の活躍と今後の見どころを詳しく紹介する。

 

男子4人チーム戦は「片手投げの逸材たち」が2,788ピンで優勝!

塚越翔太がパーフェクト達成!3ゲーム811ピンの圧巻の投球

大会初日に行われた男子4人チーム戦は、各選手が3ゲームを投球し、4人合計12ゲームの総得点で順位を決定する方式で争われた。

この競技で頂点に立ったのが、塚越翔太、坂本就馬、石川裕大、宮澤拓哉の4選手で構成された「片手投げの逸材たち」だ。

チーム合計は2,788ピン。1人1ゲームあたりの平均は232.33というハイアベレージを記録し、並み居る強豪を抑えて優勝を飾った。

最大の立役者となったのは、アマチュアの塚越翔太だった。

塚越は第1ゲームでいきなり300点のパーフェクトゲームを達成。さらに第2ゲーム225点、第3ゲーム286点と高得点を重ね、3ゲーム合計811ピンという驚異的なスコアを叩き出した。

そのアベレージは実に270.33。

ストライクを量産する圧倒的な得点力で、チームの勝利に大きく貢献した。

また、プロの宮澤拓哉も235点、258点、234点と安定した投球を披露し、3ゲーム727ピンを記録した。

坂本就馬は632ピン、石川裕大は618ピンを加算。4人それぞれが役割を果たし、見事に優勝をつかみ取った。

男子4人チーム戦優勝「片手投げの逸材たち」個人成績

選手名

区分

1G

2G

3G

合計

塚越翔太

アマ

300

225

286

811

坂本就馬

プロ

227

225

180

632

石川裕大

アマ

189

203

226

618

宮澤拓哉

プロ

235

258

234

727

チーム合計

 

951

911

926

2,788

注目したいのは、第1ゲームからチーム合計951ピンという高得点を記録していることだ。

その後も911ピン、926ピンと900ピン台を維持し、3ゲームを通して大きく崩れることなく戦い抜いた。

塚越の突出した得点力に加え、チーム全体の安定感が優勝の決め手となった。

 

2位「たくみは戦力外通告」はわずか26ピン差!最後まで続いた優勝争い

優勝を争ったのは「片手投げの逸材たち」だけではない。

準優勝となった「たくみは戦力外通告」も、12ゲーム合計2,762ピンという素晴らしい成績を残した。

メンバーは藤井拓海、新井希空、原理人、御手洗彰彦の4選手。

原理人が737ピン、新井希空が702ピン、御手洗彰彦が706ピンを記録し、4人中3人が700シリーズを達成した。

藤井拓海も617ピンを加え、チーム全体で高い得点力を発揮した。

優勝チームとの差は、わずか26ピン。

12ゲームの総得点で争う競技において、1人1ゲームあたり約2.17ピンの差が優勝と準優勝を分けた計算になる。

わずかなミスやストライク1本の違いが、最終順位に大きく影響する。団体戦ならではの厳しさを象徴する結果となった。

3位には「沼田流」が2,686ピンで入賞した。

アマチュアの渡邊楓が739ピン、沼田一輝が723ピンを記録するなど、こちらも力強いスコアメイクを披露した。

 

男子4人チーム戦・最終順位トップ10

順位

チーム名

12G合計

1位

片手投げの逸材たち

2,788

2位

たくみは戦力外通告

2,762

3位

沼田流

2,686

4位

N&K×ジャパン

2,645

5位

キヨ爺さんと仲間達

2,643

6位

We are 95,96世代

2,624

7位

頑張麗IIII

2,616

8位

Team KING

2,611

9位

RPM CREW

2,609

10位

若気の至り

2,604

上位陣の中でも際立ったのが、4位「N&K×ジャパン」に所属するアマチュアの福満亮だ。

福満は248点、265点、269点と高得点を連発し、3ゲーム合計782ピンを記録。チームの上位入賞に大きく貢献した。

5位「キヨ爺さんと仲間達」では、宮崎淳が727ピン、島田卓也が706ピンを記録した。

6位「We are 95,96世代」では高橋陸が719ピン、7位「頑張麗IIII」では山中麗が719ピンをマークした。

さらに、川添奨太と山本勲が出場した「Team KING」は2,611ピンで8位に入賞している。

特筆すべきは、4位「N&K×ジャパン」と5位「キヨ爺さんと仲間達」の差がわずか2ピンだったことだ。

また、8位から10位までも7ピン差という接戦になった。

上位争いでは、ほんの数ピンの違いが最終順位を左右する。 その緊張感と競技レベルの高さが、初日のチーム戦には凝縮されていた。

 

男子ダブルス戦は山口直矢・内藤慎之介ペアが優勝!1,452ピンの圧巻スコア

山口直矢が784ピン!最終ゲーム518ピンの猛攻で頂点へ

男子チーム戦に続いて行われたダブルス戦でも、激しい優勝争いが繰り広げられた。

見事に頂点に立ったのは、アマチュアの山口直矢とプロの内藤慎之介のペアだ。

2人の合計スコアは6ゲーム1,452ピン、チームアベレージ242.00。

優勝を大きく引き寄せたのは、山口の圧倒的な得点力だった。

第1ゲーム239点、第2ゲーム268点、第3ゲーム277点と、ゲームを重ねるごとにスコアを伸ばし、3ゲーム合計784ピンを記録した。

3ゲーム平均261.33というハイアベレージは、優勝にふさわしい内容だった。

一方、パートナーの内藤慎之介も204点、223点、241点と着実にスコアを伸ばし、合計668ピンを記録した。

特に第3ゲームは山口が277点、内藤が241点をマーク。2人合わせて518ピンという圧巻のスコアで締めくくった。

男子ダブルス戦優勝ペア・個人成績

選手名

1G

2G

3G

合計

山口直矢

239

268

277

784

内藤慎之介

204

223

241

668

合計

443

491

518

1,452

ダブルス戦の難しさは、個人の高得点だけで勝敗が決まるわけではないことだ。

どちらか一方が爆発的なスコアを記録しても、もう一方が大きく崩れればチーム全体の得点は伸び悩む。

今回の山口・内藤ペアは、山口が高得点を量産する一方、内藤もゲームを重ねるごとにスコアを伸ばした。

山口の爆発力と内藤の着実な得点力がかみ合い、2人そろって最終ゲームに最高のパフォーマンスを発揮した。

まさにダブルス戦の理想的な勝ち方だったといえる。

 

2位は齋藤大哉・堀ノ内智大ペア!優勝との差はわずか18ピン

準優勝を飾ったのは、齋藤大哉と堀ノ内智大のペアだった。

合計スコアは1,434ピン。齋藤が746ピン、堀ノ内が688ピンを記録した。

齋藤は第1ゲームで278点、第2ゲーム258点と序盤から高得点を連発。堀ノ内も第3ゲームで277点をマークし、最後まで優勝争いに食い込んだ。

優勝ペアとの差は18ピン。

6ゲームの合計で比較すると、1人1ゲームあたりわずか3ピンの違いでしかない。

3位には植松智之・藤村隆史ペアが1,409ピンで入賞した。

植松が705ピン、藤村が704ピンと、ほぼ互角の成績を残したことが印象的だ。

2人がそれぞれの持ち味を発揮し、安定したスコアを積み重ねたことが上位入賞につながった。

4位は原和実・斉藤茂雄ペアが1,404ピン、5位には西川知徳・横地優輝ペアが1,400ピンで続いた。

上位5ペアすべてが1,400ピン以上を記録したことからも、今大会の男子ダブルス戦が極めて高いレベルで争われたことが分かる。

 

男子ダブルス戦・最終順位トップ10

順位

選手名

6G合計

1位

山口直矢・内藤慎之介

1,452

2位

齋藤大哉・堀ノ内智大

1,434

3位

植松智之・藤村隆史

1,409

4位

原和実・斉藤茂雄

1,404

5位

西川知徳・横地優輝

1,400

6位

須田風海音・福満亮

1,399

7位

白濱大夢・森本健太

1,397

8位

吉田大祐・川添奨太

1,395

9位

原理人・御手洗彰彦

1,386

10位

Chen Kuan Lun・Chen Kuan Yeh

1,373

注目したいのは、5位から8位までの接戦だ。

5位の西川知徳・横地優輝ペアが1,400ピン、6位の須田風海音・福満亮ペアが1,399ピン、7位の白濱大夢・森本健太ペアが1,397ピン、8位の吉田大祐・川添奨太ペアが1,395ピン。

わずか5ピンの間に4ペアがひしめく大混戦となった。

また、チーム戦でも好成績を残した選手たちがダブルス戦でも存在感を示した。

チーム戦4位「N&K×ジャパン」の須田風海音と福満亮は、ダブルス戦でも6位に入賞。

チーム戦2位「たくみは戦力外通告」に所属する原理人と御手洗彰彦も、ダブルス戦で9位に入った。

さらに、チーム戦8位「Team KING」の川添奨太は、吉田大祐とのペアでダブルス戦8位を記録している。

複数部門で上位に進出する選手の存在は、今後の男子シングルス戦、そしてマスターズ進出争いでも大きな注目ポイントとなるだろう。

 

パーフェクトゲームに700シリーズ続出!開幕初日から際立った得点力

今回の男子チーム戦とダブルス戦を振り返ると、特に印象的だったのは、数多くの選手が700ピンを超える3ゲームシリーズを記録したことだ。

チーム戦では塚越翔太の811ピンを筆頭に、福満亮の782ピン、渡邊楓の739ピン、原理人の737ピン、宮澤拓哉の727ピンなど、ハイスコアが続出した。

ダブルス戦でも山口直矢の784ピン、吉田大祐の767ピン、森本健太の765ピン、横地優輝の748ピン、齋藤大哉の746ピンなど、上位選手が高い得点力を発揮している。

3ゲーム700ピンを達成するためには、平均233.33以上のスコアが必要となる。

これは、ストライクを継続的に重ねながら、オープンフレームを最小限に抑えることが求められる水準だ。

特に800シリーズとなれば、3ゲーム平均266.67以上が必要となり、極めて高い得点能力が求められる。

その意味でも、塚越翔太が記録した811ピンは、開幕初日の中でも際立ったパフォーマンスだった。

一方で、団体戦の結果を考えると、必ずしも一人の突出したスコアだけで勝敗が決まるわけではない。

チーム戦では4人全員の総得点、ダブルス戦では2人の総得点が順位を左右する。

高得点を記録した選手の活躍はもちろん、チームメートがどれだけ安定してスコアを積み重ねられるかが重要になる。

爆発的な得点力とチーム全体の安定感。この二つを高い水準で両立させることが、団体戦で勝ち抜くための大きな鍵となる。

今回の男子2部門の結果は、その重要性を改めて示すものとなった。

 

大会は男子マスターズ・女子クイーンズへ!日本一を懸けた戦いが本格化

開幕初日から熱戦が繰り広げられた第48回STORMジャパンオープンだが、戦いはここからさらに激しさを増していく。

11月1日(日)には女子チーム戦、女子ダブルス戦、男子シングルス戦が行われる。

男子はチーム戦、ダブルス戦、シングルス戦の計9ゲームによるオールエベンツ成績を基に、大会シード選手を含む上位125名がマスターズ予選へ進出する。

女子も同様に計9ゲームのオールエベンツ成績から、大会シード選手を含む上位100名がクイーンズ予選に進む。

11月2日(月)には女子シングルス戦に続き、男子マスターズ予選、女子クイーンズ予選がそれぞれ8ゲーム行われる。

ここで男子は上位46名、女子は上位32名が準決勝進出を決める。

そして11月3日(火・祝)の大会最終日には、男女とも準決勝6ゲームを実施。

予選からの通算14ゲームの成績によって男女各8名が決勝ラウンドロビンへ進み、総当たり7ゲームとポジションマッチ1ゲームで決勝進出者を争う。

その後、男女各上位3名による決勝ステップラダーが行われ、選手権者が決定する。

 

マスターズ・クイーンズ予選はゼロスタート!新たな戦いが始まる

今大会で特に注目したいのが、マスターズ・クイーンズ予選の競技方式だ。

チーム戦、ダブルス戦、シングルス戦のオールエベンツ成績は、選手権予選への進出者を決めるために用いられる。

しかし、マスターズ・クイーンズ予選はゼロスタート方式となるため、それまでに積み重ねたスコアは持ち越されない。

つまり、団体戦で驚異的なスコアを記録した選手であっても、マスターズ予選では再びゼロから勝負しなければならない。

反対に、オールエベンツで思うような結果を残せなかった選手にも、予選進出を果たせば新たなチャンスが与えられる。

ここから求められるのは、長時間の競技に対応する集中力と、状況に応じて投球を修正する対応力だ。

初日の勢いを持続する選手がそのまま勝ち上がるのか。それとも新たな実力者が台頭し、優勝争いを大きく変えるのか。

団体戦とは異なる個人戦ならではの駆け引きが、ここから本格化する。

 

第48回STORMジャパンオープン・大会概要

項目

内容

大会名

第48回STORMジャパンオープンボウリング選手権

開催期間

2026年10月31日(土)~11月3日(火・祝)

会場

稲沢グランドボウル

所在地

愛知県稲沢市井之口大坪町80-1

主催

公益社団法人日本プロボウリング協会

特別協賛

株式会社ハイ・スポーツ社

参加人数

男女合計1,296名

男子

216チーム・864名

女子

108チーム・432名

動画配信

JPBA LIVE公式動画チャンネル(配信予定)

 

プロとアマチュアが魅せた開幕初日!ジャパンオープンの頂点をつかむのは誰か

第48回STORMジャパンオープンボウリング選手権は、開幕初日から数々のビッグスコアと接戦が生まれる、見応え十分のスタートとなった。

男子4人チーム戦では、「片手投げの逸材たち」が2,788ピンで優勝。なかでも塚越翔太のパーフェクトゲームを含む811ピンは、圧倒的な存在感を示した。

男子ダブルス戦では、山口直矢・内藤慎之介ペアが1,452ピンで優勝。山口の784ピンという爆発的な得点力と、内藤の着実なスコアメイクがかみ合い、激しい優勝争いを制した。

また、両部門を通じて印象的だったのは、プロとアマチュアの垣根を越えた競技レベルの高さだ。

アマチュア選手がパーフェクトゲームや800シリーズを達成し、プロボウラーとともにチームを勝利へ導く。

実績のあるプロボウラーと勢いのあるアマチュアが同じ舞台で競い合い、互いの力を引き出しながら好成績を生み出す。

そこには、通常の個人戦とは異なる団体競技ならではの面白さがある。

ジャパンオープンの魅力は、単にトップ選手が集まることだけではない。プロとアマチュアが同じ条件で競い、誰もが結果によって自らの実力を証明できることにある。

開幕初日に活躍した選手たちは、この勢いを個人戦でも維持できるのか。

塚越翔太、山口直矢をはじめとするハイスコアラーたちが、その得点力を武器にさらなる上位進出を果たすのか。

それとも、ここから新たな実力者が台頭し、大会の主役が入れ替わるのか。

男子マスターズ、女子クイーンズの戦いでは、団体戦とはまた異なる緊張感の中で、真の総合力が試されることになる。

2026年のジャパンオープンを制し、栄光の頂点に立つのは誰なのか。

11月3日の最終決戦に向けて、国内外のトップボウラーたちが繰り広げる熱戦から、ますます目が離せない。

公式ページはこちら

詳しい成績や最新情報については、以下の公式ページをご参照ください:

 👉  第48回STORMジャパンオープンボウリング選手権