ツーハンドが安定しない人へ
Ryan Barnesが教える“フォームが崩れる本当の原因”

記事に入る前に、音声による要点解説をお聞きいただくと、内容が一段と理解しやすくなります。

要点音声解説

本要点音声解説は、「Barnzy: PBA Bowler Teaches Two Handed Bowling」の動画内容を整理・補足して、NotebookLM を用いて生成したものです。

ツーハンドボウリングが安定しない理由とは?

プロボウラーRyan Barnesが解説するフォーム改善の核心ポイント

 

【序論】注目高まるツーハンドボウリング、その技術的課題とは?

近年、プロ・アマチュアを問わず、多くのボウラーが取り入れている「ツーハンドボウリング」スタイル。強い回転とパワフルな投球を実現できるこのフォームは、世界のトッププロにも愛用され、今やひとつの主流とも言える存在です。しかし一方で、その複雑な動作ゆえに「安定しない」「再現性が低い」と悩む声も少なくありません。

今回は、アメリカPBAツアーの注目選手であり、YouTubeでも多くのレッスン動画を配信しているRyan Barnes氏の指導内容をもとに、「ツーハンドフォームが崩れる原因」と「安定した投球を実現するための技術的アプローチ」を紹介します。

 

【本論】フォームを安定させるために見直すべき4つの要素

1. セットアップ:正しい持ち方と構え方がすべての基盤

Ryan Barnes氏が最も強調するのは、投球前のセットアップです。この段階でのミスが、スイングやリリース、さらにはスコアにまで影響を与えると述べています。

  • 指の深さの均一性が重要
    指を入れる深さが左右で異なると、ボールへの回転が不安定になり、リリースの一貫性が失われます

  • ボールの位置と高さは「リラックスできる」範囲で
    肩に力が入らず、腕が自然に垂れた位置にボールがあるのが理想です。高すぎ・低すぎ・体から離しすぎはいずれもスイングの障害になります。

  • 両手のバランスにも配慮
    両手の距離が広がりすぎると「押し出す」ような投げ方になり、回転が弱くなります。

  • 自然な手の位置からのスタート
    最初からひねらず、スイングの中で手が回転していくスタイルがスムーズな投球に繋がります。

セットアップは、毎回同じ再現性を持たせることがカギです。鏡や動画で確認し、客観的なチェックを行いましょう。

 

2. 姿勢と背骨の角度:一貫性のある前傾姿勢が投球を支える

安定した投球のカギは、「姿勢の維持」と「スパインアングルの安定」です。

  • 前傾姿勢は「早めに作り、最後まで維持」
    アンソニー・シモンズは、アプローチ序盤で前傾を作り、それを最後まで維持して高い安定性を実現しています。

  • アマチュアに多い姿勢の崩れ
    途中で前傾が深くなったり、背筋が起き上がったりすると、スイングラインが乱れます

  • 姿勢の安定には下半身の柔軟性が必要
    膝や股関節の柔軟性があると、安定した前傾姿勢が維持可能になります。

  • スパインアングルの理論
    名コーチMark Bakerは、「助走からフィニッシュまで背骨の角度を保つこと」が重要だと強調しています。

Ryan Barnes氏も「理想は、リカバリー不要な姿勢を作ること」だと語っています。

 

3. 投球時の意識:頭と手をどう使うかが精度を決める

投球中に特に重要なのが、「頭の動き」と「手の使い方」です。

  • 頭の動きは最小限に
    特に左右のブレは致命的目線をターゲットに固定し、頭の揺れを抑える意識が不可欠です。

  • 両手の連携を意識
    サポート手を早く離すとブレやすく、遅すぎても軌道を妨げるため、「ボールが自然に落ち始める瞬間」に離すのが理想です。

  • リリース時の手の位置
    手のひらがボールの下を支えるように意識すると、安定した回転が得られます。

  • 頭と手は連動させない
    「頭が動くと手も動く」ような癖はミスの元独立して制御する意識が大切です。

細かな意識の積み重ねが、投球の再現性とスコア安定性を高めます。

 

4. ターゲティング:狙いと再現性がスコアに直結する

フォームだけでなく、「どこを狙って投げるか」もスコアアップの大きな要素です。

  • 同じスライド位置を毎回再現する
    スライドが1枚ズレるだけで、ボールの動きが大きく変化します。毎回の立ち位置とスライド位置を安定させることが最初の課題です。

  • 「ポストする」ことでフィードバックを得る
    フィニッシュ後の姿勢を数秒キープすることで、自分の動作を確認・記憶しやすくなります。

  • 視線の2段階構造:「アロー → ブレイクポイント」
    手前のスパット(アロー)を通し、奥のブレイクポイントへ向かわせる2段階のターゲティングが効果的です。たとえば、スライド28枚目 → アロー16〜8枚目 → ブレイクポイント43フィートなど。

  • レーンコンディションに応じた調整
    ショートパターンでは手前、ロングパターンでは奥へブレイクポイントを調整する柔軟性が求められます。

  • 3つの要素を一体で意識
    スライド位置、アロー、ブレイクポイントセットで安定させることで、ミスを減らし、調整も早くなります。

 

【結論】フォームの安定が、スコアアップへの最短ルート

ツーハンドボウリングは技術要素が多く、意識すべきポイントも複雑ですが、以下の4点を意識的に習慣化することで、安定したフォームとスコアを手に入れることができます。

  • セットアップの見直し(持ち方・構え方)

  • 一貫した前傾姿勢と姿勢の維持

  • 頭と手の使い方の管理

  • 明確で再現性のあるターゲティング

「意識した動作を、無意識に再現できる」レベルまで習得することが、上達への鍵です。ツーハンドスタイルの可能性は無限大。まずは自分の投球を可視化し、どこを改善すべきかを言語化してみましょう。

土台を整えた先にこそ、本当の進化があります。

元動画:YouTube|Barnzy「PBA Bowler Teaches Two Handed Bowling」→ 簡易和訳

みなさん、どうも。Barnesy Bowlingの動画へようこそ。今日は「ツーハンドボウリングのコツとテクニック」について話していきます。質問やコメントがあれば、インスタグラムで連絡してください。全部に答えられるように頑張ります。それでは始めましょう。

まず最初に、ツーハンドで最も重要だと思う部分、セットアップについて話します。

まずはボールの持ち方から。よくあるのが、指の深さがバラバラだったり、手が横にずれていたり、手首をねじって持っていたりすること。でも、それが自分に合っているなら問題はないです。ただ、ボールの回転やレイアウト、安定性を考えると、手をまっすぐ入れて、両方の指を均等な深さにすることがベストです。そうしないと、リリース時に手が横から出たり、上にかぶせるような動きになってしまいます。手が正しい位置にあることで、ボールの下にしっかり手を入れてコントロールできます。

次に、ボールの構え方です。ボールを体から離しすぎたり、高すぎたり低すぎたりしないように、リラックスした自然な位置を見つけることが大切です。肩がリラックスできる位置、手が自然に置ける場所が理想です。

また、多くの人は最初から手をセットして構えますが、僕の場合は自然な位置からスタートして、スイングの中で手が回転していくようにしています。こうするとボールをよりコントロールしやすいです。手が離れていると、ボールを押してしまいやすくなるので、手をボールの下に保ち、しっかり力を伝えることがポイントです。

僕自身は、他のツーハンドより少し背が高い姿勢から入り、前傾していくスタイルです。たとえばSimo(アンソニー・シモンズ)は早い段階で前傾し、それを維持します。Mark Bakerの理論でも言われているように、アプローチ中は背骨の角度(前傾角)を常に一定に保つことが非常に大事です。前傾しすぎたり、後ろに倒れたりすると、スイングやリリースが崩れやすくなります。

次に実際に投球中に意識していることを話します。

・ターゲットに向かってしっかりプッシュアウェイする
・頭をできるだけ動かさず、安定させること

ツーハンドで力強く投げようとすると、頭が左右に揺れがちですが、それが大きなミスにつながります。上下の動きはまだマシですが、横のブレはコントロールを大きく崩します。

次にフットワークとスピードの出し方です。多くの質問を受けますが、スピードのカギはプッシュステップ(2歩目)です。ツーハンドのプロを見れば分かりますが、みんなこのステップが大きくて、しっかり踏み込んで力を使っています。右足を強く使って地面を蹴るようにして加速します。

僕は4歩助走ですが、「1、2、3、プッシュ」とステップを踏み、ここでスピードを生み出します。ただし、タイミングが合っていないとスピードは無駄になります。ボールがまだ後ろにあるのにプッシュしても意味がないし、前に出すぎてもダメです。

次のレベルに行くために大事なのがターゲティングです。ターゲットをしっかり狙うには、まず毎回同じ位置にスライドすることが重要です。ボウリングは目に見えないチェス盤の上で戦っているようなものなので、正確な情報を得るためには、毎回同じ位置から投げる必要があります。

そしてターゲットの見方ですが、僕は「アロー → ブレイクポイント」という考え方をしています。たとえば、スライドが28枚目なら、16〜8枚目を狙います(ダウンレーンのトレーサーあたり)。トレーサーがない場合は、距離としては34〜43フィートが目安になります。僕はブレイクポイントをだいたい43フィートに設定しています。オイルパターンが短ければ手前に、長ければ奥に設定を変えるという具合です。

最後に、この動画は簡単なヒントや基本的なコツの紹介でした。もっと詳しいことを知りたい人はコメントしてください。次回また別の動画でお会いしましょう。チャンネル登録もよろしく。Barnesyでした。