メリーランドカップ JPBAシーズントライアル 2026 ウィンターシリーズ
(神戸六甲ボウル)
平山陽一が貫禄の優勝、冷静な投球で247点
2026年1月20日(火)、兵庫県神戸市の「神戸六甲ボウル」にて、公益社団法人日本プロボウリング協会(JPBA)主催の「JPBAシーズントライアル2026 ウィンターシリーズ(メリーランドカップ)」が開催されました。今大会は、全国から集った95名のプロボウラーが出場し、シーズン序盤から注目を集める競技力強化シリーズとして実施されました。会場ではJPBA指導による専用レーンコンディションが整備され、技術と戦略が問われる熱戦が繰り広げられました。
決勝
決勝は8名によるシュートアウト方式で実施。1stマッチ、2ndマッチを勝ち上がった選手がトップシードと対戦する形式です。
優勝決定戦では、平山陽一(MKボウル上賀茂)が247ピンで勝利。
相手は予選・準決勝を通じて圧巻のスコアを残していた武本真明(フリー)でしたが、平山は冷静な試合運びと要所でのストライクで着実に得点を積み重ね、213ピンにとどまった武本を退けました。これにより、シーズントライアル4勝目(昨年のサマーシリーズ以来)を記録しました。
決勝スコア詳細
優勝決定戦
平山 陽一:247
武本 真明:213シュートアウト2ndマッチ
内藤 慎之介:216
津島 健次:225
平岡 勇人:204
平山 陽一:278シュートアウト1stマッチ
津島 健次:224
山本 晃:204
山本 義達:143
安里 秀策:222
入賞者リスト(決勝進出者)
| 順位 | 名前 | 所属 | 賞金(円) |
|---|---|---|---|
| 1位 | 平山 陽一 | MKボウル上賀茂 | 175,000 |
| 2位 | 武本 真明 | フリー | 126,000 |
| 3位 | 平岡 勇人 | ラウンドワン/ハイ・スポーツ社 | 84,000 |
| 4位 | 内藤 慎之介 | アルプラザボウル亀岡 | 77,000 |
| 5位 | 津島 健次 | フタバボウル/ハイ・スポーツ社 | 70,000 |
| 6位 | 安里 秀策 | (株)コロナワールド | 63,000 |
| 7位 | 山本 晃 | 伊賀にんにんボウル | 56,000 |
| 8位 | 山本 義達 | フリー | 49,000 |
※パーフェクトゲーム達成者なし
準決勝
準決勝は、予選上位48名による4ゲームを加えた通算12ゲームで行われ、上位8名が決勝へ進出。トップ通過は武本真明で、通算2,859ピン(AVG 238.25)と高いパフォーマンスを見せました。平山陽一、平岡勇人、内藤慎之介らが続き、いずれも230前後の平均スコアでハイレベルな戦いとなりました。
予選
予選は95名が8ゲームを投球し、上位48名が準決勝へ。武本真明が1,924ピン(AVG 240.50)で首位通過。特に序盤から高スコアを維持し続け、安定感が際立ちました。一方、48位通過は別所翼(2,374ピン)と、予選ボーダーラインは200アベレージ前後の激戦でした。
解説とまとめ
今大会を通じて、平山陽一の安定感と冷静な試合運びが光りました。特に優勝決定戦では、要所でストライクを重ねながらも丁寧にスコアを構築し、247ピンでタイトルを獲得。突出した一投というよりは、確実に得点を積み上げる勝負勘と集中力が際立つ内容でした。
また、準決勝では上位陣に大きな差がなく、最後まで接戦が続くハイレベルな戦いとなりました。津島健次や安里秀策といった実力者も見応えのある投球を披露し、実力拮抗の中での駆け引きが随所に見られました。
シュートアウト方式は、1ゲームごとの短期決戦ゆえに、一投の重みが大きく、メンタルの強さが勝負を左右する形式です。今大会でもその特性が存分に表れ、観客にも緊張感と興奮を与える構成となりました。
中堅から若手まで幅広い世代が上位に名を連ねた今回の大会は、今後のシリーズ戦に向けた好材料と言えます。選手個々の対応力や戦術の幅が問われるシーズントライアルにおいて、今後どのような進化を見せるか注目が集まります。