第47回STORMジャパンオープンボウリング選手権
白熱の男子戦が幕を開ける!
国内最大級のボウリング大会が愛知県で開催
2025年10月31日から11月3日までの4日間、愛知県・稲沢グランドボウルにて「第47回STORMジャパンオープンボウリング選手権」が開催されました。本大会は、公益社団法人日本プロボウリング協会(JPBA)主催、ハイ・スポーツ社特別協賛のもとで行われ、全国から集まったプロ・アマのボウラーたちが熱い戦いを繰り広げました。
各部門の結果と注目選手のパフォーマンス
◆男子チーム戦:片手投げの逸材たち2が堂々の優勝
大会初日、男子チーム戦が開催され、A・Bシフトに分かれて4人1組のチームが3ゲーム制で競い合いました。その中でトップに輝いたのは、「片手投げの逸材たち2」(Aシフト)。合計スコア2,762ピンを叩き出し、2位チームに50ピン以上の差をつける圧巻のパフォーマンスで優勝賞金20万円を手にしました。
チームの中でも特に際立ったのが、宮澤拓哉選手の757ピンというハイスコア。チーム全体の勢いを牽引する存在となりました。
2位:TEAM KING(2,711ピン/Bシフト)
3位:レフティ&ツーハンド(2,662ピン/Aシフト)
4位:ゆうとの卒業式(2,659ピン/Aシフト)
5位:頑張麗(2,656ピン/Aシフト)
上位入賞チームはすべて安定したスコアリングと戦略的なメンバー構成で、終盤まで接戦が続きました。
◆男子ダブルス戦:坂本&八鍬ペアが息の合った投球で頂点へ
続く男子ダブルス戦では、坂本就馬選手とアマチュアの八鍬良太選手のペアが合計1,440ピンという高得点を記録し、見事ダブルス部門の優勝に輝きました。
中でも八鍬選手は、279・268ピンといった高スコアを連発し、観客を沸かせました。坂本選手の安定感ある投球と、八鍬選手の爆発力のあるスコアメイクが噛み合い、プロ・アマの理想的な連携が発揮されました。
2位:武本真明&浦口健一(1,398ピン)
3位:永野すばる&稲毛賢治(1,396ピン)
4位:中村陽介&人見皇己(1,380ピン)
5位:大藪信太郎&菊田樹(1,375ピン)
全体的に僅差の勝負が展開され、数ピンの差で順位が入れ替わるスリリングな展開に。参加者からは「最後まで気が抜けなかった」との声も多く聞かれました。
◆オールエベンツ:宮澤拓哉選手が総合力で頂点に立つ
シングルス・ダブルス戦の成績を合計した「オールエベンツ(6G)」では、プロの宮澤拓哉選手が1,469ピン(平均244.83)という驚異的なスコアで総合トップとなりました。各ゲームで250点前後のスコアを安定して記録し、まさに“隙のない投球”を披露。
2位:伊吹太陽選手(1,422ピン)
3位:山本晃選手(1,421ピン)
4位:八鍬良太選手(1,404ピン)
5位:人見皇己選手(1,401ピン)
特筆すべきは、上位5名中2名がアマチュア選手だった点。これはアマチュア層のレベルの高さを物語っており、今後のプロ転向や大会での更なる活躍が大いに期待されます。
プロ・アマ問わず、熱戦はまだまだ続く!
今大会は、プロ・アマチュア混合による真剣勝負が至る所で繰り広げられ、すでに数々の名勝負が生まれています。アマチュア選手の躍進も目立ち、ボウリング界の新たな可能性を示す展開となっており、今後の成績にも大きな注目が集まります。
大会の様子は、「JPBA LIVE 公式動画チャンネル」でもライブ配信されており、会場に足を運べないファンも画面越しにその熱気を感じられる内容となっています。
そして、これからはシングルス戦やマスターズトーナメントに向けてさらなる激戦が予定されています。
ボウリングファンの皆さま、この先の展開にもぜひご注目ください!