PBA東部・北西部地域、2025年RPI出場選手を決定

地域代表が決定、年末の大舞台へ

2025年12月11日から14日にかけて、アメリカ・ネバダ州リノにあるナショナル・ボウリング・スタジアムで開催される「BowlTV PBAリージョナル・プレーヤーズ・インビテーショナル(RPI)」に向けて、PBA東部および北西部地域の自動出場資格者が正式に決定されました。

今回、新たに4名のPBA選手と6名のPBA50選手が、シーズン最終戦となるRPI出場権を獲得。世界中の強豪が集まるこの大会への出場を決めています。

 

各地域での予選結果と注目選手

■ PBA50東部地域:リック・グラハムが圧巻の戦績

ニューヨーク州ビンガムトンで開催された「PBA50 Ripic’s Carousel Lanes East Region BowlTV RPI Open」で、リック・グラハム選手が10勝2敗という好成績を収め、優勝を果たしました。20ゲームの平均スコアは212と安定した内容で、東部地域のRPI出場権を獲得

グラハム選手の他には、ロバート・モッケンハプト選手、デビッド・ハンドロウィッチ・ジュニア選手が同地域からの出場を決めています。

 

■ PBA北西部地域:ダレン・タンがトップ選手を撃破して戴冠

「PBA RPI ジム・ケント・メモリアル予選」は、PBAツアー選手マーシャル・ケントの父を称える大会として毎年多くの注目を集めています。今年もEJ・タケット、AJ・ジョンソン、ショーン・ラッシュといった一流選手が参加する中、ダレン・タン選手が優勝を飾りました。

今年から両手投げスタイルに転向したタン選手は、カメロン・ワイヤー、ジョンソン、タケットといった強豪を次々と破り、地域タイトル2つ目(通算16勝目)を獲得。

RPI出場権は、ダレン・タン選手に加え、ランディン・カーネイト(今年のPBAワールドチャンピオンシップで16位)、カメロン・ワイヤー、ライリー・ウッドワード、エヴァン・ナッシュの4名に与えられました。

 

■ PBA50北西部地域:マイケル・ケネディが圧巻の全勝優勝

地域創設者であり、長年大会ディレクターを務めたPBA殿堂入りのゲイリー・マージ氏を追悼する「PBA50 RPI ゲイリー・マージ・メモリアル予選」では、マイケル・ケネディ選手が圧倒的な強さを見せつけました。

マッチプレイ3試合で無敗(6勝0敗)を記録、平均スコアは220超えとまさに貫禄の内容。ケネディ選手の他、クレイグ・トゥホルスキ選手、リッチ・コーウィン選手が北西部地域からの出場を決めています。

 

■ これまでのRPI出場決定者と今後の予定

先に東部地域からはアレックス・ホートン、ジョー・パルセック、アンドリュー・ホール、アンドリュー・サスクレバの4名がRPI出場を決定。さらに、今月初めには中部および南西部地域からも10名が出場権を獲得しています。

今後は、PBAスウェーデン、日本、中国地域の代表選手の発表が予定されています。

今週末にRPI予選大会は予定されていませんが、
10月24日から26日にかけて、ミッドウエスト地域で予選が開催される予定です。

 

年末のRPIに向けて、注目高まる

年末に開催される「2025 BowlTV PBA RPI」は、世界中の才能ある選手が集結する注目のイベントです。今回出場を決めた選手たちは、地域予選での厳しい戦いを勝ち抜いた実力者ばかり。どのような戦いが繰り広げられるのか、今から期待が高まります

最新情報や出場資格、ルールなどの詳細は、BowlTVの公式サイトで確認できます。