
JPBAシーズントライアル2025サマーシリーズ(ミスズボウル)
2025年7月8日(火)、広島県広島市佐伯区のミスズボウルにて、「JPBAシーズントライアル2025 サマーシリーズ」が開催されました。
本大会は、日本プロボウリング協会(JPBA)主催・公認の公式戦で、全国から集まったプロボウラーたちが夏の頂点を目指して激闘を繰り広げました。
競技は、予選(8ゲーム)・準決勝(4ゲーム)・決勝(シュートアウト方式)の3部構成で実施され、各ステージを勝ち抜いた上位選手たちが白熱の試合を展開しました。
決勝
決勝はシュートアウト方式で行われ、3ステージの戦いを経て、竹本圭実選手(賀茂ボール)が見事優勝を果たしました。
1stマッチでは、前田祐輔選手が246ピンを叩き出すも、道菅真選手が247ピンと1ピン差で勝利。
2ndマッチでは道菅選手が勢いそのままに229ピンをマークし、藤川大輔選手や御手洗彰彦選手らを退け決勝進出。
優勝決定戦では、竹本圭実選手が205ピンを記録し、202ピンの道菅選手を僅差で下して栄冠を手にしました。
入賞者リスト
順位 | 名前 | 所属 | 賞金(円) |
---|---|---|---|
優勝 | 竹本 圭実 | 賀茂ボール | 63,000 |
2位 | 道菅 真 | 広島パークレーン/サンブリッジ | 45,300 |
3位 | 御手洗 彰彦 | 松山中央ボウル | 30,200 |
4位 | 藤川 大輔 | ラウンドワンジャパン | 27,700 |
5位 | 山上 英章 | スポガ久留米 | 25,200 |
6位 | 福原 尊 | フリー | 22,600 |
7位 | 前田 祐輔 | NPO法人ライフアップサポート | 20,100 |
8位 | 田中 義一 | (株)広島パークレーン | 17,600 |
※全体を通してパーフェクトゲームの達成者はなし。
準決勝
準決勝は上位18名によって4ゲームが行われ、そのスコアを予選と合算して決勝進出者8名が決定されました。
竹本選手は、準決勝4Gで952ピンを記録し、通算2851ピン(平均237.58)と高得点をマーク。
御手洗彰彦選手(2848ピン)、藤川大輔選手(2847ピン)も僅差で続きました。
予選
予選には34名が参加し、8ゲームによるトータルスコアで順位を争いました。
トップ通過は御手洗彰彦選手(1904ピン)、続いて竹本選手(1899ピン)、藤川選手(1897ピン)と続きました。
注目は、藤川選手の前半4G合計1007ピンという驚異的なスタートダッシュ。
後半で崩れる選手も多く、安定感が鍵となる展開でした。
解説とまとめ
本大会では、シュートアウト形式ならではの緊張感ある展開が随所に見られ、1ピン差での勝負や一発勝負のプレッシャーの中でのハイゲームなど、見応えある試合が続きました。
優勝した竹本圭実選手は、予選・準決勝・決勝と安定したスコアを維持し、勝負どころでの集中力が光りました。
また、準決勝から連勝で決勝に進出した道菅真選手の勢いも印象的でした。
今後のシーズントライアルシリーズにおいても、若手とベテランの熱い戦いが続くことが期待されます。
選手たちの今後の活躍に注目です。