
PBAプレイヤーズ・チャンピオンシップ開幕戦、ドンブロウスキーが首位発進
2025年のPBAプレイヤーズ・チャンピオンシップがミシガン州ジャクソンのJAX 60で開幕し、開幕ラウンドを終えてオハイオ州出身のパトリック・ドンブロウスキー選手がリードを奪いました。ドンブロウスキー選手は、37フィートのドン・カーターオイルパターンで8ゲーム合計1,929ピン(+329)を記録し、平均241以上のスコアをマークしました。
続く上位陣には、イーサン・フィオーレ(1,905)、アルトゥーロ・キンテロ(1,881)、サム・デウィットIII(1,870)、ベンジー・マルティネス(1,842)が名を連ねています。
ドンブロウスキー、戦略的修正で好スタート
Bスカッドをリードしたドンブロウスキー選手は、前日の練習で手応えを感じられなかったことを受け、ボールの表面を強化し、可能な限り「右側」を使いながら投球を続けたと語っています。
「できるだけ右を使って、変化に先回りするよう意識しました」とドンブロウスキー選手。「今後も同じようにショットを決めて、スコアにとらわれずに進めていきたいと思います。」
フィオーレ、課題を感じつつも自信獲得
Aスカッドをリードしたイーサン・フィオーレ選手は、過去のマイク・オールビー・ネバダクラシックでの激戦で注目を集めた若手選手。今回も1,905ピン(+309)と高スコアを出しながら、自身のパフォーマンスを「10点中6点」とやや辛口に評価しました。
「たくさんスペアを外したし、ショットも完璧じゃなかった」とフィオーレ選手。「でも、それでも競り勝てたのは大きな自信になる。今後の展開に繋げたいですね。」
注目の選手たちの現状
今季のPBA年間最優秀選手候補の筆頭、EJタケット選手は1,606ピン(+6)で105位と出遅れ。カットライン(現在はディック・アレン選手の+39)から33ピン差に位置しています。
今後のスケジュール
大会は水曜日に第2予選ラウンドが行われ、Bスカッドが午前10時、Aスカッドが午後5時に出場。その後、上位半数の選手が木曜日のアドバンサーラウンド(8ゲーム)に進出します。さらにその夜のキャッシャーズラウンド(8ゲーム)を経て、上位16選手が金曜日の総当たり戦に進出します。
金曜日は午前11時と午後6時からマッチプレーが2ラウンド行われ、上位9名がテレビ中継ラウンドへと進みます。
決勝ラウンドの概要
決勝ラウンドは2部構成となっており、4月12日(土)午後7時(東部時間)にFS1でプレリム(5~9位の選手によるステップラダー形式)が放送予定。勝者は翌13日(日)正午からFOXで生中継されるファイナルラウンドに進出し、1~4位の選手と優勝を争います。
チケット情報
現地観戦チケットは、1日券が15ドル、金曜日までの通し券が40ドル、テレビ中継ラウンドを含む通し券が75ドルとなっています。詳細はJAX 60までお問い合わせください。
今後の展開にも注目が集まるPBAプレイヤーズ・チャンピオンシップ。大会の最新情報は引き続きお見逃しなく。