PBA50ツアー2026開幕!
45周年シーズンの全日程と見どころまとめ

PBA50ツアー2026年日程発表――WSOB集中開催配信強化で“追いかけやすい”シーズンに

PBA50ツアーの2026年シーズン(第45回)スケジュールが公開された。開幕は4月13日、フロリダ州ザ・ヴィレッジズのSpanish Springs Lanesで行われる「PBA50 The Villages Classic」。ファンに愛されてきた会場でスタートを切るのは、節目の45周年シーズンにふさわしい“王道の開幕”と言える。

今季最大の焦点は、4月30日から5月12日までミネソタ州ブルーミントンのAMF Southtown Lanesで開催される「PBA50 World Series of Bowling(WSOB)IV」だ。PBA(レギュラーツアー)のWSOB XVIIと同期間に併催される形で、シニアの大舞台が一気に熱を帯びる。さらに、PBA50 WSOBの4つのタイトルイベントの決勝ラウンドはCBS Sports Networkで生中継予定。勝負の瞬間が“全国放送の空気”で切り取られるのは、選手にとってもファンにとっても特別だ。

そして視聴面でも追い風がある。テレビ中継対象となるWSOB決勝ラウンドを除き、PBA50ツアー全体はBowlTVでライブ配信される。現地観戦が難しいファンでも、開幕から最終戦まで一貫して追いかけられる設計になっている。エントリー受付開始は3月7日。シーズンの輪郭が早い段階で見えることで、選手・ファン双方が準備しやすい年になりそうだ。

 

見どころは3点。WSOBで勢力図が動く全米縦断の適応力豪華すぎる参戦予定メンバー

1)シーズンの“核”はWSOB IV――短期決戦が、年間の流れを決める

WSOBは、同会場・同期間に複数タイトル戦が集約されるのが最大の特徴だ。1大会ずつ開催地を移動する通常のツアーと違い、「同じ環境で連戦しながら微調整を積み重ねる力」が問われる。レーンへの適応が早い選手ほどスタートダッシュを決めやすい一方、対策を立て直す修正力がある選手は中盤以降に浮上する。短期決戦ゆえに、序盤の数ゲームが後半の呼吸まで左右する展開も珍しくない。

加えて今季は、WSOB内の4つのタイトルイベント決勝ラウンドがCBS Sports Networkで生中継される。テレビの生放送は、単に「勝てばいい」だけではなく、「勝ち切る姿が画面に残る」舞台だ。ストライクを重ねる技術はもちろん、プレッシャー下での配球、選択の意図、終盤の一投の説得力まで含めて“勝者の物語”が濃くなる。45周年シーズンの象徴的なシーンは、まずこのWSOBで生まれる可能性が高い。

 

2)WSOB後は西へ、そして東へ――移動の連続が、地力と再現性を炙り出す

WSOB(ミネソタ)後、ツアーはコロラドを経てラスベガスへ。そこからオクラホマ、インディアナ、オハイオ、バージニアと東側の開催地を重ね、最後はウェストバージニアトーナメント・オブ・チャンピオンズで閉幕する。春の中西部で大舞台を戦い、初夏は山岳・砂漠・中南部を通過し、夏は東部で締める――そんな全米縦断ルートだ。

この移動ルートは、選手に「環境が変わっても崩れない強さ」を要求する。会場が変われば、レーンの性格やプレー感覚も変化する。連戦が続くほど、疲労の管理やボール選択の精度も問われる。WSOBで勢いを掴んだ選手が、そのまま後半戦でも結果を出せるのか。あるいは、後半戦で適応力を武器に巻き返す選手が現れるのか。年間のドラマは、WSOBだけでは終わらない。

 

3)主役は連覇中の年間王者――そして殿堂級レジェンドが一斉に名を連ねる

今季のヘッドライナーとして挙げられているのは、2年連続PBA50 Player of the Yearのジョン・ジャナウィッツ。年間王者が連覇を重ねることは、ツアーに「追う側の物語」を生む。誰が彼の安定感を崩し、どこで流れを奪うのか。特にWSOBのような集中開催は、王者の強さがそのまま結果に出やすい一方、対策が噛み合えば“まとめてひっくり返る”危うさもある。

さらに、参戦が見込まれる顔ぶれが圧倒的だ。ピート・ウェバー、クリス・バーンズ、パーカー・ボーン、ミカ・コイヴニエミ、ウォルター・レイ・ウィリアムズJr.、アムレト・モナチェリ、トム・ヘス――。PBAの歴史を知るファンほど、この名前の並びに体温が上がるだろう。シニアツアーは単なる“ベテランの場”ではなく、経験と技術が研ぎ澄まされる舞台だ。特にテレビ中継が入るWSOB決勝は、レジェンドがレジェンドたる所以を見せる格好のステージになる。

 

4)視聴導線が明快:WSOB決勝はテレビ、それ以外はBowlTV

観戦者目線でうれしいのは、視聴の入口が分かりやすい点だ。WSOBの決勝ラウンドはCBS Sports Networkで生中継予定。それ以外のPBA50ツアーはBowlTVでライブ配信される。つまり、「大舞台の山場はテレビで」「日程全体は配信で追う」という整理ができる。

 

2026年 PBA50ツアー日程(発表内容)

  • PBA50 The Villages Classic
    4月13日~16日Spanish Springs Lanes(フロリダ州 The Villages)

  • PBA50 World Series of Bowling IV
    4月30日~5月12日AMF Southtown Lanes(ミネソタ州 Bloomington)

  • PBA50 Ballard Championship
    4月30日~5月9日/AMF Southtown Lanes(ミネソタ州 Bloomington)

  • PBA50 Monacelli Championship
    4月30日~5月10日/AMF Southtown Lanes(ミネソタ州 Bloomington)

  • PBA50 Petraglia Championship
    4月30日~5月11日/AMF Southtown Lanes(ミネソタ州 Bloomington)

  • PBA50 WSOB IV World Championship
    4月30日~5月12日/AMF Southtown Lanes(ミネソタ州 Bloomington)

  • PBA Senior U.S. Open
    5月19日~24日/Highland Park Lanes(コロラド州 Greeley)

  • USBC Super Senior Classic
    5月27日~31日/Sam’s Town Bowling Center(ネバダ州 Las Vegas)

  • USBC Senior Masters
    5月31日~6月7日/Sam’s Town Bowling Center(ネバダ州 Las Vegas)

  • PBA50 FireLake Classic
    6月11日~14日/FireLake Bowling Center(オクラホマ州 Shawnee)

  • PBA50 David Small’s Championship Lanes Classic
    6月17日~20日/David Small’s Championship Lanes(インディアナ州 Anderson)

  • PBA50 South Shore Classic
    6月22日~25日/Olympia Lanes(インディアナ州 Hammond)

  • PBA60 World Series of Bowling II
    7月2日~8日/Columbus Square Bowling Palace(オハイオ州 Columbus)

  • PBA50 Akron Classic
    7月11日~14日/AMF Riviera Lanes(オハイオ州 Fairlawn)

  • Bud Moore PBA50 Players Championship
    7月17日~22日/Bowl America Woodbridge(バージニア州 Woodbridge)

  • PBA50 Norfolk Classic
    7月27日~30日/AMF Norfolk Lanes(バージニア州 Norfolk)

  • Johnny Petraglia BVL PBA50 Tournament of Champions(最終戦)
    8月4日~8日/Suburban Lanes(ウェストバージニア州 Morgantown)

 

45周年の主戦場は春のWSOB、そして夏の東部戦線――今年は追う価値が明確だ

2026年PBA50ツアーは、開幕の4月から一気にWSOBへ突入し、そこでテレビ生中継の決勝ラウンドという「最大の見せ場」を迎える構図がはっきりしている。短期集中のWSOBで勢力図が動き、その余波が全米縦断の後半戦へどうつながるか年間王者ジャナウィッツの王座防衛ロードと、レジェンドたちの舞台を奪い返す一撃が交差するシーズンになる。

視聴導線も整理され、BowlTVで日程全体を追い、WSOBの決勝はテレビで目撃する。ファンが迷わずシーズンを追える環境が整った今こそ、PBA50の面白さ――経験と技術が凝縮された勝負の濃度――がより伝わるはずだ。次に注目すべきは3月7日のエントリー開始、そして4月13日、フロリダで45周年シーズンの第一投が投じられる。