プロボウリング界に新たな旋風
ピーター・マレー氏がPBAのCEO兼Lucky Strikeのメディア責任者に就任

ボウリング界に訪れた変革の波

アメリカを中心に多くのファンを持つプロボウリング界が、新たなステージに突入しようとしています。世界最大のプロボウリング組織「PBA(Professional Bowlers Association)」と、全米に360以上のエンターテインメント施設を展開する「Lucky Strike Entertainment」は、2026年の大改革に向けて、ピーター・マレー氏をPBAのCEO(最高経営責任者)およびLucky Strikeのメディア責任者に任命したと発表しました。

マレー氏の就任は、ボウリングの未来を再定義する大きな一歩とされており、スポーツ、ライブエンターテインメント、メディア体験の融合を目指した戦略の中核を担うことになります。

 

マレー氏の就任がもたらすビジョンと戦略

スポーツとメディアの融合をリードする人物

ピーター・マレー氏は、総合格闘技団体「PFL(Professional Fighters League)」の創設CEOを務めた実績を持つ人物です。彼はこれまでNFL、アンダーアーマー、WMEなどでリーダーシップを発揮し、ブランドの拡大やファン層の獲得、文化的影響力の強化に成功してきました。

 

PBAを次世代スポーツへ進化させる構想

マレー氏のPBAでの主な役割は、スポーツの近代化とファンとの結びつきを深めることです。2026年のPBAツアーでは、舞台裏へのアクセス強化、選手の人間性を引き出すストーリーテリング、新しいデジタル・ソーシャルメディアフォーマットを活用した施策が予定されています。

特に注目されるのは、2月22日からスタートする「PBA on The CW」によるライブ中継と、4月4日以降CBSおよびParamount+で放送される「PBAワールドチャンピオンシップ決勝」など、10週連続のチャンピオンシップ放送です。CBS Sportsは35時間を超えるPBAツアーの中継を予定しており、かつてない注目度を集めそうです。

 

Lucky Strikeの施設を“ライブスポーツの拠点”へ

マレー氏はLucky Strike Entertainmentのメディア部門責任者としても活動し、同社の全米360以上の施設を「常時稼働型エンターテインメント空間」へと進化させる構想を掲げています。

これらの施設は、PBAの物理的な延長線として機能し、以下のような役割を果たす予定です:

  • 試合中継の視聴スペース

  • アスリートとの交流イベント

  • 限定コンテンツの体験

  • ナイトライフとスポーツを融合した新しいエンターテインメント体験

この戦略により、Lucky Strikeは単なる娯楽施設ではなく、スポーツ、カルチャー、メディアが交差する次世代型体験施設へと進化します。

 

PBAとLucky Strikeが切り拓くスポーツエンタメの新時代

ピーター・マレー氏のリーダーシップの下、PBAとLucky Strike Entertainmentは、ボウリングという伝統的なスポーツを、現代的かつグローバルなエンターテインメントへと再構築しようとしています。

現在、PBAは18万人以上のリーグボウラーを抱え、アマチュアからプロまで幅広い層に支持されています。そこに「アクセス」「革新」「ファン中心」というキーワードを軸にした改革が加わることで、スポーツとしてのボウリング、そしてその周辺体験の質が劇的に向上する可能性があります。

マレー氏が述べた「スポーツがカルチャーと共に生きる時代」の言葉通り、ボウリングはスクリーンの中だけでなく、私たちの日常空間にも深く根を下ろす存在になっていくかもしれません。今後のPBAツアーとLucky Strikeの動向から目が離せません。