ベナードが「1,554(平均259)」で男子歴代5位!86ピン差の独走劇
チームUSAトライアル第4日
記録と熱戦が続くチームUSAトライアル
2026年の「チームUSAトライアル」および「全米アマチュアボウリング選手権」は、ネバダ州ラスベガスのゴールドコースト・ボウリングセンターで進行中です。1月6日(火)に行われた第4ラウンドでは、男子のデオ・ベナード選手(ネバダ州ヘンダーソン)と女子のジャナ・ブランドリーノ選手(イリノイ州シャナホン)が圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を沸かせました。
特にベナード選手は、男子トライアル史上5番目に高い6ゲームシリーズを記録し、完全に他を圧倒。ブランドリーノ選手も抜群の安定感を見せ、女子トップに立ちました。
ベナードとブランドリーノ、それぞれの輝き
デオ・ベナード、驚異の259アベレージで男子首位に
男子の第4ラウンドでは、22歳のデオ・ベナード選手が圧倒的な成績を記録しました。6ゲームトータルは1,554ピン(平均259)。各ゲームのスコアは以下の通りです:
268
289
233
221
244
299
この成績は、チームUSAトライアル史上5位となる大記録であり、2位のスペンサー・ロバージ(ミズーリ州スプリングフィールド)に86ピン差をつける圧勝でした。ロバージ選手もオープニングゲームで299を記録し、合計1,468ピンをマークしましたが、この日はベナードの独壇場となりました。
さらに男子上位陣には以下の選手が名を連ねています:
ジェイコブ・ボックスティ(アイオワ州シーダーラピッズ):1,455ピン
デリック・レワンドウスキー(アイオワ州ブルーグラス):1,452ピン
ブルーノ・ブランダオ(フロリダ州オーランド):1,447ピン
前日(第3ラウンド)で首位だったルーク・スウィタルスキ選手(イリノイ州オークフォレスト)は、この日68位に沈むも、ゲーム5でこの日の唯一のパーフェクトゲーム(300点)を達成しました。
ジャナ・ブランドリーノ、安定感抜群のリード
女子部門では、19歳のジャナ・ブランドリーノ選手が6ゲーム合計1,441ピン(平均240.17)を記録し、132名の選手の中で首位に立ちました。各ゲームのスコアは以下の通りです:
258
244
237
222
224
256
ブランドリーノ選手は一発の高スコアよりも、安定した投球で徐々に差を広げる戦略を貫きました。自身も「このオイルパターンは得意だった」と語り、予想通りの結果に満足の様子です。
2位から5位までの選手は以下の通り:
エイブリー・ドマグイン(カリフォルニア州サンディエゴ):1,430ピン
エリザベス・トゥーバー(ミシガン州ホリー):1,415ピン
マギー・トーマ(テキサス州ニューブラウンフェルズ):1,401ピン
メリア・ミツカビッチ(ペンシルベニア州デュボイス):1,398ピン
なお、カイトリン・スタル選手(ノースカロライナ州ローリー)はゲーム5で296ピンを記録し、パーフェクトゲーム達成を惜しくも逃しました。
最終日への期待と選手たちの決意
第4ラウンド終了時点での総合ランキングでは、男子はキャメロン・クロウ選手(イリノイ州オーランドパーク)が43ポイントで首位、女子はエリザベス・トゥーバー選手が22ポイントでリードを保っています。
ベナード選手は初日70位、2日目97位という苦しいスタートから、3日目で6位、4日目でトップという見事な巻き返しを見せ、現在総合23位に浮上。最終日にはさらなる飛躍を狙います。
「今日の結果には満足しています。まさか歴代トップ5に入るスコアを出せるとは思いませんでした。明日はもっと難しくなると思いますが、今日と同じように粘り強くいきたい」(ベナード選手)
一方、ブランドリーノ選手も「明日は苦戦が予想されるが、我慢強く戦ってチャンスを掴みたい」と意気込みを語りました。現在総合5位タイに位置し、U.S.アマチュア部門でも4位につける彼女にとっても、重要な一日となるでしょう。
補足情報:トライアル最終日と代表選考の仕組み
最終第5ラウンドは、水曜日(1月7日)午前11時(東部時間)に男子、午後6時に女子の試合が開始されます。
全5ラウンドの合計ランキングポイント(低いほど良い)により、男子・女子それぞれ上位4名の年齢資格を満たす選手が自動的に2026年チームUSAに選出されます。
加えて、U.S.アマチュア選手権では、上位3名がステップラダー決勝に進出し、優勝者はチームUSAへの追加選出対象となります。
ナショナルセレクション委員会により、さらに男子2名・女子2名が選抜されます。
2026年チームUSAを目指す選手たちの熱い戦いは、いよいよ最終日へ。波乱と興奮が続くこのトライアルから、どんなドラマが生まれるのか注目です。