ついに頂点が決定!
2000年以降の最強ボウラー5人とは?
2000年〜2025年の25年間、PBAツアーは500人以上のチャンピオンを輩出し、スタイルや戦術が劇的に進化しました。ツーハンド革命の到来、新世代の台頭、そしてレジェンドの継続的活躍。
その歴史を総括すべく、PBAは「この25年間で最も偉大なボウラー25名」を公式発表しました。
今回の記事では、ついに発表された第5位〜第1位のプレイヤーについて詳しく解説します。
ランキング基準項目
通常大会トップ5入り:1pt
メジャー大会トップ5入り:2pt
通常優勝:5pt
メジャー優勝:7.5pt
年間最優秀選手:15pt
いずれも2000〜2025年の期間に獲得した成績のみで計算されています。
第5位:ウォルター・レイ・ウィリアムス Jr.(221pt)
通常:11勝
メジャー:6勝
トップ5:75回
POY:2回
PBA史上最多優勝記録を持つ“史上最強の勝者”であり、40代以降だけでメジャー6勝という超人的な成績を記録。
ベテラン期にもかかわらず勝利を積み上げ続けた“時代を超える現役力”こそ、ウィリアムス最大の象徴です。
第4位:クリス・バーンズ(226.5pt)
通常:14勝
メジャー:3勝
トップ5入り:100回
POY:1回
トップ5入り81回はランキング内1位で、“安定性の象徴”とも言える選手。
さらに、トリプルクラウン達成者という希少なタイトル保持者でもあります。
「もしあと数勝積んでいれば3位も狙えた」――それほど実力が拮抗した位置にいます。
第3位:ノーム・デューク(236.5pt)
通常:18勝
メジャー:5勝
トップ5:72回
POY:1回
メジャー3大会連続優勝というPBA史で唯一の記録を持つ名選手。
さらに計23勝という“結果で競り勝った男”。
「ピンがあと1本倒れていれば順位は変わった」という超接戦の中、勝利という数値で他選手を上回りました。
第2位:EJタケット(327.5pt)
通常:20勝(最多)
メジャー:7勝
トップ5:92回
POY:4回
ランキング対象期間の半分しか参戦していないのに2位に到達した唯一の存在。
特に直近3年は異常レベルで、
メジャー5勝
POY3回
だけで、単体でランキング11位相当のポイントという規格外ぶり。
つまり、タケットは「時代の覇王」という言葉が最も似合うプレイヤーと言えます。
第1位:ジェイソン・ベルモンテ(450.5pt)
通常:17勝
メジャー:15勝(歴代最多)
トップ5:110回
POY:7回(歴代最多タイ)
15のメジャー勝利は他選手の“倍以上”、年間最優秀選手賞7回も歴代最多タイ。
さらに驚くべきは、
もし15のメジャー優勝をすべて除外しても1位になるという圧倒的差
という事実です。
まさに、
「21世紀最強」=ジェイソン・ベルモンテ
これは誰の目から見ても明らかと言っていいでしょう。
「現代ボウリングの答え」がこの5人にある
| 順位 | 選手名 | 通常勝利 | メジャー | POY |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ベルモンテ | 17 | 15 | 7 |
| 2位 | タケット | 20 | 7 | 4 |
| 3位 | デューク | 18 | 5 | 1 |
| 4位 | バーンズ | 14 | 3 | 1 |
| 5位 | ウィリアムス | 11 | 6 | 2 |
この5人は、それぞれがボウリングの進化を象徴する存在であり、PBAの歴史はこの5人の名前なしには語れません。