日本女子チームが銅メダル獲得!
2025IBF世界ボウリング選手権大会・チーム戦
日本女子チーム、世界の強豪相手に健闘
2025年12月3日と5日に香港で開催されたIBF(国際ボウリング連盟)世界ボウリング選手権大会の最終種目「チーム戦」において、日本女子代表が銅メダルを獲得しました。世界中から強豪が集結するこの大会で、日本チームは持ち前のチームワークと集中力を発揮し、見事表彰台に上がる結果を残しました。
厳しい戦いを勝ち抜いた日本女子の軌跡
予選:6位通過で決勝ラウンドへ望みをつなぐ
12月3日に行われた予選ラウンドでは、7ゲームのスコア合計で順位が決定しました。日本女子は合計スコア1,360で6位となり、2ndラウンド(総当たり戦)への進出が決定しました。
2ndラウンド:熾烈な総当たり戦を突破
2ndラウンドでは8チームによる1ゲーム制の総当たり戦が行われ、日本は韓国、アメリカ、シンガポールと並んで4勝を挙げ、2位タイとなりました。1位のマレーシアを除いた4チームが同率となったため、決勝ラウンド進出をかけたプレーオフが実施されました。
プレーオフでは、日本が197点を記録し、3番手で決勝ラウンド進出の切符を獲得しました。
決勝ラウンド:惜しくも敗退も堂々の銅メダル
12月5日、Queen Elizabeth Stadiumで開催された決勝ラウンドは、2ゲーム先取制のトーナメント方式で行われました。3位決定戦で日本は予選1位のマレーシアと対戦。1ゲーム目を177対204で落とし、続く2ゲーム目も145対198で敗退。その結果、日本は銅メダルを獲得しました。
出場選手は佐藤、渡辺、入江、今井、泉宗、石本の6名。チームとして一丸となり世界に挑戦した姿勢が光る戦いでした。
成果と課題を胸に、次なるステージへ
今回の大会で、日本女子チームは世界のトップレベルと互角に戦い、価値ある銅メダルを手にしました。決勝ラウンドでは課題も見えましたが、さらなる成長が期待される結果となりました。
一方、男子チームは予選21位という悔しい結果に終わりましたが、次回大会に向けた課題克服と巻き返しが期待されます。
今後の国際大会での日本代表の活躍に注目が集まります。
【大会結果まとめ】
・女子チーム戦:第3位(銅メダル)
・男子チーム戦:第21位(予選敗退)