Team USA男子トリオ、メダル戦線から敗退
2025 IBF世界選手権・香港大会

2025年IBF世界選手権(香港・カイタクスポーツパーク「Top Bowl」)は月曜日、男子トリオ戦の第1・第2ラウンドが行われ、Team USAは2チームを投入して挑んだものの、いずれも準決勝へ進出できずメダル争いから脱落した。

 

第1チーム:アンダーソン/バーンズ/ハナラハン

― 予選5位通過も、ラウンド16で失速 ―

米国の アンドリュー・アンダーソン(ミシガン州)
ライアン・バーンズ(テキサス州)
パッキー・ハナラハン(カンザス州) のトリオは、Squad 1に登場。

予選7ゲームで 1,556(平均222.29) を叩き出し、
56チーム中5位でラウンド16へ進出した。
スコアは以下の通り:

  • 210 / 213 / 197 / 216 / 224 / 289 / 207

特に第6ゲームの 289点が際立つハイスコアとなり、好調な滑り出しを見せた。

しかしラウンド16では勢いを維持できず、
7ゲーム合計は平均204に低下。

  • 205 / 224 / 226 / 140 / 188 / 209 / 236

2勝5敗の戦績でグループAの7位となり、ここで敗退した。

 

● グループA通過チーム

  • 韓国(智根・金俊榮・白承旼):5勝1敗1分

  • スウェーデン(ブロムグレン/ロセン/アンデション):4勝3敗

スウェーデンはラスト4試合を連勝して逆転通過を果たし、アメリカを押しのける形となった。

 

第2チーム:ジョンソン/プラザー/ビア

― 精度を欠き33位で予選敗退 ―

Squad 2で登場した
AJ・ジョンソン(ウィスコンシン州)
クリストファー・プラザー(イリノイ州)
クリス・ビア(オハイオ州) のチームは、予選で安定した投球を欠き、
1,415(平均202.14)で33位

  • 194 / 212 / 188 / 221 / 188 / 216 / 196

上位16入りには届かず、ラウンド16へ進むことなく敗退となった。

 

準決勝へ進む4チーム

ラウンド16を通過し、木曜日の準決勝へ駒を進めたのは以下の4チーム。

● グループA

  • 韓国

  • スウェーデン

● グループB

  • デンマーク(オスタガード/ソレンセン/カーター)

  • オーストラリア(ディナム/ドイル/ウォルシュ)

いずれも 5勝2敗 の好成績で決勝ラウンドへ進んだ。

準決勝および決勝は、木曜日に香港・湾仔(ワンチャイ)の Queen Elizabeth Stadium で行われる。

 

明日からは女子トリオ戦がスタート

火曜日には女子トリオ戦の第1・第2ラウンドが行われ、Team USAからは以下2チームが出場する。

● Squad 1

  • ブリアナ・クレマー(ケンタッキー州)

  • ブライアナ・コテ(アリゾナ州)

  • ローレン・ルッソ(ミズーリ州)

● Squad 2

  • ジュリア・ボンド(ネブラスカ州)

  • ジリアン・マーティン(オハイオ州)

  • シャノン・プルハウスキー(オハイオ州)

44チーム中16位以内の予選通過、さらにグループ戦1位または2位が決勝進出条件となり、激しい戦いが予想される。

 

大会は金曜日に閉幕へ

水曜日には男子・女子の団体戦(5人チーム)が始まり、
木曜にトリオ決勝、金曜にチーム戦決勝が行われる。

大会最終日の金曜夜には Victory Banquet(閉会晩餐会) が開催され、
2025年IBF世界選手権は閉幕する。