さわやかカップ2025 第32回千葉オープン女子チャリティボウリングトーナメント選抜大会
熱戦開幕!プロとアマが織りなす一大ボウリング祭典
2025年10月24日から26日までの3日間、千葉県富津市の富津スターレーンにて、「さわやかカップ2025 第32回千葉オープン女子チャリティボウリングトーナメント」が開催されました。
この大会は、千葉日報社と千葉県ボウリング場協会が主催し、公益社団法人日本プロボウリング協会(JPBA)公認のA公認大会として位置付けられています。
大会には、トーナメントシード選手26名、選抜通過者52名、アマチュア選手28名の合計106名が本戦に進出。優勝賞金は200万円、賞金総額は700万円となっており、女子プロボウリング界でも注目度の高い大会です。
プロ選抜大会レポートと注目の選手たち
🔸プロ選抜大会とは?
大会初日の10月24日(金)には、プロ選抜大会(8ゲーム制)が開催されました。この選抜大会は、本大会出場をかけた熾烈な争いであり、Aシフト・Bシフトの2部制で合計104名のプロボウラーが出場。各シフト上位26名ずつ、合計52名が本大会に進出できる仕組みです。
選抜大会は朝から晩まで行われ、選手たちは集中力と体力が問われる8ゲームを投げ抜きました。
🥇総合トップは安藤瞳プロ!圧巻のスコアで本大会進出
この選抜大会で総合1位に輝いたのは、東名ボール所属の安藤瞳プロ(43期)。
前半4ゲームで896ピン、後半も安定した投球で811ピンを記録し、合計1,707ピン(アベレージ213.37)という驚異的なスコアを叩き出しました。
特に第4ゲームでの257ピンという高得点は、会場を沸かせるハイパフォーマンスでした。
🏆白熱の上位争い!上位10名の顔ぶれ
選抜大会は終始接戦で、わずか数ピン差で順位が入れ替わる緊張感の中、以下の選手たちがトップ10に名を連ねました。
| 順位 | 選手名 | 所属 | 総得点 | アベレージ |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 安藤 瞳 | 東名ボール | 1707 | 213.37 |
| 2位 | 白石 順子 | 株式会社サウンド・ストーリー | 1704 | 213.00 |
| 3位 | 岸田 有加 | ACTエースレーン/STEEL SPORTS | 1701 | 212.62 |
| 4位 | 渡辺 莉央 | ITカンファー(株) | 1699 | 212.37 |
| 5位 | 廣澤 一美 | トミコシ高島平ボウル | 1692 | 211.50 |
| 6位 | 浅田 梨奈 | スターレーン | 1687 | 210.87 |
| 7位 | 徳田 有紀 | フリー | 1686 | 210.75 |
| 8位 | 坂倉 にいな | カニエJAPAN・アソビックス | 1685 | 210.62 |
| 9位 | 本橋 優美 | スターレーン | 1651 | 206.37 |
| 10位 | 石井 萌佳 | フリー/ABS | 1649 | 206.12 |
特筆すべきは、上位4名がすべてアベレージ212点超えというハイレベルな争いを繰り広げた点。ベテランから若手まで、多様な顔ぶれが揃い、今後の本戦でも注目が集まります。
🎯個性豊かなプレースタイルと戦略
選手たちのスコアに注目が集まる中、それぞれの投球スタイルや戦略にも多くの見どころがありました。
岸田有加プロは安定したフォームと高いストライク率で観客を魅了。
廣澤一美プロは後半4ゲームで243ピン・257ピンと怒涛の追い上げを見せ、圧巻の実力を発揮しました。
浅田梨奈プロは前半を苦しみながらも後半に275ピンを叩き出す爆発力で巻き返しを果たしました。
いよいよ予選・決勝へ!熱戦は続く
このプロ選抜大会を経て、本戦出場者52名が決定。10月25日からは、本戦予選8Gと準決勝、そして最終日のテレビ決勝ステップラダー方式による頂上決戦が行われます。
また、ストライク1本につき100円が児童福祉へ寄付されるチャリティ企画も実施されており、競技と社会貢献を両立した大会となっています。
「勝負の女神は誰に微笑むのか」— 本戦の行方から目が離せません!
📺 TV放送・ライブ配信も要チェック!
スカイAにて後日放映予定
YouTube「JPBA LIVE」チャンネルにてライブ配信実施