ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING 2025
JPBA予選ラウンド L会場 成績結果

全国を駆け抜けるボウリングの祭典

2025年10月7日、滋賀県・ラウンドワンスタジアム浜大津アーカス店にて、「ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING(GCB)2025」のJPBA予選ラウンドが開催されました。全国12会場で行われるこの予選ラウンドは、日本プロボウリング協会(JPBA)主催の公式戦で、全国のトッププロが一堂に会する注目の大会です。

今大会では、男女のレギュラー部門、アクティブジェネレーション部門(50歳以上)、グランドジェネレーション部門(65歳以上)という3カテゴリーで予選が行われ、白熱した競技が繰り広げられました。

 

各部門のハイライトと注目選手

【男子レギュラー部門】

男子レギュラー部門では、24名、21名、19名の選手が3シフトに分かれて出場し、上位2名と会場総合7位決勝大会進出を決めました。

トップ通過を果たしたのは、医療法人芙蓉会 南草津病院所属の松本貴臣選手で、スコアは694と圧巻の内容でした。2位には水野耕佑選手(岩屋キャノンボウル)が693点という僅差で続きました。3位には正田晃也選手(株式会社コロナワールド・近亀時計店・さくら)が678点で名を連ねました。

続いて、藤博文選手(フリー)が670点、増田優希選手(岩屋キャノンボウル)が667点、石野宏選手(株式会社グランドボウル)が657点でそれぞれシフト上位に入り、決勝進出を確定させました。

また、3シフトの総合成績で会場7位に位置した犬飼健志選手(東名ボール)は、682点を記録し、ワイルドカード枠での決勝進出を果たしました。

以上の7名が、L会場からJPBA決勝大会への切符を手にしました。

 

【男子アクティブジェネレーション部門(50歳以上)】

こちらは各シフト8名ずつが出場し、上位2名が決勝進出

  • 吉田孝二選手(ラウンドワンジャパン/ABS)が667点で圧巻のトップ通過

  • 寺村文孝選手(アルゴセブン)が639点で続き、安定感のある投球が光りました。

ベテラン勢の技術力が存分に発揮された戦いでした。

 

【男子グランドジェネレーション部門(65歳以上)】

この部門は3名×3シフト=9名での開催。L会場の成績上位者が全国12会場総合でF I N A L進出を目指します。

  • 星野宏幸選手(A.Cグランド/ABS)が596点(平均198.66点)をマークし、安定感を見せました。

少人数でも熱戦が繰り広げられました。

 

【女子レギュラー部門】

女子レギュラー部門も同様に3シフト制で行われ、13名・11名・9名の出場がありました。

北田舞子選手(栗東ボウリングジム)が660点を記録し、安定感と爆発力を兼ね備えた内容でトップ通過を決めました。

続く2位通過は、後藤光々音選手(株式会社サウンド・ストーリー/サンブリッジ)で、スコアは635点

3位には本橋優美選手(スターレーン)が626点で入り、4位の安田明香里選手(東興鉛鉄工業株式会社)も611点を記録しました。

5位には水谷若菜選手(フリー/フタバオンラインショップ)が598点、6位には松永裕美選手(ABS)が590点で続き、いずれも安定した投球でシフト上位2枠を獲得しました。

そして、3シフト総合成績による会場7位として、溝口睦実選手(株式会社コロナワールド)が588点を挙げ、ワイルドカード枠での決勝大会進出を決めました。

これら7名が、女子レギュラー部門のL会場を勝ち抜き、10月17日・18日に大阪で開催されるJPBA決勝大会へと駒を進めることとなります。

 

【女子アクティブジェネレーション部門(50歳以上)】

  • 北田真紀子選手が652点宮田澄子選手が611点を記録し、それぞれ決勝進出

  • 3ゲーム平均200点超えの安定感が光りました。

こちらもベテラン選手の実力が際立ちました。

 

【女子グランドジェネレーション部門(65歳以上)】

参加者は少数ながらも、小笹久美子選手が552点を記録。全国成績上位6名によるF I N A L進出を目指します。

 

決勝大会とF I N A Lへ向けて

JPBA予選ラウンドL会場の大会を終え、選手たちは次なるステージであるJPBA決勝大会(10月17日・18日開催)に向けて準備を整えます。

各カテゴリーで活躍した選手たちは、それぞれの年齢・経験に応じた強みを武器に、全国の強豪たちと再び火花を散らすことでしょう。今後の展開からも目が離せません