
第27回DSD三湖コリアカップ国際オープンボウリング大会、予選1日目が白熱の開幕!
韓国・日本・世界の精鋭が集結した初日の熱戦
2025年9月23日、韓国・京畿道の「ボウルトピア(BOWLtopia)」にて、第27回DSD三湖コリアカップ国際オープンボウリング大会の予選1日目が開催されました。本大会は韓国プロボウリング協会(KPBA)、日本プロボウリング協会(JPBA)の共催で、世界中からトップ選手たちが参加。5ゲームの予選をA〜Dの4つのシフトに分かれて実施し、各選手が実力を発揮しました。
各シフトの注目選手とハイライト
Aシフト:驚異のアベレージ257.4、イム・ドンソンが首位発進
Aシフトでは、Im Dongsung(임동성)選手が267、246、269、227、278のトータル1287ピン(AVG 257.4)という圧巻のスコアでトップに立ちました。彼のゲームは安定感と爆発力を兼ね備え、観客の視線を一気に集めました。
その他にも、韓国・日本・香港の強豪が健闘。손우종(Son WooJong)選手は2位、진견호(Jin GyeonHo)選手が3位と続き、アマチュアとプロの実力が拮抗する戦いとなりました。
Bシフト:アマ女子・김푸른がサプライズ首位
Bシフトでは、Kim Pureun(김푸른)選手がなんと女子選手ながらも1243ピンをマークし、首位に立ちました(ハンディキャップ6ピン込み)。2位は安定した投球を見せたKim Junghyun(김정현)選手で、全体的に高水準のスコアを維持し続けました。
男子プロも多く出場した中での女子選手の快進撃は、今後の展開にも大きな注目を集めそうです。
Cシフト:PBAのGraham FachがAシフトと並ぶ高得点
Cシフトでは、アメリカPBAのGraham Fach選手が1287ピン(AVG 257.4)を記録し、AシフトのIm選手と並ぶハイスコアでトップに。彼の投球は全ゲームで230点以上を記録し、世界トップレベルの実力を見せつけました。
日本からはJPBAのKikuta Itsuki(菊田樹)選手が5位にランクインし、海外選手との一騎打ちに期待がかかります。
Dシフト:JPBAのKimura Akiraが強さを見せる
最終シフトとなるDシフトでは、Kimura Akira(木村晃)選手(JPBA)が287点から始まるハイペースで1234ピンを獲得、全体3位相当の高スコアでフィニッシュ。
このシフトは日本勢の活躍が目立ち、Kobayashi Takayuki(小林孝至)選手も7位と好位置につけています。
予選後半と準決勝に向けて、64名が激戦を繰り広げる!
本大会は、予選10ゲーム(2日間)を通じて各シフト上位16名、合計64名が準決勝トーナメントに進出します。予選2日目は9月24日(水)に開催され、5ゲームのスコアが加算されて総合順位が決まります。
また、賞金総額は3億ウォン(約3,000万円)、優勝賞金は6,000万ウォン(約600万円)というビッグマネーがかかった本大会。プロ・アマを問わず、どの選手にもチャンスがあるだけに、今後の展開から目が離せません。
予選2日目、そして準決勝・決勝へと続くこの熱戦の行方に、引き続き注目しましょう。
大会名: 第27回DSD三湖コリアカップ 国際オープンボウリングトーナメント
日程: 2025年9月22日(月)~26日(金)
会場: ボウルトピア(韓国・京畿道龍仁市)
公式放送: MBC Sports+、KPBA YouTubeチャンネル