
2025年「Chris Schenkel PBA年間最優秀選手賞」候補者が発表される
PBA界最高の栄誉、受賞の行方は?
2025年シーズンの活躍に基づき、プロボウラーズ・アソシエーション(PBA)は「Chris Schenkel PBA年間最優秀選手賞(Player of the Year)」の候補者7名を発表しました。
この賞は、長年にわたりPBAの声として親しまれた殿堂入りスポーツキャスター、クリス・シェンケル氏の功績を称えるものです。
今シーズンも世界最高峰の選手たちが各地の大会でしのぎを削り、激戦を繰り広げてきました。
その中で最も輝いた選手は誰になるのでしょうか。
7人のノミネート選手の実績を紹介
● アンドリュー・アンダーソン(Andrew Anderson)
優勝数:2勝(Mike Aulby Nevada Classic、PBA Tour Finals)
ポイントランキング2位(18,120pt)
賞金ランキング3位(203,781ドル)
平均スコア:224.24
注目点: 2018年以来のシングルス優勝を含むキャリア最高のシーズン。全18大会出場、7度のトップ5入り、14回の賞金獲得。
● ジェイソン・ベルモンテ(Jason Belmonte)
優勝数:1勝(Roth/Holman Doubles Championship)
ポイントランキング3位(15,365pt)
賞金ランキング4位(190,835ドル)
平均スコア:225.87
注目点: 歴代最多タイとなる7回の年間最優秀選手賞受賞歴を持つ。今季もダブルス優勝と安定した成績。
● グラハム・ファック(Graham Fach)
優勝数:1勝(Delaware Classic)
ポイントランキング4位(15,181pt)
賞金ランキング6位(147,925ドル)
平均スコア:221.87
注目点: 2016年以来の優勝で復活を印象付けるシーズン。トップ10入り3回など堅実な成績。
● イーサン・フィオーレ(Ethan Fiore)
優勝数:1勝(Players Championship)
ポイントランキング8位(13,195pt)
賞金ランキング5位(150,095ドル)
平均スコア:220.95
注目点: 非シードからのメジャータイトル獲得。21歳でのノミネートは異例の快挙。
● イェスパー・スヴェンソン(Jesper Svensson)
優勝数:2勝(Tournament of Champions、PBA Playoffs)
ポイントランキング7位(13,440pt)
賞金ランキング2位(271,100ドル)
平均スコア:222.05
注目点: シーズン後半にメジャー2連勝で急浮上。2年連続ノミネートはタケットと2人のみ。
● EJ タケット(EJ Tackett)
優勝数:4勝(U.S. Openなど計4大会)
ポイントランキング1位(34,690pt)
賞金ランキング1位(438,540ドル)
平均スコア:228.60
注目点: シーズン最多勝、最多賞金、最高平均スコア。7大会連続決勝進出など、歴史的記録を樹立。
3年連続での受賞に大きな期待がかかる。
● クリス・ヴィア(Chris Via)
優勝数:1勝(Striking Against Breast Cancer Mixed Doubles)
ポイントランキング6位(14,660pt)
賞金ランキング7位(147,684ドル)
平均スコア:222.15
注目点: 混合ダブルス優勝と安定感あるプレーで、3度目のノミネート。
賞の行方に注目集まる中、最終発表は今月末
7名それぞれが今季を通じて素晴らしい成績を収め、年間最優秀選手にふさわしい実績を持っています。
特に4勝を挙げたEJタケットは、史上初の3年連続受賞が現実味を帯びており、本命と見られています。
一方で、若手の台頭やベテラン勢の再浮上など、ボウリング界の変化も感じられるシーズンでした。
2025年の「Chris Schenkel PBA Player of the Year」は、今月末に正式発表予定。
プロボウリング界最高の栄誉を手にするのは果たして誰になるのでしょうか。
【参考】過去の年間最優秀選手受賞者(近年)
2024年:EJタケット
2023年:EJタケット
2022年:ジェイソン・ベルモンテ
2021年:カイル・トゥループ
2020年:ジェイソン・ベルモンテ
2019年:ジェイソン・ベルモンテ
2018年:アンドリュー・アンダーソン
2017年:ジェイソン・ベルモンテ
2016年:EJタケット
2015年:ジェイソン・ベルモンテ