中日杯2025東海オープンボウリングトーナメント 予選結果発表!

2025年6月27日・28日、三重県と愛知県の2会場で開催された「中日杯2025東海オープンボウリングトーナメント」の男子・女子予選が無事終了しました。今年も全国からプロ・アマチュア選手が集まり、ハイレベルな戦いが展開されています。

 

大会概要

本大会はJPBA(日本プロボウリング協会)が公認する公式大会であり、中日新聞社や日本プロボウリング協会東海地区をはじめとする複数団体が主催・後援を務めています。

  • 男子会場:アソビックスあさひ(三重県三重郡)

  • 女子会場:アソビックスかにえ(愛知県海部郡)

参加者構成:

  • 男子:プロ132名+アマ72名=204名

  • 女子:プロ111名+アマ21名=132名

予選通過ライン:

  • 男子:上位45名

  • 女子:上位35名

 

男子部門 注目選手とハイライト

予選を通じて最も注目を集めたのは、今年JPBAプロテストに合格したばかりの新人、倉持悠人選手(右投げ・63期)です。これが本格的なツアー参戦初年度でありながら、10ゲーム合計2,350点(平均235.0)という驚異的なスコアを叩き出し、見事総合1位通過を果たしました。

倉持選手は前半5Gで1,147点、後半5Gで1,203点を記録。後半の集中力と爆発力は圧巻で、266点や258点など高スコアを連発しました。まだ経験の浅いルーキーながら、その安定感と爆発力は既にトッププロ並み。準決勝以降でも旋風を巻き起こす可能性大です。

2位に入ったのは、竹永竜星選手(ラウンドワンジャパン)。こちらも高水準の2,322点(平均232.2)を記録し、タイトル獲得への執念を感じさせる投球内容でした。

3位には斎藤祐太選手(ボウルスター)がランクインし、上位陣は全員が2,290点以上という超接戦となりました。

さらに注目なのが、地元・アソビックスあさひ所属のアマチュア、瀬戸翔選手。総合9位で堂々と予選を通過し、アマチュア最上位かつ唯一のトップ10入りを果たしました。この快挙は会場を大きく沸かせ、地元ファンから熱い声援が送られました。

 

 👉  男子予選10G成績

女子部門 注目選手とハイライト

女子予選では、中島瑞葵選手(フリー/ABS)が2,191点(平均219.1)で予選首位に輝きました。特筆すべきは後半5Gのスコア1,150点(平均230.0)で、なんと299点というパーフェクト寸前のスコアを叩き出す場面も。大舞台でも冷静かつ攻撃的なボウリングを展開し、堂々たる首位通過を果たしました。

続く2位は、石田万音選手(アルゴセブン/ハイ・スポーツ社)前半5Gで1,131点、後半も1,049点を安定して積み重ね、トータル2,180点とハイレベルな争いを演じました。特に安定感のあるフォームと、ゲームメイクの上手さが光りました。

3位に入ったのは野仲美咲選手(ココレーン)。スコアは2,169点と僅差ながら、着実に高スコアを揃えていく戦略的なボウリングで、上位を確保しました。

 

 👉  女子予選10G成績

 

次のステージへ

予選を通過した男子45名、女子35名は、6月29日(日)に開催される準決勝5Gに挑みます。そこから上位12名が決勝グループラウンドロビンへと進み、最終的にシュートアウト方式で優勝が決定します。

 

今後の注目ポイント

  • 倉持悠人選手の快進撃は続くのか?

  • 中島・石田の熾烈な頂上争いの行方

  • アマチュア勢の決勝進出に期待

  • ラウンドロビンの戦術と心理戦にも注目

 

まとめ

中日杯2025東海オープンは、今年も新人プロの台頭ベテランの底力アマチュアの健闘が交差する見ごたえある大会となっています。

準決勝・決勝の模様はJPBA公式YouTubeチャンネルでも配信予定。歴史に残る決勝の瞬間を、ぜひ見届けてください!

公式ページはこちら

詳しい成績や最新情報については、以下の公式ページをご参照ください:

 👉  中日杯2025東海オープンボウリングトーナメント